外国衛星テレビ受信のオトナの楽しみ

 外国衛星テレビ受信は、外国のテレビ番組やスポーツ中継、ニュース映像などをそのままの形で視聴できるのですが、楽しみはそれだけではありません。
 普段はスクランブルがかかっていて見えなかったチャンネルが一時的にスクランブルが外れて、日本の地上波テレビでは絶対にお目にかかれないお色気番組に遭遇したりして、思いがけずタダでアダルト映像をみることができることがあります。
 このページでは、私が外国衛星テレビ受信でこれまで見ることができたアダルト映像についてご紹介します。


ロシア発グラスノスチ(情報公開)でPLAYBOY番組も解禁
 相当前のことになりますが、ロシアのチャンネルでアメリカPLAYBOY社製作番組がしばらく流れていたことがありました。
 外国衛星テレビ受信愛好家が集まる掲示板にロシアの衛星で日曜日の朝に珍しい映像が流れているとの情報が書き込まれていたのを見て、買って間もないCバンド用回転アンテナをロシアの衛星YAMAL102に向けてチャンネルに合わせてみたところ、モスクワ時間の土曜深夜に当たる日本時間日曜の朝にアメリカPLAYBOY社製作の成人向け番組がノーカットで流されているのを確認しました。当時はロシアに吹き替えという技術は無かったようで、オリジナルの英語音声に1人の男声によるロシア語の説明が被せてあるだけでした。
 PLAYBOY製作の番組なのでSEXシーンはソフトで上品なものでしたが、さすがに出演している男女モデルのルックスやボディも格段に良く、セクシーなドラマや米各地のストリップ劇場の紹介などバラエティに富んだ内容でした。
 当時はまだ日本ではヘアヌードが解禁されていなかった頃でしたので、PLAYMATEやストリッパーの金色・茶色・黒色の色々とりどりのヘアだけでなく、その奥の割れ目まで映っていたのには結構感動してしまいました。(笑)
 ただ残念だったのは、当時使っていた台湾製映像方式変換機の性能が悪くて、PLAYMATEの肌が赤っぽくなって酔っぱらったようになってしまうことでしたが、日曜日も早起きしてビデオに録画したのは言うまでもありません。
 ソ連共産党独裁時代では絶対に放送されなかった内容で、ソ連邦崩壊に伴う自由化の一環だろうと感心したのですが、さすがに現地時間深夜といえども普通のテレビ放送でPLAYBOY番組は差し障りがあったのか、1ヶ月余りで番組は終了し、その後同種のお色気番組は見られなくなりました。
 新しい衛星への交代で私の受信設備ではロシアのチャンネルが見えなくなりましたので、ロシアのチャンネルでPLAYBOY番組が見られたことは今では懐かしい出来事です。

フランス発Fashion TVはエロい
 Asiasat衛星からノンスクランブルで放送されているFashion TVは、パリやミラノをはじめとする世界のファッションショーの映像を絶え間なく流しているのですが、これがなかなかエロっぽくて注目に値します。
 アダルトチャンネルではないので男女のカラミはないのですが、ファッションショーではスケスケ衣装やオッパイ丸出しの衣装など、こんなのどこで着るんだというようなセクシー衣装が次々と登場するだけでなく、ランジェリーや水着を着けたトップモデルのパーフェクトボディを拝むことができ、時にはパリのナイトショウのトップレスレビューの舞台の模様が放送されるなど男性必見の内容です。また、ファッションショーにはイケメン・ムキムキの男性モデルの登場もあり、女性やむしろ男好きの男性にもオススメできます。
 Asiasat衛星は比較的受信しやすい外国衛星ですので導入して最初にパラボラアンテナを向けてみる価値はあるでしょう。

 

台湾発アダルトチャンネルは日本製AVがお好き
 仕事休みのある日、朝からCバンド用回転パラボラアンテナを振り回していろいろな外国衛星のチャンネルをチェックしていたところ、ST-1衛星で画面に「限」の字の赤信号マークが入ったチャンネルに目がとまりました。
 日本語のせりふに中国語字幕付きで男女のキスシーンの映像が流れていて、朝っぱらから濃厚な恋愛ドラマを流しているなぁと眺めていたところ、やがて男は女の下着を脱がせて愛撫をはじめ、自分のパンツも脱いで重なり合い、SEXを始めたのにびっくり!!なんと、日本のアダルトビデオが流れていたのでした。赤信号マークは、成人向け番組を表すマークでした。
 ST-1衛星には、台湾のCATV局や東南アジアの華僑向けに映像を送っているチャンネルパッケージがあり、その中にいくつかのアダルトチャンネルも存在します。普段はスクランブルがかかっていて見えないのですが、パッケージのチャンネルの入れ換えやメインテナンスの際にスクランブルが外れ、普段は見えないアダルト映像を拝むことができるようになります。
 流れている内容は、台湾・香港製のポルノ映画やアメリカンポルノもあるのですが、圧倒的に日本製のアダルトビデオやアダルトアニメが多いです。流れている日本製AV作品は5〜10年前の作品が多く、割と人気のあったAV女優の作品を懐かしく見ることができます。
 ただ、台湾では日本と同様に性器が映らないようにモザイクが掛けられているのに加えて、フェラチオや膣外射精のシーンはカットされていることが多く、男優のピストン運動から急に精液にまみれた女優のアップになって拍子抜けということも多いです。生殖につながらない性行為の描写は台湾では御法度のようですね。また、作品途中で台湾の有料アダルトテレフォンサービスのCMが突然挟まるチャンネルもあるので、視ていると結構うっとおしいです。
 何かと日本に噛み付く中国や韓国に比べて台湾に親日家が多いのも、案外アダルトチャンネルで流されている日本製AVが貢献しているのかもしれませんね。



 以上のような外国衛星テレビのオトナの映像は、いつ見えるようになるか、いつ見えなくなるかは分かりません。
 外国衛星テレビでオトナの映像を見つけた方からの情報が、さりげなく書き込まれていることがありますので、外国衛星テレビ受信愛好者の集まる掲示板を注意深くチェックしておいてください。



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