ケアハウス
 老人福祉法に規定する経費老人ホームの一種。60歳以上の者または60歳以上の配偶者を有する者で、身体機能の低下または高齢などのため独立して生活するには不安がある者が、自立した生活を継続できるよう構造や設備の面で工夫された施設。全室個室化されていること、車いすの利用が可能であることなど、プライバシーや自立した生活を尊重した構造になっている。

ケアプラン[care plan]
 個々人のニーズに合わせた適切な保険・医療・福祉サービスが提供されるように、ケアマネージャーを中心に作成される介護計画のこと。

ケアマネージャー[care manager]
 援助のすべての過程において、利用者と社会資源の結び付けや関係機関・施設との連携など、生活困難な利用者が必要とする保険・医療・福祉サービスの調整を図る(ケアマネジメント)役割ををもつ援助者をいう。

ケアワーカー[care worker]
 介護(ケア)を業とする専門職種。国家資格として介護福祉士があるが、単に家事援助や身体介護の技術をもつだけでなく、援助対象者の心身両面にわたる把握や家庭・地域を含む環境面の把握とその援助対策、そして高い職業倫理などが求められる。

ケースワーカー[case worker]
 社会生活の中で困難や問題をかかえ、専門的な援助を必要としている人に対して、社会福祉の立場から、個別事情に即して課題の解決や緩和のために助言、支援する援助者。

言語障害
 言語によるコミュニケーションなどの障害。言語障害の種類は、失語症、言語発達遅滞、機能的構音障害、運動障害性構音障害、口蓋裂言語、吃音、脳性麻痺言語、聴覚障害、音声障害などがある。

原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律(平成6年法律117号)
 国の責任において、高齢化の進行している原子爆弾被爆者に対する保険、医療と福祉にわたる総合的な援護対策を講じ、あわせて、国として原子爆弾による死没者の尊い犠牲を銘記するために制定された法律。

権利擁護
 社会福祉の分野では、自己の権利や援助のニーズを表明することの困難な障害者などに代わって、援助者が代理としてその権利やニーズ獲得を行うことをいう。