全国からのお便り編

お宅訪問と言いながら、お便りをいただいたものまで混同していました。
マルチアンプを問わず掲載いたいます。ご本人様からのメッセージです。


千葉県YMさん(実家)

東京都府中市在住で自作派として長いおつきあいをいただいています。全自作マルチアンプで実家でのシステムとしています。休日は都内の自宅で設計して自作して、長い休暇のときこちらのシステムを改善使用されています。約6畳の専用室

以下メッセージをそのまま掲載させていただきました。

まだ改良の余地は多分にございますが、写真撮影時の最新状況でのシステムを下記に記します。

 スピーカシステム
 ・  Lo: TL1601B (TAD (Pioneer)) (口径: 38cm) (Box: ラフトクラフト(休業中の模様)KT-200 (24mm合板、内容積; 200L)) 
(パイオニアTADユニットの名品)
 ・ Mid Lo: TW-04 (Pioneer) (口径: 25cm) (Box: 三菱ダイヤトーン P-610ユニット標準箱 ;21mm合板、内容積; 60L))
      ( "S-HE10" という1992年頃の2way小型ダブルウーハシステムのユニット。秋葉原の小泉無線で保守部品放出で売っていた)
 ・ Mid-Hi: 2420 (JBL) (口径: 1インチ) + 2307 ホーン + 2308 音響レンズ (あの超有名スタジオモニターシステム "4343" のMid-Hi のユニット)
 ・  HI: H105 (CORAL) (口径: 1インチ以下いまは亡き日本のユニット専業メーカ)
  駆動アンプ
 ・  Lo: 自作 AB級動作200W (8Ω)ステレオパワーアンプ (半導体式、FET入力DC直結型差動増幅回路)

 ・ Mid-Lo: 自作 A級動作60W (8Ω)モノラルパワーアンプ 2台 (半導体式、窪田式FET入力DC直結型上下対称回路)

・ Mod-Hi: 自作 AB級動作100W (8Ω) ステレオパワーアンプ (半導体式、Tr入力電流帰還型上下対称回路)   
 
 ・  Hi: 自作 A級動作 20W (8Ω) ステレオパワーアンプ (半導体式、Tr入力電流帰還型上下対称回路)

  チャンネルデバイダ
GIC回路型 4Way (クロス周波数: 250Hz, 1200Hz, 7000Hz) (OP amp: OP-275 (Analog Devices)   (ベッセル特性、18dB/Oct.)
 ・ DAコンバータ
   CS8412 (DAI receiver) + PCM63P (DAC) + OP-275 (I/V converter, Output Buffer)
・ CDブレーヤー
   Kenwood DP-3060 (これは20年以上前の普及価格帯品です。ディスクトランスポートとして利用中)
            (高音質音源再生の際にはPC (Mac mini) を利用してます。その光デジタル出力をDACへ接続)

 ・ ケーブル
  SP: カナレ 4S-8 Line: カナレ GS-4
PCによる調整風景

石川県Yさん

ご本人のメッセージをそのまま掲載いたします。

 マルチアンプを否定される方もいらっしゃいますが自分で試しての結論なのか疑問を持ちます。一度聞くと後戻りできない世界が待っています。
スピーカーがストレスなしにスカッと鳴る様は決して爆音ではなく、あくまで自然に音楽を届けてくれます。
6畳和室で38Cmの4Way。
オーディオマニアの常識では鳴るはずがないと思われがちです。とんでもない。大型スピーカーは小音量再生においても圧倒的存在感を示しゆとりの空間表現をしてくれます。実はわたしも狭い部屋では大型スピーカーは鳴らないだろうと思い込んでいた口でありましてたまたま入手できたオンキョーの大型スピーカーが見事にわたしの常識を打ち砕いてくれました。そうなれば、憧れだったJBLが現実的になってきます。モデルチェンジのため4344MK2が安価で販売されていたので即決しました。
部屋の方には色々手を加えています。
狭い部屋はライブよりデッドにして置く方が良いようです。天井裏にはグラスウールで吸音防音し、壁は乱反射を期待し絵画を飾っています。スピーカーの後ろにはラスクのパーティーションを配置し回り込んだ低音を吸収させています。また、2階の部屋なのでスピーカーの下には柱を立てて床を補強しています。
アンプ群はアキュフェーズをメインに構成しています。どれも古くなってしまいましたが、アナログを聞くためにはアナログ時代のアンプがわたしの感性に合っているようで故障が少なく故障してもアフターサービスの充実しているアキュフェーズは外せません。ポンポンと機材を変更して音の変化を楽しむのも良いのですがわたしは同じ機材で長く自分の音を維持して行きたいと考えています。
JBLのスピーカーが鳴り難いのはネットワークにあるようでマルチアンプ化によって別物のような鳴り方に変わります。見た目が大きい38Cmウーファーですが小さいパワーアンプでも割合簡単に鳴らす事が出来るようです。将来的には4Way完全マルチを目指しています。6畳和室の専用ルームで4344NK2をメインに鳴らしています。このスピーカー、フルレンジドライブでは思うように鳴らずウーファーを切り離しプチマルチドライブで鳴らしています。わたしの望むサウンドはワイドレンジでスカッとした音。繊細で低歪。JBLで望むのは過酷かもしれませんね。


ADプレーヤー EXCLUSIVE P-3
カートリッジ   ortofon MC-30super2


接続ケーブル Accuphase 7NSRシリーズ
スピーカーケーブル サウンドトレイル SCS-33
スピーカー台 サウンドトレイル STS-05
スピーカーベース ラスク I-6444WX
ラスクパーティーション P-6NW
スピーカー JBL4344Mk2
パワーアンプ UNPEX APA-3162
パワーアンプ Accuphase P-800
         
チャンネルデバイダー オリジナル美音再生チャンデバ
グラフィックイコライザー  Accuphase G-18


コメント美音再生と冠したGIC型チャンデバです。
プリアンプ Accuphase  C-280L
CDプレーヤー Accuphase DP-70V
          SONY SCD-XA777ES
DVDオーディオ
プレーヤー   TOSHIBA SD-9200
FMチューナー TRIO KT-9700
ADプレーヤー EXCLUSIVE P-3
カートリッジ   ortofon MC-30super2
サブシステム
スピーカー JBL4301B
プリアンプ アムクロン straight line one
パワーアンプ UNPEX APA-2802
ADプレーヤー Technics SL-10
他 5.1チャンネルAVシステム

山梨県 Fさん

ここ半年で大幅にシステム変更なされました。プリアンプとチャンデバの音量調整には、国産最高性能の特注ボリュームを採用しています。そしてすでにご使用のパワーアンプのボリュームをパスした後のご本人からのメッセージになります。全てバッテリー駆動も可能なシステムとなっています。

以下ご本人からのメッセージとなります。

今も音楽を聴きながらメールしています。パワーアンプのボリュームをバイパスしたことで一段と高域の細かな音が出てきたような気がします。
プリとチャンデバですが、4ウェイのバランスなんてあまり神経質にならなくても良いような感じです。
一部の周波数が持ち上がっていようが凹んでいようが、その通りの気持ちよい音が出てきます。
神経質にバランスを考えることなど必要ないような気がしています。
今まで聞こえなかったような音が洪水のごとく気持ちよく出てきます。
特にプリとチャンデバにRK501を使用しての音は、詰まったところが全くなく、音源の音を全て出す感じです。情報量が大変多いです。
また、AC電源とバッテリー電源の違いもしっかりわかります。AC電源でも決して悪くないのですが、バッテリーに切り替えますと一段とクリアになります。
一寸大きめの音で聴いていますが、気持ちが良くついつい寝てしまいます。
これまで国内外の高額なアンプを色々使ってきましたが、○○さんのアンプは一生付き合うアンプになりそうです。最高です。感謝しています。
今後ともよろしくお願いします。
センターのラックです。上段左がチャンネルデバイダー右がプリアンプDACを今作っていただいていますのでCDプレーヤーは臨時の品です。
右側のスピーカーです。下にわずかに写っているのが、常用のPCトランスポートです。
メインのスピーカーボックス内には、マクソニックの励磁型ウーファーL-403EX、上部のサランネットの内部に励磁型D51EXと501ホーンが入っています。
もう一つJBLの小さなスピーカーがありますが、これはAVアンプに繋がっている6.1チャンネル用のスピーカーです。
AVアンプの下がスーパーウーファー、AVアンプの奥に12個のシールドバッテリーが収まっています。
チャンネルデバイダー(アナログ方式)
バッテリー動作可能です。



(Fさんのご要望を、取り入れた仕様で、このタイプは他でご使用の方はいません。アルプスRK-501を4個も使っています。分割周波数は、いろいろ差し替えて調整中です。)
プリアンプ
バッテリー動作可能です。


(Fさんのご要望によるバッテリー動作可能の特別仕様です)
ネットを外した写真をご覧ください。MID-HIとして使用しています。
マクソニック501ホーンです。
ここからは、私の追加説明です。
プリアンプとチャンデバに採用した。アルプス電気の最高級ボリュームです。特注で作りました。電即納というメーカーサイトから誰でも購入できますが仕様変更で注文したものです。このボリュームは、機構的にも、音質的にも、大変優れたものです。かつて国内のオーディオメーカーのフラグシップ機や記念モデルに搭載されるくらいのものです。
ご覧の通り基板用の端子となっています。ここに直接半田する方が殆どですが、メーカーでの条件に合わない行為ですのでやめましょう。
基板実装、決められた温度で、規定時間以内の半田条件があります。

北海道 Aさん

北海道の大自然の中で音楽を楽しまれているそうです。
クラシックに詳しいご友人もお出でになり音楽を再生しているそうです。
生の演奏を聴いている人の耳は、ごまかせませんので、オーディオマニアにとっては怖い存在です。

以下ご本人からのメッセージをいただきました。

当初B社のチャンデバを使用してましたが、ヌケの良いスカッとした音が出ずネットでチャンデバを調べてました。

たまたまオークションに視聴可能とありましたので、購入決定。結果は自然な音質で調整も楽にでき、性能、音質ともに満足のいくものとなりました。

ハイインピータンスMC用に安い小さいが魅力で電池式ヘッドアンプも頼み、つないでみたところ、素晴らしい再生音で手放せなくなりました。

とにかく音楽が楽しく聞けます。

裏の配線がごちゃごちゃしたのと、CDPの上にチャンデバでは気持ち的に良い気がせず、ヘッドアンプとイコライザーの置き場所確保のために配置換えしました。結果はチャンデバと言えどもしっかりした台に乗せると音質も良くなり、より一層静かで明瞭な再生音です。

チャンデバ導入(更新)当初
当方の限定2台の1台です。
プリとパワーはエルサウンドのものです。
スピーカーシステム
エール音響
ツィター 1710
ドライバー4550
ウーハーWA4000

アナログ再生が楽しくなってきたそうです。
DP80にIKEDA、FR
IKEDAに合うトランスをお探し中だそうです。
機器の配置換えを行い、石の台座も用意したそうです。
MCヘッドアンプ、MMイコライザーも導入いただきました。