KT-88 GEC PPアンプ(三結)です。動作するまで配線しましたので安心してレストア、部品取りにご使用ください。申し訳ございませんが真空管アンプに詳しくない方、製作技術のない方のご入札はご遠慮ください.
ヤフオク本文にある通常当方出品物にお付けしています6日ヶ月保証は、GEC、タンゴの入手出来ない、球およびトランスであり保証出来ませんのでご了承ください。

これを語るには、長いいきさつがあります。
ほぼ入手不可能なGECのKT88が入っています。今では貴重なタンゴのトランスが入っています。

本品は1978年の宮城県沖地震(東日本大震災前の震災)の際に製作途中でお蔵入りしたものです。
順次写真で説明しますので、十分な確認と納得の上でご入札をご検討ください。若干難ありかも知れませんがこのような特性の揃った球はめったにお目にかかることはないでしょう。

今回この状態で入荷しました。
KT88周りの配線がされていません。
三結なのでハムバランサーを付けたようですが片チャンネル分です。
全ての電解コンデンサーを横一列に配しています。
シャーシにはオーディオアートと書いてあります。
12AX7-6FQ7パラ(国産東芝製)
タンゴ製トランスの詳細
電源 MS450DR
出力 FW-100SR 2台
チョーク 1H400
バイアス回路の配線がされていない状態でした(L)
バイアス回路の配線がされていない状態でした(R)
ブロックコンはマルコン製、日本ケミコン製
全て日本ケミコンに変更します。
狭い所に高圧整流回路があったので組み直します。(組み直し前)
全ての球を抜いた状態です。
KT88含め全ての球を挿入した状態です。ここから下の写真は組見立て続行後です。
24時間連続で通電しました
GECのグリーンロゴは消えかけています。
ゲッターの状態は良好です。
このKT88のマイナスポイント左から2から4番の球のセンターガイドピンが折れたいます。おそらく1978年の地震の時の損傷と思われます。
タンゴが勢いの良かった時代のロゴです。
前持ち主は外観の良いトランスを選んだとのこと。
今回出品者の私が動作試験のため配線変更し、動作するまで追加した内部です。
Lチャンネルバイアス周りの配線です。タイトのラグを立てました。
KT88のセンターのガイドピンを確認ください。左に茶色く見えますが右はありません。
Rチャンネルバイアス周りの配線です。タイトのラグを立てました。
KT88のセンターのガイドピンを確認ください。左右ともありません。
球のみをご使用になりたい方は特にご注意ください。
赤色のみの虫クリップで位置を確認ください。これほど揃っている球は本当に珍しいです。しかもGEC
カソード抵抗500Ω両端の電圧から83mA
カソード抵抗500Ω両端の電圧から85.12mA
カソード抵抗500Ω両端の電圧から78.8mA
カソード抵抗500Ω両端の電圧から79.66mA