先週の時代劇 バックナンバー(1999年01月) 

「電視台」トップに戻る

元禄繚乱:第4回 赤穂お国入り(99/01/31放送)

今週は、「出会い」と異なり、2つの別れ。
1つは冒頭の上様世継ぎ徳松の逝去。
今1つは、内蔵助の叔父大石頼母助逝去。
徳松の逝去は来週以降、いや綱吉の日本史上最悪と呼ばれる悪報に繋がる。
頼母助の逝去は、内蔵助をいやが応にも一人前にしていく。
この2つが、いずれ「忠臣蔵」クライマックスへ繋がるんやねぇ。
さて、話は変わるけど、今週は思った、こんな小さい時からの阿久里を描くに当たって、宮沢りえ使うたんは正解やね。

来週は「第5回 お世継ぎ祈願」。

暴れん坊将軍:疑惑の影 泣きぼくろの女(99/01/30放送)
忠相「あの女振り向きもせずにいきますなぁ。」
吉宗「振り向いてはいかんのだ。前を向いていきなければな。」
今週はラストのこの台詞が、ズーンと心に響いた!
それだけで十分。

来週は「美人後家を守れ!弁護人になった将軍」。

御家人斬九郎:大利根の月(99/01/27放送)
やっぱり!九郎は女の味方。
一時は、佐次と敵味方に分かれるか!と心配したけど。
最後はやっぱ名コンビやわ。
これに蔦吉加えたら最高のトリオ!
なんやけど、今週は「わかむらまゆみ」が別役で。
ラストはいつも通り蔦吉やったけど。
話は前後するけど、九郎は恋のキューピットも果たすし。平手造酒。
で、女の味方の話。前半は蔦吉とおまちをひかくして、「やっぱ女は・・・。」って言ってた九郎も、そのおまちの招待を知り、でもって、おまちが悲しい死に目にあった後は。
京蔵を殺し、助五郎を助けたとき、九郎の目には見えへん涙が流れてた。

やっぱり斬九郎はいい。笑わせて、グッとこさせてほろっとさせる。

大岡越前:花は知っていた(99/01/25放送)
清吉とお米。
(片瀬)堅太郎と菊江。

来週は「裏切られた友情」

元禄繚乱:第3回 お取り潰し(99/01/24放送)
今週の運命の出会いは、やっぱり「浅野内匠頭」と「吉良上野介」ですな。
さて、冒頭から、綱吉の独裁ぶりが目を引く作りになってる。
しかし、個人的には、綱吉役「萩原健一」、巧いなぁ、あのキレる台詞と押さえてる台詞の違いが続々する。
それと、ラスト直前ちょっとしか出てなんだけど、阿久里役の「宮沢りえ」も、巧いかどうかはともかく、ひっさしぶりにかわいいなぁ。
で、今週は、相変わらずどういう役回りなんか分からんけど、上州沼津藩取りつぶしに伴う、岡島家のシーンはちょい泣かされたわい。

来週は「第4回 赤穂お国入り」。

暴れん坊将軍:処刑直前!赤ん坊を産む女囚(99/01/23放送)
今週は辰五郎、お凛、皐月、越前がかっこいい!
そしてラストは!
珍しい、日中の上様のお仕置き!
ともかく、またまた涙涙、涙やったぁ!

来週は「疑惑の影 泣きぼくろの女」。

御家人斬九郎:おふくろ(99/01/20放送)
見逃したぁ。
大岡越前:消えた財布(99/01/18放送)
まぁ、ほんま、女ってのは恐ろしいよなぁ。
お白砂であんな怖い目会うときながら、まだいけしゃあしゃあと嘘つけるんやから。
悪い女ってのは、ほんま怖いし恐ろしい。

来週は「花は知っていた」

元禄繚乱:第2回 五代将軍綱吉(99/01/17放送)
先週が「大石内蔵助」と「色部又四郎」の運命的な出会いなら、今週の運命的な出会いは、「徳川五代将軍 綱吉」と「播州赤穂藩城主 浅野内匠頭」!ですな。
さて、今週はよくある「忠臣蔵」とはほとんど縁もゆかりもない話。
でも、後の事件に繋がる「将軍 綱吉」の「独裁&変質ぶり」が垣間見られる。
前将軍家綱の元権勢を誇った大老「酒井雅楽頭」の失脚&没命。それも綱吉の執念?
またそれに成り代わり台頭してくる「堀田備中守」は老中に。
しかしまだこの頃は、独裁ぶりはあるにせよ、積極的に政に力を注いでたのになぁ。

来週は「第3回 お取り潰し」。

暴れん坊将軍:謀略!あやつり人形にこき使われた吉宗!(99/01/16放送)
北島ファミリー揃い踏み!
辰五郎(北島三郎)、長次郎(山本譲二)、でゲスト千吉(小金沢昇司)。
その千吉、裏で悪巧みがあるとも知らず、俄に大名に。
でなんと、天下の上様を三十石で仕官させる、ちゅうんやから・・・バカ殿!

来週は「処刑直前!赤ん坊を産む女囚」。

御家人斬九郎:おふくろ(99/01/13放送)
いよいよ「斬九郎」が戻ってきた!
笑いあり、涙ありの、この「御家人斬九郎」!
今週もいきなり、緩急ある、メリハリある「笑」と「涙」。
ゲストの中村玉緒お母さん、レギュラーの雷おこし、佐治親分、麻佐女様。
佐治親分は、あの時の(っちゅうても、そんときの話をしっかり覚えてる訳やないんやけど)、ついに春が来たか。
でもって、印象的やった斬九郎&蔦吉の台詞。
「変わんねえのは、俺達だけだな。」
「あたしゃかわりますよ。」
前シリーズ終盤から、どうも斬九郎、あぁ、もう。
しゃぁない、今シリーズを楽しむか!
大岡越前:嘘で暴いた大岡裁き(99/01/11放送)
今週は、前半は赤垣初め奉行所の面々、親分さん達が大活躍。
最後は越前名裁き。
うまく嘘を使って、でも嘘も方便、ってか。

来週は「消えた財布」

元禄繚乱:第1回 家老見習い(99/01/10放送)
冒頭から運命的な出会いで始まった「元禄繚乱」。
播州赤穂浅野家家老(見習い)「大石内蔵助」と越後米沢藩上杉家用人「色部又四郎」の運命的な出会い。
この2人が24年後には、赤穂吉良双方の総大将として対峙するのかと思うと、今週の出会いはもう、強烈!
さぁ、いよいよ始まりました。
これからが楽し!

来週は「第2回 五代将軍綱吉」。

大岡越前:髪結い姉妹の殺意(99/01/05放送)
なんやろ、ジーンときましたなぁ。
悪い奴。でもそいつにも理由あるし、それわかるし。
ほん悪い奴や悪い奴やけど。
お裁きも見事なんやけど、なんなんやろなぁ。
とにかくジーンときました。

来週は「嘘で暴いた大岡裁き」

加賀百万石〜母と子の戦国サバイバル〜(99/01/03放送)
複雑な話やなぁ。ストーリーがやのうて、感じ方がね。
小学校、中学校、高校と通して日本史を勉強すると、戦国〜安土桃山〜江戸初期に出てくるのは「織田・豊臣・徳川」。
でも、この「前田」はひょっとしたら、「徳川」に取って変わってたかもしてんもんなぁ。
このドラマ見てわかった。いや、このドラマも作られた部分は当然あるんやろけど。
前田が徳川ほど欲が深けりゃ、豊臣に縛られなんだら、また歴史は大いに変わってたんやろなぁ。
で、この主役「お松の方」。
やっぱり歴史を見ていく上で、「女」ってのは重要やなぁ。
前田家に、あるいはお松の方に、あの、桂昌院と並ぶ歴史上に残る悪女の一人、「淀君」ほどの傲慢ぶり、欲深さがあれば、歴史はきっと変わったはず。
でも、お松の方は、女は(こういう書き方はようないけど)前田の「家」の存続第一やったんやな。
前田が「全国統一する」んでなく、「お家安泰」が大事やったんやな。
で、前田家では、当主利家、嫡男利長より、「お松」がしっかりしすぎてたんやね。
でもなぁ、でも・・・「女」かぁ。
赤穂浪士(99/01/02放送)
恒例テレビ東京系の正月12時間ぶっ通し大型時代劇スペシャル、今年は「赤穂浪士」!
お正月スペシャルだけあって、もう、出演者が豪華豪華、豪華すぎる顔ぶれ。
まぁ、この詳細はいずれ「播州赤穂藩」にもとうじょうさせるとして、手短に感想を。
所謂本筋、「亡君のご無念晴らすため」より、サイドストーリーが結構よかったかな、っと。
橋本平左衛門&美保&おはつ、萱野三平&お軽、岡野金右衛門&幸、堀部安兵衛&ほり、といった男と女のサイドストーリー。
小山田庄左衛門&堀田隼人の奇妙な縁。蜘蛛の陣十郎絡みの話もそう。
そして、大石主税&おしの。主税の恋愛が描かれるなんで、珍しいもんなぁ。
平左といい、小山田といい、主税といい、討ち入り(途中挫折者もいるが)若者の姿を描いたサイドストーリーはほんまよかった。
ところで、あのエンディング・テーマはなぁ・・・
宇崎竜堂は別に悪くないけど、この「赤穂浪士」にあのエンディングはあわへんやろぉ。

「電視台」トップに戻る