レクリエーション[recreation]
 生活の中にゆとりと楽しみを創造していく多様な活動の総称。人間らしく、いきいきと楽しく生きたいという人間の基本的欲求に基づいて、自由時間をはじめ生活全体の中で自発的に行われる。レクリエーションによって、人々は心身の健康を維持・増進させ、より良き人間関係を生み出し、自分自身の可能性を広げることができる。レクリエーションは生活にやすらぎとふれあいをもたらし、さらには生きがいを作り出すものである。

レクリエーションワーカー[recreation worker]
 レクリエーション活動の援助者または推進者。自由で主体的なレクリエーション活動をより充実させるために、活動の指導、進め方の相談、仲間づくり、環境の整備などの総合的な支援活動を提供する。専門職からボランティアまでさまざまなレクリエーションワーカーが地域や職場で活動しているが、社会福祉領域では日本レクリエーション協会が養成する「福祉レクリエーションワーカー」が存在する。

レジデンシャル・ワーク[residential work]
 社会福祉施設での入所者への援助において、施設の生活を通常の在宅での生活に近いものにすることを目的とした援助活動をいう。施設内での援助だけでは、一般社会と隔絶したものになるため、近隣の社会活動に積極的に参加することで社会的に適応させ社会復帰を図ろうとするものである。

レスパイト・ケア[respite care]
 障害児(者)をもつ親や家族を一時的に一定の期間、その障害児(者)の介護から解放することによって、日頃の心身の疲れを回復し、一息つけるようにする援助。わが国においても先駆的な実践が試みられており、地方自治体による助成も行われている例がある。サービスとしては、日帰り介護(ショートステイ)とも共通している面がある。