関西方面からの混雑回避帰省テクニック
年末年始やゴールデンウィークや盆休みの混雑期に、関西方面から東城に帰省される場合、新幹線や特急の指定席券は売り切れで自由席に立ち詰めで帰省されたり、自家用車利用で中国自動車道吹田ジャンクションから西宮北インターチェンジの間で大渋滞に遭ったりされた方も多いと思います。
大阪勤務時の自分の帰省や奈良に住む姉一家の自家用車による帰省の経験から導き出した、東城への混雑回避の帰省テクニックを紹介します。
JR利用の場合
- 岡山終着ののぞみ・ひかり号に乗る
- 混雑期の新幹線は指定券が売り切れている列車がほとんどで、自由席も新大阪駅のホームに長い列ができているということが多いです。
新大阪からのぞみやひかりレールスターではなく、岡山終着ののぞみ・ひかり号の自由席に乗ってみてください。岡山終着ののぞみ・ひかり号の場合、新幹線で岡山以遠に行く人は乗っていませんので、自由席車両中ほどの通路に立っていれば、途中で降りる人の席に座れる確率が高いです。
また、時間に余裕があるのであれば、新大阪から岡山終着の新幹線に乗るのではなく、在来線の新快速電車で西明石・姫路まで行き、そこから岡山終着の新幹線ひかり号に乗車してみてください。終着が近いので、自由席だけでなく指定席にも空きがあるかもしれません。
- 伯備線普通列車に乗る
- 岡山からの特急やくも号も、自由席はホームで早めに並んでいないと着席できませんので、岡山からあえて新見行き普通列車に乗ります。ホームの階段横の乗車位置記号のところから乗ると、乗車待ちの列が短いので座れる確率が高いです。
普通列車によっては混雑するものもありますが、総社駅あたりから次々と乗客が降りていきますので、途中からでもほぼ座れます。備中高梁駅を過ぎるころには空いてきますので、空席となった対面座席に足を伸ばして、高梁川の風景を車窓から眺めながらのんびりと列車の旅を楽しめます。
- 芸備線運休列車に注意
- 伯備線で新見駅まで順調にたどり着いて芸備線乗り換えホームに上がってみると、乗る予定の列車が土曜休日運休になっていて、次の列車まで2時間待ちということがありました。事前に時刻表を調べるときには、運休日を見落とさないよう注意が必要です。
- 関西への戻りも同じルートで
- 関西への戻りも、芸備線→伯備線普通→岡山始発ひかり号のルートを使い、岡山駅で早めに岡山発のぞみ・ひかり号の自由席待ちの列に並んでおくと、ほぼ全て着席できる可能性が高いようです。
ちょっと時間はかかりますが、特急やくもや新幹線のぞみの自由席に立ちづめよりは疲労度が格段に少ないです。
自家用車利用の場合
連休初日朝から、名神高速道路・近畿自動車道から中国自動車道・舞鶴自動車道・山陽自動車道につながる吹田ジャンクションから西宮北インターチェンジにかけては、毎回数十キロの大渋滞となります。早く東城に着きたいのに先の見えない大渋滞にイライラ、やっと渋滞を抜けて東城に着いたときには身も心もぐったりということも多いでしょう。
ここはあせらず、渋滞状況を見ながらゆっくりと出発しましょう。
- 日本道路交通情報センターのWEBサイトで渋滞状況をチェック
- 「JARTIC:日本道路交通情報センター」のWEBサイトにアクセスすると、「道路交通情報Now!!」のページで5分ごとに更新される最新の渋滞状況を見ることができます。
1〜2時間ごとに渋滞状況をチェックしてみて、大渋滞が続いている間は出発を差し控えた方が無難です。
- 夕方関西を出発し東城に夜到着
- 朝から続いていた大渋滞も、午後2時過ぎあたりからだんだんと渋滞解消に向かいます。「道路交通情報Now!!」で渋滞の長さが短くなってきたのを確認してから、東城に向けて出発しましょう。
だいたい夕方に宝塚インターチェンジ付近を通過すれば、事故渋滞でもない限り東城まで渋滞なしで来られるようです。途中のサービスエリアの食堂で夕食をとって、夜東城に到着するようにしましょう。
- 朝に東城出発し昼過ぎ関西到着
- 東城からの関西方面に戻る場合、午前中に東城を出発すれば大渋滞に遭わなくても済むようです。
朝食を食べたら、関西へ戻る準備をします。途中の高速道路サービスエリアの食堂は混雑しますので、午前10時に東城のスーパーマーケットが開店したら、昼食のお弁当や飲み物を購入しておきます。午前11時くらいまでには東城インターチェンジから中国自動車道に乗りましょう。
お昼を過ぎたら適当なサービスエリアに入って、東城で買い込んだ昼食を食べましょう。設備の多いサービスエリアは駐車場が混んでいますが、トイレのみのパーキングエリアだと駐車場も空いているようです。
午後2時くらいまでに宝塚インターチェンジ付近を通過すると、事故渋滞でもない限り大渋滞には遭わずに済むようです。早めに戻って次の日からのお仕事のために体を休めましょう。
ふるさとへの道中、混雑知らずでゆったり楽々と帰省したいものですね。
では、お気をつけてお帰りください。
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