【トップページへ戻る】

天才たちのスキャンダル  (2001.7.1)

面白いCDアルバムを買いました。「天才たちのスキャンダル」という名です。
モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、ブラームス、ワーグナー、マーラーが愛した女性をめぐるエピソードが書かれたブックレットが付いています。
偉大な大作曲家たち、しかし、そんな大作曲家たちも私たちと同じように恋をしていました。彼らは、めぐりあいから、熱烈な愛、すれちがい、苦しみ、別れのくり返しの途中途中に音楽を残していきました。
CDアルバム「天才たちのスキャンダル」は、そんな作曲家たちの恋物語を読みやすく小説のように仕立てあります。説明書には、各作曲家や登場してくる女性たちなどの写真も掲載、歌曲やオペラには歌詞対訳もついています。
 
女性たちとのエピソードを持つ楽曲を中心に選曲されていて、そんなエピソードを読みながら作品に耳を傾けると、クラシックの名曲がさらに心に染み込み、切なささえ感じてしまいます。
このアルバムはクラシックの名曲に、作曲家たちをめぐる女性の方から近づいて、心で感じてみようという、とても面白い企画だと思います。レコード会社は購買層のターゲットを若い女性としているそうですが、私のような男性からみても、とても興味のあるものです。
通信販売限定で、全74曲、CD6枚組で15,000円とチョット高いのですが、大作曲家達の女性とのエピソードを読みながらクラシックの名曲に耳を傾けるのもいいものです。

【トップページへ戻る】