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WindowsXPのCMの面白さ        (2001.11.15)

WindowsXPは、11月16日に発売になります。マイクロソフトは、16日零時、全国の取扱店で販促キャンペーンを行うようです。はたして、Windows95発売のようなパニックが起こるのか、興味深いところです。
 
マイクロソフトが新しいパソコンOSを発売するとき、新たな利用法をユーザに示すことで、消費者の購買意欲を盛り上げてきました。
これは、落ち込みかけたパソコン需要を再活性化するという意味では、パソコン市場に貢献していると言えると思います。
 
Windows95の時は、パソコンを使ってのインターネットの楽しみ、Windows98では、ディジタルカメラを使っての撮影画像の楽しみ、そしてWindowsMeでは、動画の取り込みや再生の楽しさを、ユーザーに訴えてきました。
 
今回の、WindowsXPのキーワードは、「ブロードバンド時代のウィンドウズ」。Windows95の時は、「パソコンが使える」ということでしたが、今回は、「パソコンを使っていかに楽しむか」を全面に出しています。
ADSLによる8Mビット通信が実現し、VHSビデオ程度の映像をリアルタイムでダウンロード出来るようになった時代、「ブロードバンド時代のウィンドウズ」というキャッチフレーズは、時期を得た物と思います。
 
IT不況が加速する中、マイクロソフトがWindowsXPによってブロードバンドの楽しさをユーザーに提供し、消費者需要が高まれば、過去最大という膨大な宣伝費を投じたというマイクロソフトのテレビCMは、社会貢献として大いに評価できるものではないでしょうか。

WindowsXPのテレビCM

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