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PC UNIXの組み込み
DOSやWindowsに慣れ親しんできましたが、UNIXも少し覚えたいと思い、PCで
UNIXを動かそうと思い立ちました。
PCで動くUNIXには、LinuxやFreeBSDがありますが、LinuxはPC98
ではあまり実績がないということなので、FreeBSDを使うことにしました。
なにぶん始めてなので、手探りで始めたのですが、何とか動くようになりました。
以下に、その経過を報告します。
今回の使用したテキストは、「FreeBSD入門キット(PC98版)」(宮崎忠臣著)で、付録のCD-ROMを使用してインストールしました。
ハードウェア は、PC9821XV13、 CPU:Pentium133MHZ、メモリ:32MB、グラフィックアクセラレータは、Trident製TGUI9680XGIです。
SCSIの外付けHDにインストールしたかったのですが、FreeBSDのインストーラがSCSIアダプタ(IO-DATA:SC-PCI)を認識しなかったので、やむおえず内臓-IDEに組み込みました。
内臓E-IDEのHD(1.6MB)には、Windows95、WindowsNT4.0、Windows3.1が既に組み込まれてましたが、何とか350MB空けてFreeBSD用の領域を作りました。
FreeBSD(98)(2.1.0R)本体は約1時間程で順調に組み込めました。エディタ(vi)ほか、コマンドレベルでは問題無く動いています。
次に、XFree86(98)1.2を組み込んでX-Windowsを動かしたました。ところがここで行き詰まってしまいました。
とりあえずEGC(640×400モード)では動きましたが、SVGAはおろか、PEGC(640×480モード)すら動きません。
Trident製のアクセラレータに対応したXサーバが用意されていない為ですが、640×400モードでは、画面が狭くて使いずらくてしょうがありません。
SVGAでなくとも、せめて640×480モードで動いて欲しく、次のバージョンで対応されることを期待して待とうと思います。
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