37号 2000年10月
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そうこうしているうちに、バード中津@角川春樹事務所さんを中心に、ジャンル分けとプロモーションなどのSF出版絡みの話が始まったが、ほどなくしてオークションが予告されたため移動する。
しかし、MZTさんはすっかり古本屋のオヤジ化していた。と断言するのもあんまりなので、今回は若旦那くらいにしておこう(笑)。などとうっかり油断していると、mutさんまでが古本ブルドーズへと躍進めざましいらしい。一体、彼に何が(笑)。とかなんとか言った所で、ぼくらの遥か彼方にはあの(!)彩古さんがいるんだから、全くもってノー・プロブレムだ!
ぼくはまあ、おとなしく(?)していたが、イイ感じで競り落としていくのはπRさんである。SF大会で証明済みだけど、気持ちの良い競りを演じてくれる。そして、愛・蔵太さんや倉阪鬼一郎さんが、フラリと来て大人買い。総統も盛り上げる。例え値は上がらずとも!
終了後はご歓談タイム。というか、朝までダベる(笑)。彩古さんとちゃんとお話するのは初めてかな。内容はご想像の通りだ(笑)。しかし、今はもうミステリオンリーなのかと思っていたら、SFもまだまだ主戦場とのこと。収集に賭ける情熱と行動力に頭が下がる。
そして、茅原友貴クンや青木みやさんらを中心に何やら色々と話し込んでいたものの、記憶に留めるべきは、一部において内容外の物議を醸した(?)映画『U‐571』が、「O‐157」と紛らわしい、という事実であろう(笑)。
途中、ダサコン名物のカードゲーム新型が投入された模様だったが、なんとなくずるずると参入せずにいた事は、今となっては惜しむべきかもしれない。ぼちぼち朝を迎え明るくなった頃、顔を洗って大広間へ戻ってみると、眠りから目覚めたu‐ki総統が、並み居る人々の関心を攫っていた。そこでは総統の、かなりプライバシー入った部分までをも含んだ過去から導き出される、夢見がちな人々(通称、ドリーマー)へ捧げる賛歌が叫ばれていた>ホントか?。しかし思いのほか、その過去は近かったりする。およそ人生経験の全てがネタと化し、確実にヒットを飛ばすという稀有な才能は、総統の独壇場と言っても過言ではあるまい。減衰中でも、無敵生命体としての機能に変化は無かったようである。
朝を迎え、エンディング。解散後もワイワイと、いつもの如くルノアールへ押し寄せる。そこでは志村さんに、「星ヅル」折り紙の指南をお願いする。しかし、普通の折り鶴さえ覚えていない人間を阻む困難に立ち向かうためには、幾人もの助っ人の手を渡らねばならないのだった。まあ、名人の星ヅルとの紙相撲対決において、完勝を納めたのでヨシなのだ(笑)。
いつ雨が降るか、という予断を許さぬ天候の下、一歩さん、羽鳥一紀さん、πRさんと共に行く、魅惑の東京観光をコーディネート。コースは神田神保町経由、早稲田行きという、都会の魅力を余すことなく盛り込んでみました(笑)。そこで如何なる成果があったのか、なかったのか? 各人の奮闘、逡巡の程は、これはまた別の話…。
ダサ4は、安定したカラーを醸し出した点で、最も成功したと言ってよい。スタッフにとっては、毎回危ない綱渡りなのかもしれない。だがそんな事とは関係無く、「ダサコン」という場が自ら歩みだす足音を感じるのだ。回を重ねるとはそういう事。今は解らずも良し。ダサコンは、ここにあるのだから。
あとがき
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