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Windows2000 日本語プレリリース版(Beta 3)をインストールしました


Microsoftより、Windows 2000 日本語プレリリース版(Beta 3)Corporate Preview ProgramのCD-ROMが届きました。 早速インストールしてみました。

CD-ROMには、PC/AT互換機用とNEC/PC98用が入っています。
我が家には、PC/AT互換機とNEC/PC98がありますから、両方にインストールしました。 どちらもWindows98等の別のOSが入っているので、それぞれ別のドライブを用意しました。
CD-ROMには、@Windows2000 Professional、AWindows2000 Server、BWindows2000 AdvancedServerが入っています。
PC/AT互換機にはWindows2000 Server、NEC/PC98にはWindows2000 Professinalをインストールしました。なお、Windows2000 Professinalは、WindowsNT4.0のWorkstation相当です。

インストールは、PC/AT互換機で40分、PC98で2時間でした。 PC/AT互換機(SOTEC 3500D)はPentiumV 500MHZ、PC98(PC9821XV)はMMX Pentiun 233MHZですし、ディスクやCD-ROMの速さも影響していると思います。

インストールでの問題点は下記の通りです。
@PC/AT互換機は、おおむね順調でした。WindowsNT4.0のもとでCD-ROMからインストールしましたが、周辺機器はサウンドカードと内蔵モデムカードの他は問題ない様です。ともにドライバーが、Windows2000に対応していない為です。
APC98は苦労しました。WindowsNT4.0のもとでインストールしたところ、Windows2000のブートが始まったところでハングアップし前に進めません。仕方なくCD-ROMからブートフロッピーを作り、フロッピーでブートしてCD-ROMから組み込み、うまくいきました。
BPC98はウルトラIDE転送用にIO-DATAのUIDE-98を使用していますが、このカードのドライバーがWinzows2000に対応していません。従ってこれに繋がっているIDEディスクが使用できません。
CPC98は、独自のハードディスク起動メニューでOSを選択してブートできる機能がありますが、今回からPC/AT互換機と同様に、起動OSセクタによるOSの選択機能が提供されています。
しかしこれが曲者で、Windows2000の元では、起動OSセクタのあるドライブのドライブレターがPC/AT互換機と同様にCドライブに変わってしまいます。共存の他のOSは従来通り、ドライブレターは先頭からA,B・・・・とふられているので、一台のPCの中で、OSによってドライブレターが異なってしまい混乱のもとになります。なまじPC/AT互換機にあわせず、PC98独自の設計を貫くべきだと思います。
感想として、β版とは言え、PC/AT互換機のインストーラーはほぼ問題なく動きますが、PC98のインストーラはまだまだ開発途上と言ったところです。
また、どちらにもWindows2000用のドライバーがないインターフェイスカードがあるため、製品版が出る迄に整備されることを望みます。
なお、共にネットワークアダプタは問題なく、正常に自宅のLANに繋がり、両PC間でファイル共用も行っています。ダイアルアップルーター経由でインターネットにつながりました。ネットワークカードはPCIバス用ではなく、ISAバス及びCバス用ですが、PC/AT互換機の方はPNPで自動的に繋がりました。PC98は手動で繋げました。
WindowsNT4.0に比べ、周辺機器はPNP(プラグ・アンド・プレイ)機能により自動的に繋がるものが多く、インストールはWindows98並に易しくなっています。
PC/AT互換機の方は、このままデフォルトOSとして仕事にも使う予定です。
今後使用状況について、順次報告しようと思います。


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