3月31日(日) やっと春雷が去って静かに。さっきまですごかったのよ。

    桜散る 桜散る 雪の面影 なぞるように

    桜散る 桜散る もう君が見えないほど  (by さだまさし)

 今日の風にあおられて、まさに雪のように桜が散っていました。3月も終わりです。

 暖かな1日。ホームセンターで買ってきた花を娘と庭に植えていたら、すぐご近所になった友人が自転車で遊びにきてくれました。なんかいいなあ、こういうの。植えた花は、エニシダ、芝桜、パンジー、チューリップ、桜草。いっきに庭(のごく一部)が春になりました。ピンクと白の芝桜を、石垣のふちから垂れるほど咲かせるのが、小学校時代からの夢だったのよ。ガーデニングも、ハマるとハマりそうですねえ。久しぶりに、爪が土で真っ黒になりました。土をじかに触るのって、こんなに気持ちよかったんだなあ。ふと気づくと、娘はどろだんごつくりに熱中しておりました。

 あとは娘の小学校の準備の買い物など>なぜこんなギリギリに?

 そういえば、昨夜みすこん3だったのよね。楽しんでいらしたのでしょうか、参加した皆様。

 おっと忘れてた!45万アクセス、ありがとうございます!27日でしょうか。


3月30日(土) たっだいまあ〜!!やっとネットに復帰できましたよ!もうダメ、禁断症状で限界でした(笑)。ああ、愛するキーボードよ!ケータイメールは慣れてないからもう、まだるっこしくて!ああ、脳内思考とほぼ同時に書けるこの嬉しさよ!

 ざっと書くと、27日(水)はとにかく終日、荷物詰め。な、なぜこんなにモノがあるのよ我が家って!入れても入れても終んないよ!大小含めて、60箱も使ったわよ段ボール!(本はこれに含まれず>本だけで段ボール約60箱だから^^)マジ疲れました。とほほ。

 28日(木)は引越し当日。8時半に2トントラックが2台来て、どがっと詰めてだーんと運んで下さいました。それにしても、引越し業者の皆様ってすごい!尊敬!父母や弟にも手伝ってもらって(ありがとう!)、がしがし家の中を整頓する。あ、あれっ、なんか部屋が急に狭く…(笑)。やはり居間にスライド本棚2本は強烈だったか。でも、2階だとちょっとこわかったんだもん、床が。ちなみに2階には大小含め本棚5本。

 29日(金)は出社。あああああ〜〜〜、なぜ私はこの時期に2連休をしてしまったの?だってだって、この大量の本の山はナニ!?そりゃね、年度末の決算てのはわかりますよ。でもこの量はないよ〜。3日分の新刊、文芸書だけで約120点ですよ!!さらには注文分も!しかも冊数が1点につき50冊とか100冊なんてのもあって、マジで史上最高冊数だったかも。(さらにはこの日、カナシイことなんかもあったり。)

 そして今日。ああ、この数日、ろくに新刊チェックもできてないよ。何か買い逃し、見逃しがあるのではという強迫観念の虜(笑)。特に文庫方面、コミック方面が超不安。紹介したい本もいろいろあれど、どこから手をつけていいのやら。とりあえず、『江國香織 ヴァラエティ』(新潮ムック)、『これがわたしの電脳ライフ』(大田垣晴子、メディアファクトリー)、SFマガジン5月号を買ってきました。大田垣晴子は思わずにやけながら読んでしまいます。くすくす。そっか、彼女もホームページ始めたのね。

 SFマガジン5月号は、この架空アンソロジー、読んでみたいっ!てのばっかですね。あとがきにあった、水鏡子さんのラブストーリィ・アンソロジーっての(枚数オーバーで断念だそう)、出してほしいなあ。ゼッタイ買うのになあ。甘口のSFアンソロジー、熱烈希望。最近グロは多いんだけど、綺麗なのがあまりないような気がしますよ?菅浩江さんの『永遠の森』みたいなのが読みたいなあ。


3月26日(火) この3月は、自分にとってやはり大きな運命の曲がり角だったんだな。しかし、ここまでいっぺんに何もかもが変化しちゃうとは思わなかった。この道を通って会社から帰るのも、今日が最後。さまざまな思いがこみあげる…。

 しかし引越し直前に売り出すなよ〜、未来少年コナンのフィギュアつきお菓子!>買うほうが悪いです

 星間宇宙船にも書きましたが、大切なお知らせ。明日、27日(水)7時〜19時まで、ビッグローブのサーバの関係で当サイトにアクセスできなくなりますのでご了承くださいませ。あ、掲示板だけはアクセス可能ですので。

いよいよあさって、引越し本番。パソコンをしまっちゃうので、水曜から金曜くらいまで更新がストップする予定です。ケータイで、掲示板だけはチェックしますが。メールチェックもできなくなりますので、よろしくお願いいたします。

 新刊速報、更新。


3月25日(月) 昨夜なかなか眠れなかったので、今めちゃくちゃ眠い…。

 桜はもう散り始めてますね。お花見してないのに〜。週末までもってくれないかしら。雨降らないでくれえ。

 昨夜、『恋愛のススメ』(吉田伸子、本の雑誌社)読了。今日は『新装版 でんせつの乙女』(こがわみさき、スタジオDNA)を買ってきて読みました。不思議な味わいの話ですね。この「銀座ぶらぶら踊り」は実在するのか?ぐーぐるで検索しても出なかったんだけど。


3月24日(日) 終日、引越し準備。さすがにもう時間がないので、本格的にやる。家中、段ボールだらけに。きゃー、なくしたと思っていたメモリーカードがこんなところに!「ドラゴンクエストあるくんです」がこんなところに!うれしい〜!ってこのへん、前回引っ越したときに入れたまんまじゃん(笑)。他にも、3年半の間、1度も日の目を見ないままだったものがごろごろ出てくる。ぎゃー。

 森山さんに教えてもらってビデオを撮っておいた、「ほしのこえ」予告を見る。ううっ、主題歌だけで泣けてくるよ。早くDVDが見たい〜。

 昨夜、『恋愛のススメ』(吉田伸子、本の雑誌社)を読み始めたら、あれよあれよという間に3/4。もうすぐ読了。とてもヨシダさんらしい、直球ストレートの爽やかなエッセイ。もう、オンナゴコロ丸裸という感じ(笑)。ああ、わかるわかるこの気持ち、といちいち強く激しくうなずきながら読みました。特に共感を覚えたのは「愛は不等式」という章。実を言うと私もついこないだ、ここに書かれてる通りの心境に到達したところだったのですよ。「愛するということが、どういうことなのか」。その意味の一つを、私は「ほしのこえ」で見つけました。


3月23日(土) 今朝も頭痛と肩こりひどし。昼にバファリン服用。もはや、クスリなしではいられないカラダに?やばいぞ。

 夜はずっとレジ。仮面ライダーの昔の怪人がいっぱい載ってる本を聞かれる。お客様、アギトや龍騎はね、新しい仮面ライダーなんですよふふふ。龍騎なんて、顔がエアコンの吹き出し口みたいなんですよ!(とは言わなかったけどね)

 さっき、テレビの映画「パラサイト」に出てた大きな青い瞳の彼は、もしや指輪物語の?なんか「ジャック・フィニィ」とか「ハインラインの『人形つかい』」とか聞こえてきたので、思わず耳が反応(笑)。パクリがどうのとか言ってたけど?


3月22日(金) 今朝も頭痛。バファリンを飲んで出社。肩こりもひどいんだよなあ。頭痛のせいかな?

 『90年代SF傑作選(上)』(山岸真編、ハヤカワ文庫SF)入荷。買わなくっちゃ!!今買うと荷物になるから、来週引っ越してからにしよう。『あなたをつくります』(フィリップ・K・ディック、創元SF文庫)も入荷。

 星間宇宙船で山崎さんから教わった、五島プラネタリウムでのプラネタリウムイベント。4月1日から5月6日まで、星空が戻るそうです。わー、これは是非行きたいな。しかも入場料無料だって。この、自分ひとりでプラネタリウムを作った大平さんて方、すごいですねえ。

 新刊速報、更新。


3月21日(木) 朝から吐き気がするほどのひどい頭痛。無理せず休めばよかったか。頭の中で、ずっと谷山浩子の「穀物の雨が降る」がエンドレスで流れる(街にトカゲが出てくる、青い背中光〜らせて〜♪)。お昼にバイトの子がくれた頭痛薬を飲んだら、やっと少しおさまりました。どうもありがとうね。

 桜、ほぼ満開。早すぎ。こんなに早いのは50年ぶりだって?娘の入学式には、きれいな緑の葉っぱが出ていることでしょう。桜の号令で、他の花たちも皆いっせいに咲き始めたよう。たんぽぽも見かけたし。

 朝、ちはら嬢の3月20日の日記経由でラファティの訃報を知る。またしても、か。最近やたら訃報が多くてなんだか悲しい。87歳、ってうちのおばあちゃんくらいだわ(祖母は大正3年生まれ)。『つぎの岩につづく』(ハヤカワ文庫SF)を読んだときは「???」だったのだが、林さん『九百人のお祖母さん』(ハヤカワ文庫)が初心者向けと教わりました。が、いまだ未読。持ってはいるのですが(汗)。

 今日、お店でハリポタを買ってくれた小学生らしき男の子、かわいかったなあ。まさにハリーくんそっくりだったのよ!ほっそりスマートで、眼鏡かけてて!ほっぺなんか桃みたいでさ!ああ、目の保養でしたわ。

 本日のTVチャンピオンで、大食いチャンピオンになった女の子。あんなに小さいのに、ご飯8合も食べるんだって!!いったいどこに入るんだよ!ちなみに我が家は、3合炊いて約2日分よ。

 『恋愛のススメ』(吉田伸子、本の雑誌社)昨日入荷。サイン本も5冊届く。ありがとうございます〜!さっそく買いましたよ!装丁もシンプルかつオシャレで、いい感じですね。

 今日こそは早く寝よう!!


3月20日(水) 終日、引越し準備。休日だというのに、まるで返品作業のごとく、おうちで段ボールにがしがしと本を詰めている私っていったいナニ?(笑)1日かかって、20箱くらい作りましたよ。これでほぼ私の本はクリア。自分の本はだいたい9号段ボール20個、10号段ボール6個といったところ。ダンナ+娘の本を加えると、段ボール50個でも入りきらず(ダンナよ、あのニュータイプや週刊アスキーの山はどうするのだ?)。やはり前回の引越しより増殖している!>当たり前です

 これでも少しは間引いたのだが、焼け石に水。ああそれにしても、昔の自分の本たちの懐かしさよ。当たり前だけど大好きな本ばかり入ってるので(笑)、ダ、ダメだ、ついつい読んでしまう!読みふけってしまう!予定時間のほぼ4倍はかかったね。とほほ。しかし、自分でもすっかり忘れてた本を発見した喜びは大きい。わあ、さべあのま『懐かしい贈り物』(新潮社)持ってたのか!!

 角川のPR誌「本の旅人」は、泣く泣く大島弓子のとこだけ切って捨てることに。k.m.p.の連載が始まったところからは、本の状態のままとっとくことにしましたが。しかしこの大量の「ポンツーン」と「星星峡」をどうしよう…。でも捨てられない。あうう。

 本棚は、そのまんま自分の歩いてきた道筋、もっというと今までの人生をまるごと投影してると思いませんか?ああ、この頃はこういう本が好きだったんだなあ、とか。なんだかねえ、昔の卒業アルバムを開いてるような気持ちでしたよ。ノスタルジイ。


3月19日(火) 春は人事異動の季節。某出版社さんの担当の方が変わることになり、ささやかな歓送迎会。実に楽しゅうございました。また遊んでね〜。

 4月中旬に、光文社から恩田陸の新刊が出ますよ!タイトルは『劫尽童女』。


3月18日(月) 川沿いの道に、もう提灯がついてました。もうすぐお花見ですね。今年はずいぶん早い気が。

 お店で、小学生男子のお客様に「まつばらひろゆきって人の本で、パスワードの本」を聞かれました。はて??一瞬、『2ちゃんねる宣言』(ひろゆき、文芸春秋)かと思いましたが(笑)、正解は『パソコン通信探偵団事件ノート11 パスワード春夏秋冬(上)』(松原秀行、講談社青い鳥文庫)でした。そのすぐ後に、他の女の子にも「今日発売のパスワードの本」とのお尋ね。すごーい、ちゃんと発売日までチェックしてるとは!キミ達はエライ!まだ台車に乗ってたのを発見してお渡しすると、お二人とも満面の笑顔でお買い上げ下さいました。これぞ書店員のヨロコビ。

 お客様に何度か聞かれたご質問にお答え。「本日、扶桑社に問い合わせてみましたが、ドラマ「ロング・ラブレター」の原作本の出版予定はございませんとのことでした」。ひょっとして他社が出すことがありえないとも言い切れないけど、とりあえず。出したら売れそうなのになあ〜。あ、関係ないけどアニメ「ヒカルの碁」は秋まで放映延びたそうで!やった!

 前にMZTさんの日記(1月8日)で紹介されてて、ちょっと観たいなと思ってた映画の原作、『ビューティフル・マインド』(S・ナサー、新潮社)が先週金曜に入荷。映画については、MZTさんの感想をどうぞ。オフィシャルサイトはこちら。森山さんも3月17日の日記で書いてますが、この本、紙がびっくりするほど薄いのね。

 『シャンペン・シャワー』1〜3巻(かわみなみ、白泉社文庫)も買うことにしましたよ。ダウンサイジングにつとめるのだ。

 カウンタ45万を踏んだ方はぜひご申告を。明日くらいかな?


3月17日(日) 終日、引越しの準備。自分の本を、10号段ボールに6箱詰めただけでイヤになりました(笑)。っていうか入れながら読むなよ>私。ああ、道は果てしなく遠い〜。というほど多くないけど。ええ、あの方やこの方に比べれば!>『書斎曼荼羅』を読んで以来、すっかり気が大きくなっているらしい

 やっぱりこの際、ダウンサイジングをすることにしましたよ。文庫で出てる本は、惜しいけどハードカバーを処分しますわ(涙)。先日新潮文庫で出た、北村薫の謎のギャラリーシリーズとかね。『大密室』もいいや。これに載ってる恩田陸は、先日の『図書館の海』(新潮社)に入ってたし。あれこれ本棚見てたら、けっこう処分本が。やった!これで、棚に入りきらず床にあふれてる本が納まる、か?(笑)あ、やっぱりリビングにでっかい本棚が2本入る予定(現在より+1)。さらに私のパソコンデスクが。ほほほ。

 先日注文していた、娘の学習机が届く。いいなあ〜、ってうらやましがってどうする(笑)。ちなみに私が子供の頃使っていたのは、ピンポンパンデスクでした。ちゃんと短大卒業まで使ってたよ。

 しかしまだ荷造りが全然終ってない。気ばかり焦る。大丈夫なのか?

 というわけで、本を読むヒマはなし。さて、これからまた少し箱詰めするか?

 新刊速報、更新。あ、まだだとは思いますが、カウンタ45万を踏んだ方はぜひ申告をお願いいたします。


3月16日(土) 娘の卒園式&謝恩会。涙、涙でありました。ばかだね、親って生き物は。当事者である子供のほうは、けろっとしてるのに(もっとも女の子は泣いてる子がちょっといたけど。うちの娘は当然のごとく、けろりん組)。こういう感情って、自分が親になってみないとわかんないもんなんだね。私も子供の頃、なんで自分が卒業するわけでもないのに親が泣くのか、全然理解できなかったもんなあ。

 あー、最近泣くこと多くてやんなっちゃうな。涙腺ゆるすぎ。水漏れ注意。心身エネルギー消耗過多。

 コンビニで、ムトウ生活雑貨増刊号「快適収納」2002年春夏号というのを発見。要するにインテリアの通販カタログ。うっ、このすきまワゴン欲しい〜。コミック本、約216冊収納可能!文庫用があればもっとうれしいなあ。


3月15日(金) 帰り道、少しだけ泣く。ここは思い出が多すぎて。

 今朝、髪を少し切りました。切ってる間じゅう、爆睡。美容師さん、舟こいじゃってごめんなさい。

 昨夜、『図書室の海』(恩田陸、新潮社)を半分読了。あれ、読んだことある短編ばっかだ。単独の話もあるけど、「○○の番外編」や「○○の予告編もしくは序章」みたいなのが多く、なんかこう1冊の本としてのまとまりがなく、食い足りない。元ネタがわからない読者には、なにやらさっぱり、であろう。切れっ端ばかりをかき集めてきたような感じだ。ま、あちこちのアンソロジーに散らばっていたのを1冊にしてくれたのは、恩田陸ファンにはありがたいことなのだが。それにしても、「イサオ・オサリヴァンを探して」と「ピクニックの準備」の本編が読みたいぞ!!「以下、次号に続く」みたいな終り方では欲求不満が〜。続きはいつ読めるのでせうか恩田さん。あっ、でもご無理だけはなさらないで下さいね。

 うーん、新刊速報もアップしたいけどまた明日かな。4月発売予定の北野勇作の新刊「ハヤカワSFシリーズJコレクション」のタイトルは、『どーなつ』です!おお、今度は動物じゃないよ!(笑)


3月14日(木) ホワイトデーですね(はあと)。

 今夜こそ早く寝るぞと誓いつつ気づけば1時パソコンの前

 いきなり短歌してみました(笑)。実は先日『君の鳥は歌を歌える』(枡野浩一、角川文庫)をさるお方から戴きまして(ご恵贈、ありがとうございました)。この本、なかなか面白いです。自分のお好きな本たちの感想+その本へ贈る短歌、という形式のエッセイなんですよ。歌人はやはり感想も短歌で表現しちゃうわけですね。おお、星新一へのエッセイもあるぞ。わ、枡野さん、『星新一ショートショート1001』(新潮社)を買ってらっしゃるんだ!3万円でも安いと書いてあるよ>ダイジマン。1編あたり、たったの29円弱、って計算しちゃうところはキミと同じだね(笑)。

 本日入荷した本。『風まかせ写真館』(椎名誠、朝日新聞社)。写真エッセイ。シーナさんの撮った写真って、本当にいいですよね。写ってるひとの笑顔が、みんな自然でリラックスしてて。邪気のない、純朴な表情。子供たちの、照れくさそうにはにかんだ笑顔とか、本当に素晴らしい。もちろん被写体の魅力もあるけど、やっぱり撮る人間の無垢なお人柄が相手を安心させているからこそ、ああいう表情を引き出すことができるんだろうな。何気ない風景の写真も、実にいいんだよね。

 「世にも不幸なできごと」シリーズ3巻目(いやなシリーズ名だよ^^)、『大きな窓に気をつけろ』(L・スニケット、草思社)入荷。これについてた出版社のポップが傑作だったのでご紹介。か細い手書き文字で、

 「しあわせですか?/あたしたちはますます不幸です。/応援して下さい。/サニー」

って書いてあるんですよ!(笑)ああ、実際に見ないとあのインパクトは伝わらないかも。ぜひ店頭でご覧下さいませ。

 u-ki総統餃子の会(快気祝い)、おいしそう〜。しかし、皆まめだなあ。感心しますわ>ヒラマドさんおおたさんほか

 総統に炊事を教えるなら、「20分で晩ごはん」とか「ひとりぶんのごはん」なんかのほうがいいのでは(笑)。うちなんて、帰宅したら時間との戦いですよ。「おなかすいたーーっ!」という娘の叫び声にせかされつつ、ぶたこまとざく切りキャベツを炒める、ブロッコリーをゆでる、セロリを切る、味噌汁つくる。うめぼしと納豆を冷蔵庫から出して、はい、20分でできあがり〜>本日の献立

 ぶたこまなら切る手間もないし、味付けは焼肉のたれを最後に回しかけるだけ。味噌汁は湯だったお鍋になめこを投入して1分煮て、味噌と本だしの粉末を入れればオッケー。ブロッコリーはマヨネーズでシンプルに食べます。シンプルがいちばんうまいよ。セロリももちろん切っただけでマヨネーズ。もっと手を抜くなら、メインはお刺身という手も(笑)。ね、この程度なら総統でもオッケーでしょ、ってああ、ついに私の手抜き主婦っぷりを全世界に公開してしまったわ(笑)。


3月13日(水) ほとけのざの群生を見かける。一面、薄紫のじゅうたん。春の野草って大好き。

 今、庭に何を植えようか思案中。よその家の、塀の上からあふれ出るように咲いてる雪柳や山吹を見て、「ああ、あれもいいなあ、これもきれいだなあ」と夢はふくらむばかり。エニシダも好きだし、きんもくせいも是非欲しいところ。娘に聞いたら、「くだもののなる木がいいよ!」「たとえば?」「さくらんぼ!」…確かにいいアイデアではあるが、毛虫と闘うのは母はイヤです(笑)。

  昨日の日記で書いた『書斎曼荼羅』1,2巻(磯田和一、東京創元社)ですが、今朝さっそく出版社に電話で追加注文したところ、既に品切れ。がーん。3月20日頃重版予定だそうです。初版買うなら今のうちですよ、皆様!

 おとといあたりに出た『蒼迷宮』(祥伝社文庫)ですが、これ、女性ミステリ作家のアンソロジーなんです。でね、なんと『スタジアム 虹の事件簿』(創元推理文庫)の青井夏海さんの書きおろしが載ってます!他にも菅浩江、若竹七海、宮部みゆきなどの豪華ラインナップ(こちらは既出みたいですが)。

 復刊してほしい本かあ。とりあえず今思い浮かぶのはアマタイ(天沢退二郎)だろうか。オレンジ三部作(違ったっけ?)をぜひ。未読だし、持ってないのですよ。ハルキ文庫やハヤカワ文庫あたりで、いかがでしょうか。版権的に無理なのかな。それにしてもいつも謎なのだが、どうして未読王さんのページはデザインがあんなにカワイイの?(笑)や、ご本人が作ってるわけでないのは存じてますが、文章とのギャップがなんとも愉快で。

 『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(江國香織、集英社)読了。短篇集。どの話もどの話も、30〜40代の女性のとほうもなくやりきれない孤独を感じさせる。好きな人と愛し合っている描写でさえ、だ。ただ、それは醜く惨めな孤独ではない。年をとってしまったことゆえの孤独でもない。ある程度の年月生きてきた、人間という生き物がぶちあたる絶対的な孤独なのだ。「結局、人間はひとりなんだ」という、諦めにも似た悟りのような。そして、彼女らは静かにそれを受け入れるのだ。誰かと愛し合った瞬間の記憶だけを大切に暖めながら。

 あとがきの一文に、大いに共感したので引用。

 「瞬間の集積が時間であり、時間の集積が人生であるならば、私はやっぱり瞬間を信じたい。」

 私もいつもそう思っています。幸福な一瞬が、そのひとの人生を支えるのだ、と。


3月12日(火) ただ今、自分の中の悪感情と格闘中。

 昨日の日記で本棚のことを書いたら、タイムリーなことに本日『書斎曼荼羅』1,2巻(磯田和一、東京創元社)が入荷。す、すごいぞ。これは傑作だ。あらゆる本読みに勇気と希望を与えてくれる、素晴らしい本です!だってだって、ここに紹介されてる方々に比べたら、うちなんて全然フツーだよ!(笑)いやはやお見事。

 まあね、彼らは本を書いてご飯を食べてるプロでらっしゃるから当然といえば当然ですが、でも1巻5Pの関口苑生氏の「ストーブがわりに、ガスコンロの火がつけっぱなし」とか(もちろん、ストーブの置き場所がないからだ!)、6Pのマジで部屋に一歩も足を踏み入れること不可の部屋とか、55Pの藤野邦夫氏の、床一面にかまぼこに本が敷いてある部屋とか(要するに本棚をそのまま床に寝かせた状態といえばおわかりでしょうか。背表紙が全部見えるように床に敷き詰めてあるわけです)、もはや常軌を逸してます。しかも「どうぞ、本の上をお歩きください」と言われても。できませんて!京極氏はもちろん、山田風太郎氏の本棚も載ってます。ああ、著者がうらやましい…。取材で、これらの本棚を本当に見たんだもんなあ。

 まあこれが我が家の参考になるかどうかはともかく(笑)、本好きなら実に実に楽しめる2冊です。超オススメ!池袋のジュンク堂3Fで、原画展もやってらっしゃるそうですよ。4月7日まで。

 あとは『ある日どこかで』(リチャード・マシスン、創元推理文庫。瀬名さんの解説が楽しみ〜)、本の雑誌4月号(牧眞司氏が、サンリオSF文庫『天の声』(スタニスワフ・レム)を絶賛した素晴らしいエッセイを寄せています。思わず読みたくなるじゃないですか!)、取り寄せを頼んでいたSFマガジン2001年5月号(北野勇作を読むため)、『薫さんの帰郷』(TONO、朝日ソノラマ)を購入。

 本の雑誌の特集、「座談会・出版界構造改革法案全九条を作る!」には爆笑。愉快痛快、納得至極。読者からの、「シリーズ物中途発刊中止禁止法」にも笑いましたわ。笹塚日記を読むたび、ホットサンドを作る道具を買おうかと野望にかられるワタシ。おいしそうなんだもん。

 あ、ダイジマン情報によると、創元推理文庫も新しい目録が出てるそうですよ。

 鈴木力氏の「恥を知れ、中島梓ー第二十二回日本SF大賞・中島梓の「選評」批判」。リンクしておきます。彼の潔さに敬意を表して。


3月11日(月) まずはお詫び。昨日の日記に書いた、「ほしのこえ」ラジオドラマは9日の土曜日だったそうです。湯川さん、ご指摘ありがとうございました。

 インテリア雑誌のリビングの写真を見てて、どうも違和感が。おかしい、何かがうちと違う…。ああっ!本棚もパソコンデスクも(フィギュアやオモチャも)ないよ!(笑)そうか、だからちっとも参考にならないのだな。うちはきっと、『自宅の本棚』(産調出版)みたいなのを見なきゃダメなのね。それとか雑誌の、作家の本棚の写真とか。ああ、喜国さんや京極夏彦や新井素子の本棚の写真が載ってた雑誌、買っておけばよかったなあ(なんだっけ?アミューズかな?)。とはいえ、あんなに素敵な本棚は夢のまた夢ですが。

 ハヤカワ文庫解説目録の新版(2002.1月)が入荷。欲しい方は書店でどうぞ。内容の細かいチェックはダイジマンや林さんにお任せします(笑)。

 あの森英俊さんもkashiba掲示板でチェックしていた、『推理小説の源流 ガボリオからルブランへ』(小倉孝誠、淡交社)。当店は3冊入って、たちまち2冊売れましたよ!いやあ、コアな方はちゃんと見つけて買っていかれるのだなあ。さすが。

 新刊速報、更新。


3月10日(日) 終日、引越しのための荷物整理でかなりへとへと。ああ、また今シーズン用に娘の服を全部買い直さなければ。去年の服が全部つんつるてんだよ。

 そういえばもう出てるのでは!?と思い立って昨夜検索してみたらビンゴ!というわけで早速本日『1限目めはやる気の民法』2巻(よしながふみ、ビブロス)を買いにいく。いやあ、さすがにビーボーイコミックスだけあってかなりハードですが(笑)、でもやっぱりよしながふみは好きだわ。間合いとユーモアセンスが秀逸。でもって、キュートなところが。つっても、いい年した男性同士ですがね(笑)。

 「ほしのこえ」ラジオドラマは本日夜11時半〜12時、ラジオ大阪にて。って関東では聞けないですよね、さすがに?>山崎さん、感謝


3月9日(土) 用があって保育園に出かけたあと、千葉へお出かけ。…物欲炸裂(笑)。手ぶらで行ったはずなのに、あ、あれっ、なぜこんなに荷物が増えてますか?いつの間に?

 『金色のガッシュ!』4巻(雷句誠、小学館サンデーコミックス)、『ナバナバパラダイス 博士の魚たち』(TONO、朝日ソノラマ)、「コミックファン」vol.15購入。『ナバナバ〜』、さきほど読了。いやあ、いいですねえ。既成概念をぶち壊す、明るいブラックさ。でもよく考えると、この方の言ってることはしごくまっとうで、「そういやそうだよなあ」と思わずうなずいてしまう。その視点の公平さがよい。「あんなに美しい人魚を食べるなんてひどい」なんて考えはおかしい、とかね。

 フルタのアリスのフィギュアコレクション「人形の国のアリス」を初めて発見。なぜか私の周囲では全然見かけなかったのよ。つい、5つほど購入してしまう。ああっ、先日すぎえさんにも「言っときますけど、安田さんはフツーじゃないですからね!フツーの人はフィギュアなんて集めないんですよ!」ときっぱり言われたばかりなのに(笑)。しかも引越し前なのに。でもチェシャ猫が出て、とてもうれしい〜>反省の色なし

 じ、実はひそかに好きなんです「にゃんにゃんにゃんこ」「はさんでシューにゃんこ」のぬいぐるみを娘にせがまれて、「しょうがないなあ〜」と言いつつ喜んで買うダメダメ母(笑)。これは傑作だよ!接着テープで、パーツを組み立てたりバラしたりできるんだよ!絵本もなにげに売れてます。ケイブンシャ様、お願いだから『にゃんにゃんにゃんこ にゃんこ茶屋の巻』を早く重版してくださいませ〜!積みたいのよ売りたいのよ!あ、「アフロ犬」の絵本もロングで売れてます。発売以来、ずっと積んでますよ。

 娘はガシャポンで、「あつがりさん」というキャラのシールシートを買ってごきげん。こ、これは母はイヤだなあ〜(笑)。ああ、ちょびっツのガシャポンはどこに行っても売り切れでした。とほほ。「“ちい”こんにちは」がちょっと欲しかった。あくまで「ちょっと」、ね。

 新刊速報、更新。この頃、本を読む時間がありませぬ。『泳ぐのに適切でも安全でもありません』(江國香織、集英社)、はじめのほうだけ読みました。江國さん、最近艶っぽい話が多いような。


3月7日(木) 昼間はぽかぽかとすっかり春の陽気ですが、夜はまだまだ冷えますね。今夜は娘とうどんを食べに行きました。大人1人前をぺろりとたいらげる娘。「さいきん、たべてもたべても、おなかがすくんだよ!」おお、さすが育ちざかり。身長も、もう私の胸までありますよ。こないだまで、あんなにおちびだったのに。

 昼休みに、昨日発売の「ダ・ヴィンチ」4月号を読む。浦沢直樹特集。おっ、古川日出男さんのインタビューが。もちろん『アラビアの夜の種族』(角川書店)について。おおっ、『プラネテス』の幸村誠さんのインタビューも!最近、あちこちでお名前を拝見するのでうれしいです。

 ダイジマンが「こ、これは!」と驚いてた新刊。『推理小説の源流 ガボリオからルブランへ』(小倉孝誠、淡交社)。

 電撃文庫の新刊も入荷。『ビートのディシプリン SIDE1』(上遠野浩平)って、ブギーポップのシリーズなんでしょうか?それとも世界がリンクしてるだけ?

 瀬名秀明さんのサイトの、2月22日の新着情報で紹介されていた、ワンダーライフスペシャル『藤子・F・不二雄PRESENTS ドラえもんムック ロボットはともだち!』(小学館)を店で探すも見当たらず。売り切れちゃったか。広告はこちら。単行本未収録のマンガとか載ってるらしいです。

 3月16日(土)に、「SFファン交流を考える会」(>サイトは作らないのですか?)3月会合が渋谷の勤労福祉会館にて行われます。テーマは「ファン活動と主婦生活」。…おやあ?なんか心当たりが?(笑)でもその日は、娘の卒園式なので行かれないのだ。残念〜。3月31日(日)には、第1回ライトノベル・フェスティバルがありますね。


3月6日(水) 仕事のあとで、他店にいた同期の送別会に飛び入り参加。ああ、またひとり同期が減ってしまった…。さみしい。しかもこの方、ものすごく優しくて性格のよい方なのだ。ううっ、残念(涙)。長いこと、ご苦労様でした。ゆっくり休んでね。「新入社員研修の頃が一番よかったなあ」の言葉には、ちょっと泣けました。

 出版社の営業の方々(しかも初めてお会いする方ばかり)もいらして、いろいろお話を伺う。とても楽しい時間でした。ありがとうございました。営業の方々も苦労してらっしゃるんですね。どうか負けないで頑張ってください!私も頑張ります!

 前に本の雑誌社のすぎえさんが、「徴兵制度じゃないけど、接客制度みたいなのを全国民に義務つけるのはどうだ」と日記で書いてらしたのには笑ってしまったが、まあそれは大げさとしても、気持ちはわからなくもない。要するにね、言われたほうの気持ちになってみて欲しいだけなのよ。どんな態度を取られたら嬉しいか、むっとするか。それをちょっと想像してみて欲しいだけなの。どんなことだって、気持ちのキャッチボールなんだよ。どうせなら、お互い気持ちよくやりたいじゃない、っていうこと。それだけなのよ。バスに乗るとき、車の駐車料金を払うとき、レストランでお料理を運ばれたとき、ひとと狭い道ですれ違うとき。ぜんぶ同じだよ。(ずっと前にも書いたけど、うちの近くの高校生たちは、みんな狭い歩道ですれ違うとき「すいませ〜ん」って言ってくれるよ。みんないい子だよ。)

 あと、すぎえさんのいいところは、営業の時の声が小さいこと。これ、重要なことなんですよ。地声だとは思うのですが、店内に響き渡るような大声で営業される方もまれにいらして、そういう時は密かにちょっと冷や汗をかきます。お客様の前だ、舞台の上だ、という気持ち。そういう心配りができるひとは素敵だと思います。って自分も反省点多しですが。

 昨夜、続きを読み始めたら止まらなくなり、午前2時半までかかって『悪いうさぎ』(若竹七海、文芸春秋)読了。ああ、悪いうさぎ!このタイトルの意味に気がついた瞬間、愕然。痛い話であったよ。しかし葉村晶シリーズはやっぱり好きだわ。

 今夜は電車に長く乗ったので、ひさびさに通勤本『とむらい機関車』(大阪圭吉、創元推理文庫)の続きを読む。…うわっ!す、すごい!!電車の中で叫びそうになりましたよ!青山喬介は、まさに日本のシャーロック・ホームズだ!この推理の見事さ、華麗さ。kashibaさんが絶賛してたわけがよくわかりましたわ。確かにこれは世界に通用する傑作だよ。マジでホームズにひけをとらないと思いますよ。


3月5日(火) 曇りの夜。空気がほのかにしっとりしています。

 星間宇宙船におくやみの言葉が続々と届いている半村良氏ですが、『岬一郎の抵抗』が面白いよ、とある方からメールをいただきました。検索したところ、全3巻なんですね(集英社文庫版)。確かこれでSF大賞を受賞なさったんですよね。実は半村作品は全くの未読。かろうじて映画『戦国自衛隊』を知ってる程度。u-ki総統も『石の血脈』がマイベストだそうだし(3月4日)、いつか読んでみようかな。

 最近売れてる『男の子って、どうしてこうなの?』(S・ビダルフ、草思社)。新聞の広告見たら、かなり面白そうでした。なるほど、こりゃ売れるよ。女性にとっては、やっぱり男性の気持ちって永遠の謎だからね。っていうか、もう全然違う生き物。思春期(14歳くらい?)になるとぼうっとする、とかはホルモンの関係とかなんだろうな。こういうのは確かに、女親は言われなきゃわかんないよ。少年はつねに明確なルールと秩序を必要とし、これらを示されると安心する、というのも目ウロコ。言われてみれば、そうかもなあ。男性は、論理的に納得いくものを好むのかな。

 あと、謎の新刊。『マンガで読む論語』(桑田二郎、廣済堂出版)。桑田二郎ですよ。表紙に、エイトマンとかの絵が描いてあるんですよ。でも、中身はまるで子供向け。こ、これはどの棚に置けと?(笑)

 新刊速報、更新。


3月4日(月) 今日は待ちに待った『ヒカルの碁』16巻と、「SF JAPAN」vol.04発売!『ヒカル〜』は伊角さん主人公の巻(笑)。カッコイイ〜。「SF JAPAN」はB5サイズで、大きいので書店で探すときは要注意。この前の手塚治虫特集だけかと思ったら、今後ずっとこのサイズなのかな?

 「SF JAPAN」は、山田正紀特集。「神狩り2」第一部、一挙掲載。しかし、私にはそれよりも北野勇作だ!第22回日本SF大賞の特集よ〜。SF大賞受賞の言葉(すごくよいのでぜひ読んでみて下さい!)、総天然色漫画「THE かめくん」(前田真広)、審査員の選評、短篇「かめさん」(北野勇作)、そして冬樹蛉氏のブックガイド「おかえりなさい、北野勇作の世界へ」、とまあなーんて豪華な内容なんでしょう。ちなみに、この短篇「かめさん」は傑作ですよ!ちょっぴり、田中啓文入ってます(笑)。

 あと、特別企画「SFが夢に見た未来」として、こないだのSF大会のパネルの模様が載ってます。

 自分の本棚(というか床^^)を掘って、SFマガジンを探す。な、ない〜!買ってなかったのか私!北野勇作が載ってる2001年5月号を!そう、私は毎月買ってるわけじゃなく、興味ある(というか自分が読みそうな)特集の号しか買ってないのですよ。ああ、やはり毎号買うのが基本ですか、ダイジマン?とりあえず、この号は注文して取り寄せよう。

 そうそう、SFマガジン2002年4月号の田中啓文「あの言葉」読了。おお、シリアスだ!駄洒落がないよ!(笑)なかなかよかったですよ。ついでに田中哲弥「恩返し」も読了。ファンタジックな短篇。

 くしくも本日、私の誕生日に半村良氏、死去。68歳。62年、SFマガジン・コンテストに入選して作家に、ですか。知らなかった。日本SF大賞も取ってらしたんですね。心よりご冥福をお祈りいたします。

 みらい子さん経由で、『銀河ヒッチハイク・ガイド』(ダグラム・アダムス、新潮文庫)復刊。予約締め切りは3月15日だそうですので、お早めに。でも1420円はちょっと高い気がしないでもない…。

 さて、自分へのプレゼントとして、SFマガジン2000年6月号の「曖昧な旅」北野勇作を読むとするかな。


3月3日(日) ひなまつり。でも寒い〜。終日、引越しのあれこれ。ちょっと疲れた。

 花粉症にはヨーグルトがいいって、さっき「あるある大事典」で言ってましたよ!腸内の善玉菌が増えると、異種タンパク質が体内に入りにくくなるから、症状が軽くなるんだそうな。あと、適度な運動。

 新刊速報、更新。


3月2日(土) 娘がすっかりハロを気に入ってしまって、手を叩いたり話しかけたりして遊んでます。ほっといても、時々勝手に「ハロ、ゲンキ!」とかしゃべってますよ。

 BUMP OF CHICKENのインタビューが載ってるという情報を得て、ROCKIN’ON JAPAN.3月号を思わず買ってしまう。同僚に、「どうしたんですか、安田さんが音楽雑誌なんて!安田さんと対極にあるような雑誌じゃないですか!SもFもついてないですよ!」と言われる(笑)。どういう意味だよ>でも確かに音楽雑誌買うのなんて初めてかも

 まだざざっと読んだだけだが、うわ、なんかこの人たちって、藤田貴美の『EXIT』みたいだあ〜!!79年生まれかあ。23歳?やっぱ、メロディの感覚が若いのよね。私の世代とは全然違う。インタビュー記事を、ああやっぱりな、うん、そうだと思ってたよ、とうなずきながら読んだ。

 私にとって音楽の最重要ポイントは、歌い手の声質かもしれない。まず声に惹かれる。心の琴線に触れる。そしてメロディ、歌詞。まあもちろん、バラバラにはできないから、全部ひっくるめてなんだろうけど。

「Quick Japan vol.41」の特集「SFマンガ新時代宣言」を読む。『プラネテス』の幸村誠さんのインタビューから引用。すごくいいこと言ってらっしゃるので。(ここのロシアのロケットの話はすごく面白かった。ボルトが錆びてても上がるんだ!ってとこ)

 「…だから、SFということに僕はこだわらないという立場を選んでいます。それは、SFの定義なんかないからです。なんかよく分かんないからです。どうでもいいんです。SFはこうあるべきだろうと言った時点でもうその人の言葉は間違っています、きっとね。」

 『MOONLIGHT MILE』の太田垣康男氏、『度胸星』の山田芳裕氏インタビューもあり。『度胸星』って読んでみたいなあ。売ってるの見たことないのだが。取り寄せれば買えるのかな?

 結局のところ、たぶん、彼らはみんな「人間」を描こうとしてるんじゃないかと思う。舞台はSFだけど。

 『泳ぐのに安全でも適切でもありません』(江國香織、集英社)本日入荷。書き下ろし短篇集。

 今月の雑誌「東京人」は売れそうですね。居酒屋特集。わー、川上弘美さんが!『センセイの鞄』に出てきた居酒屋紹介??それは必見だ!あ、「MOE」4月号は指輪物語特集。これも売れそう。

 そうだ、山崎さんからのタレコミで、「ほしのこえ」星雲賞計画は、来年まで延期。さあ、布教するぞ〜!


3月1日(金) 水仙の花がもう咲いてますね。道端にはぺんぺん草、ほとけのざ、オオイヌノフグリも。たんぽぽはまだ先かな。

 今、BUMP OF CHICKENの「jupiter」聴いてます。うわー、歌詞がすごい!心の柔らかいとこ、むき出しって感じ。作ったり、加工したりしてないのよ。気持ち、そのまーんま言葉にしてるのね。聴いてるだけでこっちが照れて赤面してしまう。よくここまでストレートに口に出せるなあ。歌詞書いてるの、誰?Motoo Fujiwara?って名前くらい漢字で書けよお。覚えておくよ、この名前。フジワラモトオ。

 そういえば歌で思い出したが、Kinki Kids、ギネス記録おめでとう〜。オリコンチャート、13回連続初登場1位!(今日入荷した『ギネス・ワールド・レコーズ2002』(きこ書房)より)。彼らの曲は、どれもどこか懐かしくて覚えやすいメロディだよね。耳になじむというか。今日は仕事中、頭の中でずっと「僕の背中には羽がある」がかかってました。でも全部は知らないから、サビの部分だけが永遠にリピート(笑)。というわけで、今年のギネスブックを買ってくださるお客様の83%はkinkiファンと思っていいでしょう。あー、83%という数字に根拠はないのであまり本気にしないように(笑)。

 みすこん3の受付が始まったようですね。3月1日、午後10時よりメール受付開始。私はちょうどその頃、引越し直後でバタバタしてるのでパスですが、ご興味ある方はぜひ。楽しいですよ〜、きっと。

 堺三保さんのサイト。リンクしておきます。

 おっ、本の雑誌4月号には牧眞司さんが載るよ、ダイジマン!そういえば、今年から本の雑誌の表紙、カラフルになりましたね。4月号の発売は3月11日頃だそうです。


 

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