2000年6月20日をもって、ネット版の「銀河通信」がめでたく2周年を迎えました。記念企画として、「夢に見るほど探してるのに、ないんだああっ!」という本をアンケートで教えていただきました。ご協力いただいた皆様、感謝。
1.糸井重里全仕事/マドラ社
2.ファンタスティック12 シリーズ/荒俣 宏/リブロポート
コメント:う、全然銀河通信ぽくないですね。リブロポートの本は好きでしたねえ。
お名前:相澤 健一
メールアドレス:ken-a@tkf.att.ne.jp
サイト名、アドレスhttp://home.att.ne.jp/green/cuctus/(HonのLink)
1.『一角獣・多角獣』/シオドア・スタージョン/早川書房
2.『奇妙な触合い』/シオドア・スタージョン/早川書房
3.『ボロゴーヴはミムジィ』/ヘンリイ・カットナー/早川書房
コメント:夢の中で手に入れ、目覚めてから溜息をついた回数が一番多いのがスタージョンです。
カットナーは、アンソロジーで何編か読んだことはあります。雰囲気が私にはとても心地よく、
もっと読みたいと素直に思っています。
お名前:πR
メールアドレス:smile@aa2.mopera.ne.jp
1.ミス・マープルの愛すべき生涯/アン・ハート/晶文社
2.ふたごのき/姉崎一馬・谷川俊太郎/リブロポート(写真絵本)
3.空がレースにみえるとき/バーバラ・クーニー/ほるぷ出版(絵本)
コメント: 1.は、もう何年も探し続けている「ミス・マープル」の研究物です。わたし自身見たことがない本で、そもそもの始まりは、なが〜〜いつきあいの友人の「この本欲しい!!」のひとことでした。いろいろ、手を尽くしましたが、見つからず、めでたくこのアンケートにお目見えという次第です。最近、旦那の転勤で幾度目かの引っ越しをした友人は、その街の図書館でこの本に出逢い、電話で「犯罪者になったらどうしよう!!」とうなっていました。「返したくない・・・手元に置きたい〜〜〜!!」って、おいおい、元図書館員がそれをやっちゃあおしまいだろうが・・・と一応止めました。もし、いつか巡り逢えたら、友人にプレゼントしたいとず〜〜〜っと思っている本なのです。
2.と3.は、絵本です。実は、わたし絵本が大好きで、この2点は、むかし持っていたものを一度手放してまた探しているというおおぼけなもの。「ふたごのき」は姉崎一馬さんの写真に谷川俊太郎さんがことばをつけたすてきな写真絵本。「空がレースにみえるとき」は、最近亡くなったバーバラ・クーニーさんのわりと初期の絵本です。
お名前:ぞりこ
メールアドレス:zoriko@dokidoki.ne.jp
1.(タイトル)マルコヴァルドさんの四季/イタロ・カルヴィーノ/岩波少年文庫
コメント:市立図書館で借りて読んだときにはすでに品切れ重版未定。これほどの名作をなぜ??
全ページコピーしようかともおもったけど、やっぱり本として欲しいです。
お名前:そめさん
メールアドレス:mooh@oregano.ocn.ne.jp
1.愛の巡礼記/田中優子/朝日新聞社
2.きのこ学放浪記/四手井淑子/海鳴社
3.歌えば天国ジャズソング/色川武大/ちくま文庫
コメント:3冊のキーワードは「趣味まみれの人生、そして、趣味としての人生」。
みんなそれなりにメジャーな近頃の本で、ちょっと気合いを入れて神保町
を探せばでてくるような気もしますが・・。
ただ、パートタイムの古本者の場合、マニア向けじゃない本を探すのは、
それなりに大変。
お名前:岡田@井の頭公園前
メールアドレス:kokada@jnet-d.co.jp
1.花冷え/北原亞以子/勁文社
2.白きたおやかな峰/北杜夫/(ハードカバー)
3.(タイトル)/(著者名)/(出版社)
コメント:
1.「花冷え」は北原亞以子さんの本でアンソロジー・エッセイ以外で唯一読ん
でない本(の筈)なんです。
勁文社からハードカバーとケイブンシャ文庫で出ているらしいんですがケイブ
ンシャ文庫って古書店にもなかなか並ばないんですよね(泣)
2.「白きたおやかな峰」は新潮文庫版では三読四読して、人に勧めて何冊か買っ
てたりするんですが、この本を紹介していた雑誌(確かスキージャーナル 内で
「雪に降り込められた晩に読みたい本」という特集)で「出来ればハードカバー
で読みたい」って紹介されていたもんで(笑)。でも、確かにハードカバーでしっ
かりと読みたいと思うような重い、しっかり感のある作品なのです
お名前:みさわ
メールアドレス:d-misawa@big.or.jp
サイト名、アドレス:http://member.nifty.ne.jp/misogura/
1『火の玉イモジェーヌ』/シャルル・エクスブライヤ/早川書房
コメント:
私が初めてイモジェーヌ・マッカーサリーの存在を知ったのは、シリーズ2作目の
『帰ってきたイモジェーヌ』でした。3作目『イモジェーヌに不可能なし』も、すぐ
手に入りましたが、それらの中で半ば伝説となっている、海軍省の現役時代の活躍を
未だ読む事ができません(探すのを少しサボってました)。
イモジェーヌ、あらゆる意味でドーヴァーに匹敵する個性の持ち主です。
お名前:draken
メールアドレス:draken@lib.bekkoame.ne.jp
1.『コンクリートの島』/J・G・バラード/NWSF社
2.『衝撃波を乗り切れ!』/ジョン・ブラナー/集英社ワールドSF
3.『時間帝国の崩壊』/バリントン・J・ベイリー/久保書店QTブックス
コメント:
1.は先日偶然にも『死亡した宇宙飛行士』を入手したのでほんとに
あと1冊のバラード本。(あ、『太陽の帝国』とかないけど)
2.は非常に先見性のある作品らしいので読んでみたい。ってゆうか
集英社ワールドSFで欲しいのはこの1冊だけなんだけどねぇ。
3.このベイリーも読みたいんですよねぇ。
次点で『見えない友達34人+1』(コバルト文庫)があればあとは
続き物のヌケ、だけになりますな。
探求本のページも作ろうかなと思っている昨今でした。
お名前:u-ki
メールアドレス:gates@hate.club.ne.jp
サイト名、アドレス:私立東鳩学園分校No.6
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/2665/no_2.html
1.『海底の麻薬』レン・デイトン 早川書房(ハヤカワ・ノヴェルズ)
2.『タイム・トンネル』マレイ・ラインスター 早川書房(銀背)
3.『夢みた春』夢路行 集英社(ぶ〜けコミックス)
コメント:デイトンはこれだけ持っていないので。
『タイムスリップ』は手に入れた。
夢路行は他にもあるけど……
小説はネット上の古書店やオークションで、ある程度手に入れる
ことができました。なのでマンガが多いです、探求本。
お名前:中島景行
メールアドレス:keikou@mx2.nisiq.net
1.黒竜江陸戦隊/谷甲州/角川書店
2.ソフトウエア作法/ブライアン・W・カーニハン:P・J・プローガー:
木村泉訳/ 共立出版
コメント:私の場合、探求本といっても、大したものはありません。
探している本であっても、定価よりだいぶ安く手に入るということでないと、
基本的には買いません。
#こんなことを言っていると、出版不況の元凶みたいな人間みたいですね。
1は、「覇者の戦塵」というシリーズの一冊ですが、この1冊だけなかなかお
目にかかれません。同じ著者の「航宙軍」シリーズの1冊を30円で購入し
たことがあるので、「黒竜江陸戦隊」も200円ぐらいで狙っています。
#でも、中公から、新刊の形で出れば、買ってしまうでしょう。
2は、ソフトウェア関連では、名著と言われている20年ほど前の本です。
一度、神保町の明倫館で、見つけたとき、少し高かったので、買わなかっ
たのですが、その後、まったくお目にかかれません。図書館などにはおい
てあるので、読もうと思えば読めるのですが、少し、後悔しています。
名前:Kochi
メールアドレス:QGB01021@nifty.ne.jp
1.オレンジ党と黒い釜/天沢退二郎/筑摩書房
2.魔の沼/天沢退二郎/筑摩書房
3.夜の冒険者たち/ジャック・フィニイ/早川HM文庫
コメント:天沢さんは「三つの魔法」三部作のうち、1と2作目です。
文章の隅々から伝わってくるダークな雰囲気が本当に素晴しいです。
(筑摩が無理なら何処かから復刊してほしいぞ、国書でも、パロル舎でも、、)
是非とも手元におきたい本で、考えるだけで夜も寝れなくなりそうです。(笑)
お名前:Takashi
メールアドレス:Noanoa11@aol.com
1.モンテロッソのピンクの壁 /
江国香織荒井良二 /ほるぷ出版
2.夕闇の川のざくろ
/江國 香織 /八曜社
コメント:1の『モンテロッソ〜』は、まだ見たことすら無いんですよ…でも惹かれまくってるんです!
くぅううう!絵本収集してたころに出版されてたのは知ってるんですが、どこかに埋もれてないですかねぇ。
2.のほうは、存在を忘れかけていた昨年末に某古本屋さんで100円で売られているのを
発見…でもカバーとか無いんで綺麗な本があったら欲しいです…。
江國モノの最初の版があれば、なんでも欲しいっていうのが、本音!
#あと、徳間から出ている『草乃丞の話』の絵本とやらも、見たことがないので、どんなもの
なのか見たいです。お話自体は読んでいるんですけど。
お名前:たきどり
メールアドレス:takidori@diana.dti.ne.jp
サイト名、アドレス:http://www.diana.dti.ne.jp/~takidori/
1.「誇り高き戦場」というタイトルで映画化されたものの原作/著者はたぶんアラン・シリトーです。
コメント:坂田靖子のマンガで(これも探しているのだ)読んで以来、
音楽と戦争(しかも男のプライドが随所で交錯する)というテーマ設定にひかれて探しています。
ストーリーを知っているだけに、むちゃくちゃ読みたいというほどのパッションはないのだけれど、
心のどこかに引っかかっているように感じます。
お名前:MARI
メールアドレス:kanazawa@human.kj.yamagata-u.ac.jp
1.〈宇宙塵〉
2.「ベリャーエフ少年空想科学小説選集」/岩崎書店、全6巻
コメント:1.日本SF界に燦然と輝くファンジン。やっぱ、コレでしょう。
宇宙塵国際版を含めてあと17冊でコンプリートなんだけど
残りは最初期のものばかりなので、ここからが正念場っす。
2.これは見ないんだよね〜。もしかしたら入手難易度からいえば、
あらゆるSF叢書のなかでも随一なのでは。
ぼくの初めて読んだSFがベリャーエフだったしね。
欠番
探求書はまだあるけど/あるからこその欠番。
名前:ダイジマン
メールアドレス:daijima_m@yahoo.co.jp
サイト名、アドレス:銀河通信オンライン http://www2s.biglobe.ne.jp/~yasumama/
1.「ポケット・ストーリー」1〜3巻/森雅之/講談社モーニングコミックブック
2.「リリックス」全2巻/森雅之/講談社モーニングコミックブック
3.「夜と薔薇」 /森雅之/星彗社
コメント:しつこいようですが、森雅之です!!1と2は、昔手にとったこともある本。
あああ、どうしてあの時買わなかったのか、私!!
タイムマシンができたら、速攻であのときに戻って、自分に「死んでも買いなさいっ!!あとで後悔するから!!」と
いってやりたいですう(涙)。
えてして探求書ってそんなもんじゃないですか?「ああ、あのとき買っておけばよかった…!!!」ってやつ。
業界的予想として、今後、ますます品切れ絶版速度は速くなると思います。皆様、どうぞ後悔のなきよう。
特に、コミックと文庫、かな。もう本好きの皆様でしたら、身にしみてわかってらっしゃるとは思いますが。
3は、先日の銀河通信オフで大森望氏から聞いて初めて存在を知った本。前の判は装丁が違ったのかあ。
40歳前後のマンガマニアの方、連絡請う!!!オネガイシマス!!!
名前:安田ママ
メールアドレス:y-mama@mug.biglobe.ne.jp
サイト名、アドレス(お持ちの方のみ):銀河通信オンライン http://www2s.biglobe.ne.jp/~yasumama/