【トップページへ戻る】
VNCを使って家庭内のPCを遠隔操作 (2007.5.27)
VNC(Virtual Network Computing)は、手元のパソコンでネットワークに繋がった他のパソコンやサーバの画面をリモートで操作するソフトです。AT&T Laboratoryが吸収したイギリスのOlivetti Research Laboratoryによって開発され、フリーソフトとして無償で配布されています。フリーソフトながら、Windows、MacintoshおよびLinuxなどのUNIX系OSに対応し、互いに異なるプラットフォームのパソコンをリモート操作できるというものです。
ソフトは、手元のマシンで起動するビューワーと、常駐してリモート画面を送信するサーバーから成ります。メニューコマンドから[Ctrl-Alt-Delete]も使えるので、リモートのパソコンを再起動したり、シャットダウンさせることも可能です。
WindowsXP ProfessinalやWindows VISTA Ultimateには、リモートデスクトップというパソコンの遠隔操作の機能があり、ネットワーク経由で他のパソコンをリモートで操作することが出来ますが、
Windows2000やWindowsXP Home Editionにはこの機能がありません。
このため、LANに繋がった我が家のWindows2000やWindowsXP Home Editionのパソコンは、VNCを使って手元のパソコンからリモート操作を行っています。
インストールおよび使用の概略は以下の通りです。
1.VNCのサイトからVNC Free Editionをダウンロードします。
2.ダウンロードしたファイルを実行しインストールします。
操作されるPC(サーバ)への導入の場合は、VNC Server、
操作するPC(ビューワー)への導入の場合は、VNC Viewerにチェック。
サーバの場合は、パスワード設定の場面がでますから、パスワードを設定します。
サーバ、ビューワーともインストール終了時の再起動は不要で、すぐ使えるようになりました。
3.リモート操作の手順は次の通りです。
インストール後、デスクトップにVNC Virewr というアイコンが出来ていますので、これをクリックします。
起動するとアドレスとパスワードの入力のウィンドウが出ますので、
操作される側のパソコンのコンピュータ名(例:SO3500D)またはIPアドレス(例: 192.168.0.9)を入力。
パスワードは先ほど設定したパスワードを入力してOKを押せばサーバ側のデスクトップが開き、
リモート操作が可能になります。
【トップページへ戻る】