先週の時代劇 バックナンバー(1998年3月)

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鬼平犯科帳:むかしの女(98/03/18放送)

「鬼平犯科帳傑作選 第3夜」!
この「むかしの女」、たしか原作を読んだ覚えがある(勘違いかもしれんけど)。
基本的には原作通り、やけど上手いこと微妙にかえてるなぁ。
なんか「女の友情」を描いてみたり(おいらは男なんで、「女の友情」はちょっとわかりません)。
さて、その「むかしの女」を演じるのが山田五十鈴。
途中三味線弾いてるところなんか見せられると、「必殺」シリーズ、三味線屋のおりく、を思い出させる。

さて来月からはいよいよ「鬼平最終シリーズ」!
今回もCMの都度、番宣やってた(前シリーズ始まる前の、映画版「鬼平」を放映したときと同じパターンやなぁ)。
「最終」シリーズ!!!もっ、もったいない!終わるの!
って、先々週も書いたけど、やっぱりもったいないよなぁ!
兎に角、絶対今シリーズ=最終シリーズは1回たりとも見逃さへんぞ!

水戸黄門:瞼に見えたお母ちゃん−徳山−(98/03/16放送)
今週は、これまたシリーズ中1回はある「お銀、母親の気持ちを味わう」の巻。
でも、幼子の出てくる話はやっぱり泣かすよなぁ(ずるいおなぁ、とさえ思ってまう)。
八は八で、笑わせ、またちゃんとするところはちゃんとするし。
でも「助格流」?おいおいっ!
さぁ、「暴れん坊将軍吉宗」やないけど、「怒りの御老公一行」!とでも言いましょうか。
怒りの不動明王、水戸光圀!
もう、もう、いたいけな幼子を不幸に追いやる悪い極悪人は、御老公が許しません!見事悪退治!
ラストでも、やっぱりお銀が泣かす!
タイトル通り「瞼に見えたお母ちゃん」・・・お銀、ええ味だすなぁ!
(でも、子供たち曰く「お姉ちゃぁん」?????おいおい、いや確かにTVで見たら確かに若いけど、無理ないか?いつぞやは「おばさん(たしか西川弘志がでてた回で言われてたなぁ)」って・・・)

兎に角、この世の悪は、「御老公」が許しません!

次回は、「命を賭けた忍びの対決−豊後高田−」。
忍び対決とは、見逃せません!

遠山の金さんVS女ねずみ:大奥妖しい京人形(98/03/14放送)
帰ってきました「遠山の金さんVS女ねずみ」!
前シリーズとは微妙に設定を変更してのシリーズ再開。
一番の変更は「女ねずみ」の表の顔。
前シリーズ「小料理屋の女将、お小夜」から「瓦版屋、お紺」。
ついでに同心やった高木延秀がその瓦版の手伝い。
遠山家でも、前シリーズに出てこなかった設定が。
妻「奈津」は水野真紀そのままやが、お姑さんが登場。今後は「嫁姑」ネタも出てきそう。
なにより一番違うのが、この話し中の金さんと女ねずみの会話。
お互いの正体(遊び人の金さん=南町奉行、瓦版屋のお紺=女ねずみ)を明かしあったこと。
前シリーズでは、金さんが「女ねずみ」の正体は知ってたけど、女ねずみは「金さん」の正体を知らなんだもんなぁ。
その他はまぁ、大体前シリーズ通りの設定。
さて今週のお話は・・・まぁ、今シリーズ設定紹介かな。
お裁きは相変わらずお見事でしたが。
ラスト、女ねずみは「金さん」の正体だけやなく、その奥方(奈津)及び母親まで見つけてしまいました。

今シリーズは前シリーズ以上におもしろそう!

新・御宿かわせみ(98/03/12放送)
今週は泣かせすぎるわさ。
こんなに泣かされたん、「忠臣蔵」最終回以来!
もう!目ぇ腫れてる、って。
予告通り源さんに嫁を貰う、見合い話・・・でも、源さんには「本心」では「この女(ひと)」と心に決めてた娘がいました!(これだけでもビックリやけど)
でも、「るい」−「東吾」同様、やっぱり士、っちゅう、ようは身分の違い・・・。
でも、ちょっと逆で、その娘が大店(札差し)の娘やから自分には吊り合わない、自分にはもったいないって。
(う〜ん、わかるなぁ、その気持ち!)
薄々&るいからの話で「見合い話」以外のこの娘のことを気づく東吾、源さんにつかみかかる。
が、源さんもやり返す「だったら、東吾様とるい様云々・・・」−−−あぁ、またしてもおいらの弱いところを!
もう、この辺からラストまで泣き続け。
で更に、もういこの辺からおいらの考えてることは1つ。
「るい、東吾、なんとかしたれよ。」
でもこのおいらの期待に応えてくれたんは、東吾の兄、通之進!うわぁ・・・かっこえぇ、いやよすぎるやん!
一介の同心、源さんのこと、そんなに考えてるのに、最後の締め、おいしいとこは弟東吾に任すやなんて!
でもさっすがその弟だけある!
見事な、でもって「るい&東吾」に期待した通りの結果を出してくれるやなんて!
で、今週は次の3言で締めくくりましょう。
「源さん、おめでとう!」
「通之進(津川雅彦)かっこえぇ!」
「シリーズ続けてやぁ」

さて、次シリーズは、あの、ヤスオウの大好きな「隆慶一郎」から「影武者 徳川家康」!
うぉ〜ぉ、これを読んだ皆々様、兎に角見てください!

まったくもぅ、今週は「御宿かわせみ」本編で泣かされ、予告編「影武者 徳川家康」で期待させられ!
もう、満腹!

鬼平犯科帳:一本眉(98/03/11放送)
「鬼平犯科帳傑作選 第2夜」!
例によって急ぎ働きが発生。
その事件を追っていく上で芽生える盗人と平蔵の奇妙な友情。
これがあるから平蔵は数々の事件を解決してきたんやなぁ、と改めて感じさせる作品。
さすが「傑作選」!
最後もちょっぴり「ホロッ」とさせる。
う〜ん、平蔵、中村吉右衛門はいい!

さて来週は「傑作選 第3夜:むかしの女」。

水戸黄門:間違えられた黄門様−広島−(98/03/09放送)
藩改革に燃える一途な青年二人、彼らにかつて藩政改革を行おうとした家老に間違われる御老公。
って、よくある間違われる話。
でも「芝居好き」な御老公、ちゃっかりその人物に成り代わります。
さらにその青年にまつわる「恋物語」、見事に取り結びます、恋のキューピットまで。
いやぁ、やるわ、御老公。

それと!今週は「強い御老公」!
おなじみの「杖」を使っての立ち回り、下手な若い侍より滅茶苦茶強いぞ!

次回は、「瞼に見えたお母ちゃん−徳山−」。

暴れん坊将軍:うりふたつの女 お茶会に秘められた罠(98/03/07放送)
いよいよ「暴れん坊将軍」もシリーズ最終回!
(先週からの続きで)徳田真之介が実は「上様」徳川吉宗と知った鶴姫=千鶴。
ここで目出度し目出度しかと思いきや、鶴姫は勘違い。
「徳田真之介として私をからかっていた」と思いこむ。
実は鶴姫と出会うずっと前から吉宗は「徳田真之介」として市中に出歩いてたんやけどねぇ。
そして最終回らしく、「上様」転覆を謀る悪人ども登場!
黒幕は「八代将軍」争いに破れた尾張藩主。
今回は「上様毒殺」を試みるが事前に計画が暴露し、失敗。尾張へひとまず逃げ帰る。
その「毒殺役」に選ばれたのが彦根井伊家藩主の娘「鶴姫」・・・の偽物。
本物の鶴姫は闇に葬られようとしていた。
が、「鶴姫」の偽物にまつりあげられた娘は残念ながら殺されてしまうが、上様、鶴姫は事なきを得る。
・・・ここまではでも、あまり重要ではない。
すべてこの後の「徳田真之介=徳川吉宗」が「鶴姫=千鶴」にすべていきさつを語るための前振り。
「紀州の暴れん坊」と呼ばれた時代から紀州藩主を経て「8代将軍」になり、そして「徳田真之介」として市中徘徊(?)するようになるまでのいきさつをすべて鶴姫に話す。
誤解を解き、「この人こそ我が伴侶」と決心する鶴姫・・・。
ここで終わり・・・えっ、おいおい。
この後が気になるのに。
次シリーズで「鶴姫」は登場するのか、それとも新たな「真さん」の恋人役が現れるのかは次回シリーズのお楽しみ!

さぁ、来週からはあの「遠山の金さんVS女ねずみ」が帰ってくる!
シリーズ化を待っていただけに、嬉しい!
「大奥妖しい京人形」、こうご期待!

新・御宿かわせみ(98/03/05放送)
もう、ラスト1分で号泣させられたぁ。
こんな50分も引っ張って、もう、うまいなぁ。
幼い頃に離ればなれになった双子の兄弟。
この兄弟愛、すばらしい!
もう、泣くしかない。
そのタイミングで流れる「FourSeasons」がいつもより長く流れてこれもまた、涙を促す!

さて、来週は源さんに嫁を貰うはなしが。
あれ、先々月にもあったぞ、こんな話。でも今度はどうやら・・・

鬼平犯科帳:血頭の丹兵衛(98/03/04放送)
今週から始まった「鬼平犯科帳傑作選」!
まず最初はあの「小房の粂八」が平蔵の密偵になったいきさつのお話。
そもそもこの話がTVで放送されたときにはまだ「時代劇ファン」やなかったんで、こういう企画は凄く嬉しい!
この回をみて、「鬼平」はほんまに原作に忠実に作られてるなぁ、と思うた。
原作も8巻まで、それもまだ1回しか読んでへんから、その全部を知ってるわけやないけど、この話は最初のほうなんで覚えてる。
蟹江敬三も、粂八を熱演!うまい!
猫殿の鮎飯、食べたい!
でも、その「猫殿」に対抗心を抱く妻久栄も可愛い!

さてさて、予告編では4月15日から新シリーズが始まる、っちゅうことがわかった。
けど、「最終シリーズ」やってぇ!
えぇ〜、今度のシリーズで終わんのぉ、ちょっとそれはないんちゃう?
こんなにおもしろいのに!
こりゃ今度のシリーズ中、ナイター中継とかで休みとかあってもうては困るぞ!
でもって、こりゃ絶対見逃せへん!

水戸黄門:芝居で結んだ親子の絆−三次−(98/03/02放送)
深くふれる前に今週は福本清三さんでてました。

今週は!
もう、俺の一番弱いとこついてくるわぁ。
まぁ、「そこ」にかんしては、書くとまた後で小天狗に笑われるし、いあいやそれ以外からも笑われるから内緒。
(まっ、どうせ小天狗は読んでへんやろけど)
兎に角、今週は俺の一番弱いとこつかれました。今までの時代劇中一番号泣!

さて、御老公の芝居好き、それは助さん、格さんにも移ってました(伝染病やないっちゅうね)。
しかも今までになかったんちゃう?演題「水戸黄門漫遊記」!
劇中、助さんは「剣の腕前が今ひとつ」、助さんは「女好きが玉に傷」・・・ちょっと(助さんはかなり)怒る格さん助さん。
でも一番納得いってへんかったんが御老公・・・まるで子供の様!

その他にも書こうと思うといろいろあるけどねぇ(しょうもない男の意地とか・・・)
でも、もうっすべて吹っ飛んでます・・・弱点突かれたぁ〜!!!!!!!!!!

次回は、「間違えられた黄門様−広島−」。
おいおい、また来週も「御隠居」の芝居好き(しかも「見る」やなく「演じる」)かい!
来週は「ゴレンジャー」?


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