石灰石から重質炭酸カルシウムの粉ができるまでを、順を追って見てみましょう。
発破により崩れた石灰石の塊を、削岩機やクローラードリルを使って、人間の頭ほどの大きさに砕いていきます。
砕いた石灰石の塊は、「グリズリ」と呼ばれる大きな滑り台の上を転がし、5cm以下の石や泥を除去します。
これにより、石灰石以外の小さな石や泥が除去されます。
そして、石灰石の塊に上からシャワー状の水をかけて、塊に付着した泥を除去します。
納入先によっては、ゴム製フレコンに詰められたり、サイロから直接タンクローリー車に積み込む場合もあります。
在庫されていた製品をトラックに積み込み、納入先や中継倉庫へ輸送されます。