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WindowsXPへの期待      (2001.6.10)

WindowsXPのβ2が出て、パソコン雑誌でいろいろ話題にあがっていますが、本当にどんなOSなのか、雑誌の記事等をもとに予想される概要をまとめてみました。
 
Windows2000は、WinndowsNT3.1から発展してきたビジネスユースの32ビットOSです。
一方、WindowsMeは、DOSを母体とし従来の16ビットアプリケーションとの互換性を保ちながら、マルチメディアなどの最新の機能もとりいれてきたOSです。
この2つを統合してしまおうとするのが、WindowsXPです。
WindowsXPは、β2版がメーカー等に配布され最終テストに入ったようです。
今後、RC、RC2を経て、年内には発売となるとのことです。
 
製品版は、WindowsXp Professional、Windows XP Home Editionの二本立てになるそうで、WindowsXp ProfessionalはWindoes2000の、WindowsXP Home EditionはWindowsMeのユーザをターゲットにしているようです。
二本立てとはいえ、Windows2000のカーネルを基にしているため、WindowsNT〜Windows2000の安定性が、ホームユースの中にも備わったことになります。
 
この安定性は非常に有難いことです。実際自宅の私のPCには、Windows2000とWindowsMeが入っています。ワープロや表計算で仕事をするときはWindows2000、インターネットでのWEB閲覧やDVD等の映像を観るときには、WindowsMeに切り替えます。
WindowsMeは、映像の取り込みや再生などにすぐれている反面、Windows2000に比べると、安定性に欠けます。せっかく打ち込んだワープロのデータがパーになってしまったこともあり仕事に使うにはチョッとという面もありました。Windows2000は、そんなことはなく、安心です。
 
ただ一つ、WindowsMeには、Windows2000にない良い機能がありました。システム回復の機能です。ドライバーなどの新しいソフトを組み込んだ後、OSが不安定になることがあります。この際、組み込み前の状態にシステムを戻す機能があるのです。
ビデオキャプチャーボードのドライバがPCと相性が悪く、PCが不安定になり、私も何度かこのシステム回復のお世話になりました。この機能が、WinndowsXPにも加わるようです。WindowsXPは、WindowsMeの後継でもあるので、当然と言えば当然ですが。
 
また、PCを遠隔操作できるリモートディスクトップ、ファイアーウォールが標準で搭載されたこと等、WindowsXPには新しい機能があるようですが、追々、調べて、このHPでも紹介したいと思います。

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