100万カウント記念あたりクジつきアンケート企画〉

 2004年5月なかば、銀河通信トップページのアクセスカウンタが、間もなく100万を迎えるということで、
ささやかながらプレゼント企画を行いました。応募規定は以下のとおり。

1)カウンタの表示が6桁までで、超えると0からにリセットされるようです。というわけで、「999999」の時点で企画成立とします。

2)ゾロ目を踏んだ方にプレゼント、とはしないことにします。これはゾロ目ゲッターの方が判らない場合が多い点と、日頃銀河通信を支えて下さっている皆様に対する企画という2点からです。まあ要は、チョッとでも面白くしたいので(笑)。

3)参加出来るのは、銀河通信掲示板に書き込みしたことのある方(自己申告制)。あるいは、安田ママかダイジマンとSFセミナーなり大会なりオフ会なりで会った事のある方とさせていただきます。これも上記2番目の理由からです。
SF関係の本だけしかありませんが、ジャンル外の方でももちろんオッケーですし、リンク集に入っているなど、何かしら繋がりがあったなら古本屋さんでも全く構いません。ご遠慮なくどーぞ。

4)後ろに候補の本を挙げますので、欲しいものがありましたら、どれを希望するかを一つ選んで、とりあえず掲示板に書き込みしてエントリーしてください。
その際には「本のタイトル」の他に、「SFマガジン/SFジャパンに一言!」というのをお願いします(ゴメンナサイ。SFセミナー合宿企画の流れもあって、一般の読者の意見要望を直截聞いてみたかったもので)。
意見要望をぶつけたい対象が他にあれば、これ以外のメディアに対してでも良いのでヨロシクお願いします。
安田ママへのメッセージもございましたら、併せて書き込みして下さいませ。

5)エントリーしていた方がゾロ目ゲッターになった場合は、参加人数によりますが、他の方よりも数倍は高い確率になるよう配慮いたします。

6)くじ引きは、生後間もない安田ママ第二子にサイコロを振って(落として?)もらおうと思います(勝手に指名)。彼ならどなたに対しても、何ら含むところ無く公平だと思います。そしてハズレた方は憾むなら彼を(以下略)。

7)当選者は、その時の気分で増やすかもしれませんが、とりあえずお一人様と考えています。

8)発表後、決まった方は、ご住所、お電話番号をメールにて安田ママ宛送って下さい。
送料のみ負担戴きますので、着払いにてお送りすることになると思います。


100万カウント記念企画リスト
【1】『衝撃波を乗り切れ』(ジョン・ブラナー 集英社ワールドSF1983年)
「古今東西のSF十大小説のひとつ」とも呼ばれた。
初版カバー

【2】『ふしぎの国のレストラン』(浅倉久志編訳 徳間書店1982年)
名アンソロジスト浅倉久志によるSF傑作集。
初版カバー帯

【3】『ザ・ベスト・フロム・オービット〈上〉』(デーモン・ナイト編 NW−SF社1984年)
オリジナル・アンソロジー・シリーズ「オービット」の傑作選。〈下〉は未刊。
初版カバー

【4】『ホリデイ』1961年12月創刊号(早川書房)
知られざる早川書房第4の雑誌。いちおう〈エド・マクベインズ・ミステリマガジン〉誌
特約だったと聞いた気が。創刊号のみで廃刊。めちゃめちゃ売れなかったらしい。

【5】『世界SF映画大鑑』(キネマ旬報1969年11/20臨時増刊号。大伴昌司編集)
いわゆる「キネ旬大伴3部作」のひとつ。SF映画ファンはもちろん、SF小説のファンにも面白い記事がたくさん。

【6】『ヒューゴー賞完全リスト』(関西海外SF研究会1975年限定350部)
リスト、内容紹介レビュー、翻訳5篇からなるファンジンの労作。

【7】『火星号不時着』(L・デル・リー 新紀元社1959年 宇宙科学小説集)
この一冊のみで終了したジュブナイル単行本。
初版カバー

【8】『アメージング・ストーリーズ日本語版1』(誠文堂新光社1950年)
戦後翻訳SF紹介の一番最初のもの。
初版カバー

【9】『アメージング・ストーリーズ日本語版3』(誠文堂新光社1950年)
初版カバー

【10】『アメージング・ストーリーズ日本語版6』(誠文堂新光社1950年)
初版カバー無し(完本)表紙イタミ

【11】『キャプテン・フューチャー誌』1940年冬創刊号
『恐怖の宇宙帝王』掲載
ハミルトン生誕100年、復活決定記念。

【12】『キャプテン・フューチャー誌』1940年秋通巻4号
『脅威!不死密売団』掲載

【13】『キャプテン・フューチャー誌』1941年春通巻6号
『謎の宇宙船強奪団』掲載

【14】『キャプテン・フューチャー誌』1941年秋通巻8号
『時のロスト・ワールド』掲載
表紙裏打ち、裏表紙張替

【15】『キャプテン・フューチャー誌』1942年秋通巻12号
『惑星タラスト救出せよ!』掲載

以上15点、パルプマガジンは基本的にヤケイタミご了承下さい。

それでは、999999カウントまで受け付けますので、ヨロシクどうぞ!


 5月22日(日)、おかげさまでカウンタが100万を越えました。ほぼ6年。今までアクセスしてくださったすべての皆様、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

 厳正なる抽選(赤ん坊にサイコロを握らせて、自然にポロッと落ちたところをカウント)の結果、えんじさんが当選いたしました。おめでとうございます!ご希望の本は『衝撃波を乗り切れ』(ジョン・ブラナー 集英社ワールドSF1983年)でした。
 以下はアンケートの結果です。 

 

「SFマガジン/SFジャパンに一言!」
SFマガジンは、稀少なSFコミックを掲載してるんですよね。
例)イズミコの「大野安之」短編や「ひろき真冬」の連作モノとか
この本誌に掲載したが単行本になっていない作品を刊行していただきたい。
とくに「ひろき真冬」作品は画集みたいな形式でキレイな本が良いなァ

SFジャパンは編集サイドに文句はありませんが
書店で購入しづらいのが…
まず、一般の書店では入手できませんよね?
営業さんに頑張ってもらいたいです。
毎号、内容は特濃だしせめて隔月の発行希望です。

ちばたかし


「SFマガジン/SFジャパンに一言!」では,
まずSFマガジン。
40年以上,毎月発行されていること自体,奇跡です。
お願いしたいことがあるとすれば,
以前やっていた「海外SF未紹介作家コーナー」の復活でしょうか。
作品もけっこうあるのに,あるいは海外での評価は高いのに
なぜか紹介に恵まれない作家とかもいるはず。
そんな作家や,今後要チェックの作家の作品を
紹介していただければと思います。

SFジャパンは,第一世代の作家の掘り起こし企画を
今後も継続していただければと。
できるなら値段ももう少し安めがいいなあ(笑)

あと,日本SF全集って無理なのでしょうか?
音楽業界ではレーベルの垣根をこえていろんなCDが出ているようですが,
出版業界ではそう簡単にはいかないのかな?

広島様


「SFマガジンに一言」といえば、やっぱり草上仁さんの単行本未収録作品をぜひとも
本にしてほしい(5、6冊分はあるはず)ということと、これまた草上さんの未発表作品を
(これも大量にあるらしい)穴埋めでなくきちんと掲載するか、本として出してほしいです。
それから、長篇連載や連作短篇の完結篇は単行本で、というのは勘弁してほしいです(切実)。

「SFジャパンに一言」は、ちば様や広島様と同じく、内容的には文句はないけど、
もう少し値段を安くして、刊行ペースを早くしてほしい、ということで。

あらま草様


中学3年の時、初めてSFマガジン(173号)を購入してから、雑誌が好きなのと、後からでは購入が難しくなるという強迫観念からずっと買い続けています。「奇想天外」「SFアドベンチャー」「SF宝石」はもちろん、「SFワールド」「SFイズム」「SFの本」なんてのも全部あるはずです。

 最近はSFMでスプロール・フィクション特集が組まれたり、スタージョンが新聞の書評欄に取り上げられたりで、”SFの浸透と拡散”なんて古い言葉を思い出します。また新本格やヤングアダルトと言われる分野から新人が続々とデビューしている現状をみて、SFMでもSFコンテストを復活させる時期ではないかと考えます。「SFジャパン」は判型が気に入らないのだが、内容には大満足。年に4回でいいから予定通りにキチッと発行してほしい。大型書店でしか見かけないし買うの大変。

フータン様


●「SFマガジンに一言」
水玉先生の連載単行本化はお願いしたいとこです。

後は、SF初心者向けの企画が欲しいと思います。10年か20年くらい前に
そういった趣旨の連載があって、私自身、そのお陰で読んだ本もたくさんあります。
横山えいじ先生のイラストで『虎よ! 虎よ!』などが取り上げられていました。

もしやるのなら、初心者向け企画(古典SF紹介など)は、全然SFを
知らない方によるものと詳しい方によるもの2本立てで。
あるいは、・・池澤春菜氏が、毎回、何にも知らない人にSFを薦めて、それについて
対談するとかー。
いや、私個人の希望ではなくて、世のため人のために、古典を面白、おかしく
説明するものが必要だと思うんです。
古参のマニアでも食わず嫌いで逃してるものが多いはず。

●「SFジャパンに一言」
・知らない内に出てて
・本屋でも探しにくい
・ちょっと高い
 ・・・・といった事情から、最近、読んでいないのが実状です。
 もうちょっと、手に取りやすくして欲しいです。
 記憶違いでなければ、予定されていた本・連載ががなかなか出ないとこも残念。

えんじ様


雑誌という媒体はSFにとってはなくてはならないものだと思いますし、
 定期的に出ている専門誌が1誌だけというのも、不健康になりやすい気がします。
 なので、どちらもがんばってください。

七里 紫様


>SFジャパンとSFマガジン
SFジャパンはやっぱりいつ出てるかがよくわからないのと、
値段が高いのが難点かなあ。
いっそ内容を多少減らしても、月刊にしてしまうのはどうでしょう?
SFマガジンは、すごく頑張ってると思います。
むしろ、こちらがその頑張りに答えて、
もっといい読者にならなくちゃなあ(^^;といつも思ってます。
タカノ綾さんみたいな、おおこんな人が!みたいなSFな人を
これからもどんどん発掘してくださいね。
水玉さんの単行本化は私も切に希望。ゼッタイ買います。
あと、個人的には北野勇作さんのカメリシリーズが大好きなので、
連載にしてくれたらうれしいなあ〜。

安田ママ

04.6.1