先週の時代劇 バックナンバー(1998年2月)
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暴れん坊将軍:待たされた女の決心(98/02/28放送)
今週は、全てがエンドから最終回を迎える来週への布石のような話。
新・御宿かわせみ(98/02/26)
長次郎の過去が描かれたり、久しぶりに辰五郎が出てきたり。 で、先週からの続きで、千鶴と真之介の中も親密に・・・。 なんちゅうてもあの千鶴先生が明徳館での講義中に、真之介のことを考えて、講義は上の空・・・千鶴先生可愛い! で、思い切ってまたまた告白! しかも、「実は今まで隠していたことがあるんです。」って、自分が彦根藩主井伊家の娘であることまで・・・。 (でも、新さんはそんなこととーっくの昔に知ってたんやけどね) で、真之介が「拙者も実は隠していたことが・・・。」と白状しかける・・・がそこで邪魔が。 でもでも、最後に。最後の最後で! 千鶴が「徳田真之介」と添い遂げると決心したため、上様の元へ「縁談お断り」に訪れて・・・。 遂に!鶴姫と「上様」徳川吉宗ご対面! 遂に!鶴姫こと千鶴は「徳田真之介」=「上様」っちゅうことを知りました。 さぁ、いよいよ次回は最終回!
昔の友が、久方ぶりに出会った今となっては・・・というよくある話。
水戸黄門:頑固者の意地比べ−境−(98/02/23放送)
で、昔の友情と恋(初恋かもしれんなぁ)が絡んだお話。 でも五井兄妹は悲しい! どこでどう転んだのか、兄が盗人の道へ。 それを全く知らなかった妹和世、最後に兄が縛につく直前の切腹を見て号泣・・・おいらももらい泣き。 ところで今週は東吾の兄がるいに会いに来た。
始まって3週目で早速、御老公の「頑固ぶり」発揮!
暴れん坊将軍:好きです!さらわれた鶴姫(98/02/21放送)
でもって今週はコメディ調。でも緩急心得てる! 全体的には笑わすだけ笑わせといてしめるところはしめる。 お銀に対する新吉の「おばさん」発言・・・おいおい、そりゃ禁句やでぇ、と思いながら腹かかえて笑てもた。 ご隠居と頑固じじいとのやりとりは毎シリーズ通り。 そんななか、いつもとちょっと違いうのは、頑固爺の信念の強さ。 もう、平和な世の中、絶対「人殺しの道具」は作らない、という信念の強さ・・・その裏には長い堺の歴史が絡んでるんやけど・・・。 でも、初めて見たわ、ご隠居の「二日酔い」!大爆笑! でもってラスト直前の立ち回りシーンも、頑固爺の娘が「父親」の頑固爺より、恋仲の新吉と抱き合うシーン、こりゃ「吉本新喜劇」的、いや関西、大阪のわらいやね(舞台も堺やし)!!! しかしまぁ、「頑固爺」の娘も負けず劣らず「頑固」やわ。 あの「頑固爺」の反対を押し切ってまで自分の夫と決めた男と一緒になる、ちゅう決意は全然崩れへんねから。 こりゃ新吉、義父&嫁、W頑固で大変やでこの先。 で、また御隠居に「頑固な」友達が増えました。 次回は、「芝居で結んだ親子の絆−三次−」。
先週の「かっこえぇ!」に比べて今週は「悲しい」。
水戸黄門:「涙の母の祝唄−高野−」(98/02/16放送)
何が悲しいって、上様、吉宗の心が。 千鶴が真之介に遂に!愛を告白するシーンが今回の目玉・・・のように描かれる。 でも、違うぞ。エンド直前のナレーションも違うぞ! 今週は上様の怒りと悲しみ! 「怒り」は、これまた今までに無いほど大きな怒り、せやかて千鶴殿も危機一髪の状況やった、ちゅうんもあるけど、何より自分の教え子が寸でのところで斬り殺されてしもうたんやから。 これほどの怒りはかつて無かった! でも今週はそれだけやない。 将軍就任とともに始めた諸々の改革、その一端を担ってくれると信じ、登用したものが汚職に墜ちていったことに対する悲しさ・・・これは怒りやない。 上様はこの上なく悲しかったはず(また松平健もさすがそこらへんの演技が最高!)。 そんな悲しさから、最後はその者(萩原流行が演じてた朝倉って元佐渡金山奉行で現大目付)と真剣で立ち会い・・・初めて見たと思う、吉宗が人を斬るのは・・・。 とにかく今週は悲しかった。 千鶴→真之介(=×吉宗、ってなるよなぁ、図式的には)も、あやめの恋物語も、いつもであればもっとメインやのに、今週はちょっと・・・上様の心が悲しすぎる。 いやいや他にもいろいろ、盛りだくさんやったもんなぁ、今週は。 もう、今まで見てきた「暴れん坊将軍」のなかで、「泣き」は少のうても、間違いなく「1番」」のお話やった。 さて、来週は、「待たされた女の決心」
もうラスト10分で号泣!
暴れん坊将軍:妖しき占いの謎 グータラ夫に説教された吉宗(98/02/14放送)
御老公怒る!に始まる10分間! 実の母親は敢えて名乗ることをせず、預けた大店の旦那と仲直りし生まれ変わった若旦那(実は我が子)に満足! これを泣かずして何を泣こうぞ! 始まって僅か2週、もう、「月8」の醍醐味見せてもらいました。 もう、とにかく来週以降もみましょ! (先週といい今週といい、とにかく泣き泣き泣き!で、こんなん読んでもどんな 話やったかわからへんやろなぁ) 次回は、「頑固者の意地比べ−境−」。
今週は「かっこえぇ!」。
新・御宿かわせみ(98/02/12放送)
いつぞやの「暴れん坊将軍5人衆」以来のかっこよさ! 長五郎もかっこええし、忠介もかっこええ。 で、「家康」公以来の伊賀忍者の恥を隠そうとする江川兵六もかっこええ。 さらに、いつも通り、隼人&あやめ、千鶴=鶴姫もかっこええ。 でも、やっぱり真之介=吉宗がその上を行く! 前シリーズにもあったクーデター話(上様=吉宗の転覆を計る悪巧み)。 でも、そうは問屋がおろしません。 泣かされはせなんだけど、めちゃくちゃかっこええ話やったぁ。 さて、来週は、「好きです!さらわれた鶴姫」
源さんに嫁を貰う話が・・・!
銭形平次:仮面の女(98/02/11放送)
あるお店の杉本彩扮する美しい娘が源さんに惚れ込んでる、っちゅう話。 でも、なんか裏がありそう・・・と思うてたら案の定。 実はかつて源さんがお縄にした盗人の娘。 ところで源さんの親代わりであり源さん自身が父親と慕っていた札屋大口屋が殺される。 落ち込む源さん・・・回想シーンを見てると、ちょっと自分の死んだ婆ちゃんのこと思い出してもた。 もう、なんか源さんの色恋話より、源さんと大口屋、そして大口屋に奉公にあがってた丁稚(これがまた大口屋の旦那にかわいがってもらってた)のことばかりが気になって・・・。 う〜ん、悲しいお話やった。 さて来週は、東吾のもとに現れる女あり。それに妬くるい・・・こうご期待!
貧しく薄幸な美人は、あんな簡単に悪い男に騙されるんやなぁ、っていう典型的なお話。
水戸黄門:伊賀への旅立ち−伊賀上野−(98/02/09放送)
たまたま大店の娘と間違われ、その際にちょっと「綺麗」ってほめられた。 まぁ、ほんまに綺麗やし可愛いんやけどいままで誰もそう言うてほめてくれなんだらしい。 で、ころっとその男に惚れてしまう。 でも根が悪い子やないから、とうとう正直に「実は私は大店の娘やない」と告白する。 で、男は「悪」やから、その娘を捨てようとする・・・で、娘がその男を刺してしまう。 さらにその場をまた別の「悪」に見られて・・・こっから先はおきまりのパターン。 でも、ほんまに、貧しく薄幸な娘はかわいそうなくらい悪い男に騙されるんやねぇ。 (時代劇に限った話でもないかもしれん)
卑怯すぎるわぁ、こんな始まり方!
暴れん坊将軍:口づけが起こした波紋(98/02/07放送)
先週は「怒れ!求馬」の終わりを残念がってたけど、今週の「水戸黄門」見たら「やっぱり水戸黄門もええかな」って。 (もちろん、求馬の続編は願ってるけど) いままで3シリーズしか水戸黄門見てへんけど、そん中でも一番泣かされたぁ〜、飛猿! 飛猿が悲しすぎる! 飛猿の過去の恋、15年経っても変わらぬ恋が描かれる、が、もう、恋越えてるよね。 細々書けば忍び同士の戦いとかある。 毎回初回の「爆発」シーンもあった。 けど、もう、そんなんどうでもええ! 助さん、格さんも、それからお銀、矢七、八兵衛も、それに「ご隠居」まで霞んでしまう。 もう、涙が止まらへん。 あぁ〜! 次回は、「涙の母の祝唄−高野−」。
女は怖いねぇ〜。
新・御宿かわせみ(98/02/05放送)
大名のお姫様やからかどうかはわからんけど、たった一度の「口づけ」で嫁に行く、と決めてしまうんうやから。 それに何より、「口づけ」されたん気付かんふりして相手をだまし(ちょっといいようが悪いか)、実はちゃぁんと気付いてんねんもんなぁ。 怖い怖い! でも、一途で可愛いねぇ。 それを見ている千鶴殿、どう内心どう思ってるんやろ。 さて、今週はかんべえ、久しぶりに大笑かせさせてもうたは、あんたにゃ。あやめも対応に困っとったんがな。 それだけ「上様」のことが気にかかるんやろけどな。 まっ、何はともあれHappyEndで目出度し目出度し!
今週は親娘二組の話。かたや大店の親娘、かたや職人の親娘。
銭形平次:白い脅迫状影(98/02/04放送)
大店の父親は職人の娘を「お手つき」に。大店の娘はその親からみればどこの馬の骨のともわからん男に夢中に。 どっちの父親も娘を思う心は一緒。でも、それが悲しい方向に・・・。 娘を「お手つき」にされた職人の父親は、娘にとりついてた男に「手切れ」を渡し喜ぶ大店の父親をとうとう刺してしまう(一命は取り留めるが)。 そして職人の父親は翌日「首」とくくる・・・。 悲しすぎるよなぁ、職人の娘も、大店の娘も。 そこで八丁堀の源さんは、気をきかせて自殺の原因を上手くごまかしてくれた。 それを信じる娘・・・なんか泣けてくるよなぉ。 今週はちょっと悲しいお話でした。
今週はあんまり目立たへんけど、お静が大活躍!
怒れ!求馬:求馬危うし!(98/02/02放送)
事件解決の糸口がつかめず悩む平次にヒントを、なんと「2度」も与える! もちろん本人は「それ」と意識してのこっちゃないけどね。 しかし、「浪人」や「御家老」といった、歴としたお侍やのうて「親分」役の北大路欣也もええもんやねぇ。 「銭形平次」は他の時代劇より「刑事物」っぽいからなかなか「泣き」がはいらへんかもしれんけど、そこはそれ! 北大路欣也にきたいしまひょ。
あぁ〜残念!求馬最終回!
初回ゲストの蜀山人(植木等)も出演! 最終回やからちゅう思い入れからかどうかわからんが、シリーズ中最高傑作! 求馬が初めて真剣勝負で破れる(危機一髪を豆千代に救われたが)。 さらにいつもの通り謎を追う求馬を襲う今までにない罠、爆薬! まぁ、お話半ばで主役が死ぬことはないと安心しながらも、お京、真吾、為吉、巴絵、ないより肥前を見て! 求馬がいかに、皆に愛されてるかを見ると、もう号泣! でも求馬はやっぱり生きてました。その後も大活躍。 さて、いつもはそんなに活躍せえへん「半田伝八」も肥前の危機一髪に駆けつけ、肥前の命を救うことに。 (次回シリーズ(有るか無いかは今のところまだわからん、が有って欲しい!)では、伝八主役の1話も見てみたいなぁ。そうそう、市之進もね) そして、肥前のお裁きも、ありゃ北町奉行の遠山や南町奉行の大岡に負けてない! あんな嫌ぁな浪人に対しても、改心させる裁きは本物! 一件落着して、やっぱり最終回、今まで本編中で流れたことのないBEGINの「愛が走る」もかかる! いつものエンディングも、本編中から長くかかる。 ラスト直前では肥前と蜀山人が「求馬の誉め合い!」、で、ところで今日は節分(ほんまは放送日は2/2やけど)、鬼退治! お松のお店でも「鬼は外、福は家!」 ほんでもってラスト、豆千代と求馬の二人っきりのシーン、でも、時代劇っぽいコメディタッチ! よかった〜、これであっさり二人がくっつくエンディングやったら、続編期待でけへんもんなぁ! さて、今週の感想は長いよ!
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