先週の時代劇 バックナンバー(1999年10月) 

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元禄繚乱:第四十三回「吉良邸茶会」(99/10/31放送)

先週の続き、金右衛門とお艶の件で内蔵助も墓参り。
そこへやってくる源四郎の親戚。
「浅野本家は(いざとなれば)謀反を起こします。」って設定!
これは面白い。
それと柳沢吉里と安兵衛、岡島只嗣の絡み。
これも面白い。
このための今までの前売りやったとしたら今まで作りは凄く面白かった、気付かなんだぁ!
その反面、安兵衛・小平太の対立は・・・

次回は「いざ討ち入り」

スカット 一心多助:大変! 魚河岸の敵(99/10/29放送)
笑いあり、でもシリアス有り。
ほんま、思ってたよりずっと面白いね、この一心多助。
凄くよくできてると思う、おいらは。
お仲、おっ母、今回はお笑い担当?
お絹が最後、大久保の殿様ん所戻って、一件落着んときゃぁ、ちょっと「ホロッ」と来たねぇ。

次回は「仇だよ、おっ母さん」
予告編から涙してもうた。期待大!

痛快! 三匹のご隠居:消えた三千両!? 老人力をなめるなよ(99/10/28放送)
ええやん、今週は。
やっぱり先週は「アイドリング」?
「もう、泣いた泣いた」って程ではないまでも、なかなかよかった。合格点。
追伸:竹本聡子は可愛いし綺麗やね。
南町奉行事件帖 怒れ! 求馬 II:消えた美女二人(99/10/25放送)
あのメンバーが戻ってきた!新メンバーも加えて。
いきなりの駕籠訴、それを見事な機転で救う求馬!
またそれに見事な機転で答えるじい様、肥前守。
そして、BEGIN「愛が走る」、あのオープニング!
もう、内容以前にこの時点で懐かしさ、戻ってきた嬉しさで泣きました。嬉しい! 戻ってきたよ、求馬が!
豆千代と求馬の関係が前作より「ムフフ」かな、ってのがちょい面白いかも。
新シリーズ、第一話、初っ端ならもう引き込む作り。
相変わらず求馬とじい様の関係はいい、どっちもカッコイイ。
もういいよなぁ、いい!
思い入れが強すぎて、ボロボロ泣いてもうた。
そして、カッコイイ求馬&じい様の裁きから、前回と同じエンディング!
あぁ、帰ってきたぁ、待ってたで、求馬!!!

「泣きぼくろの女」

元禄繚乱:第四十二回「帰らぬ人々」(99/10/24放送)
今週はホントできすぎ!
金右衛門とお艶の恋物語の結末はまさに悲恋!
そんな結果に、女心に人一倍! の内蔵助、金右衛門の気持ちは誰よりも理解、「おんしの罪やはわしの罪。」って。
田中貞四郎、悪い人と描かれることが多い中で、人間臭さを絡めて、また奥田・安兵衛の人を描いて。
最後の内蔵助の言葉が、全てやないかもしれんけど、これしかないよな。
「死んだ人には、(詫びても決して許されんだろうが)あの世で詫びよう。」
ダラダラ進んできたこの「元禄繚乱」、肝心の討ち入り間近になって、もうちょっとじっくり描いて欲しい、って先週までは思ってた。
でも、考えようによっては、ここは畳み込むようなこういう進め方でもポイントは(今のところ抜け少なくちゃんと)押さえてる。
後、3、4週後に討ち入りか?
討ち入りはじっくり描いて欲しい!

次回は「吉良邸茶会」

スカット 一心多助:タライが行く!(99/10/22放送)
時代劇に限らず、子供を使ってお涙ちょうだい、って作りは簡単すぎて、ずっこい。卑怯!
でも、今回は・・・この「一心多助」、すっかりコメディやと思ってたのに、今週はもう、ボロボロ。
特に最初、あんな小さな子供でも、ちゃんと仲間意識、「友情」ってあるんやもん。
で、自分らも決して楽な暮らししてるわけやないのに、長屋の連中、子供らの為に、子供らの将来の為に手に職付けさせるため、協力して。
今週はちょっと目が覚めた、「一心多助」、単なるコメディやない!

次回は「大変! 魚河岸の敵」

痛快! 三匹のご隠居:美女と七人の盗賊 戦は頭でするものよ(99/10/21放送)
一色彩子はやっぱり悪い女が似合うねぇ・・・
っていつもなら書き始めるんやけど、今回は、どうも、う〜ん。
里見浩太朗、丹波哲朗、谷啓、役者は揃ってるんやけど。
何年か前の「影武者 徳川家康」での失敗を思い出される。
まぁ、1回では判断でけへんから、もうちょっと視てみよう。

次回は「消えた三千両!? 老人力をなめるなよ」

隠密奉行 朝比奈:朝比奈暗殺計画(99/10/20放送)
シリーズ最終回。
朝比奈暗殺 & 彦根三十五万石 井伊家 取りつぶしを目論んだ陰謀、見事に解決。
シリーズ最終回か・・・水曜のこの時間帯っていっつも短いよなぁ。
ちなみに「鮒ずし」、あれは・・・おいらは食べられません、臭いでダメ!
水戸黄門:「旅の終わりの危機一髪 - 江戸 -」(99/10/18放送)
先週も泣いたけど今週も泣かされました。
感動! とかやのうて、「たえ姫」のいじらしさに。
あの、おてんばなたえ姫が、父君と会うために行儀作法を学ぶ。
そりゃあの姿をみたら、助さん格さんご老公でのうても、
「何としても」親子の対面を遂げさせてやりたい! って思うよね。
それを邪魔する上田藩江戸家老の卑劣さに、ご老公の怒りはいつもより爆発!
「助さん格さん、『思う存分』懲らしめてやりなさい。」
最終回らしくいつもより長い殺陣、格さんの背負い投げも飛び出す。
そして、家老の不始末にお家断絶も覚悟する藩主 = 父君を庇うたえ姫。
涙無くして視られません!
ホンマ、嬉しい、視てるこっちも嬉しい親子の対面!
江戸で上様に挨拶、この場で「諸国漫遊の旅への虫が騒ぎ出すのでござろう。」と一本取られた「ご老体」ご隠居は、江戸を後にして西山荘へ。
めでたしめでたし。・・・でもすぐまた旅にでるんやろなぁ。
それまではゆっくり体を休めてください、ご隠居!!!

さて、次回からは「怒れ! 求馬 II」。
スカットさわやか、若い力が駆けめぐります。
「消えた美女二人」
何やらただごとならぬ初回、こうご期待!

元禄繚乱:第四十一回「吉良邸絵図」(99/10/17放送)
時期が時期だけに中味が濃くなってきました。
堀内道場では、ジャニーズJR.滝沢(吉良義周)と今井翼(矢頭右衛門七)が道場剣友として、後の再会をこん時には夢にも思うてへんやろし。
紀伊国屋と内蔵助の出会いは「瓢箪から駒」、宝井其角-四方庵宗編との繋がり。
そして、そして・・・
忠臣蔵最大の悲恋、大工棟梁の娘お艶(作品によって違うけど)と浪士きっての男前 岡野金右衛門の「吉良邸絵図面」を巡る話。
ラストで同志の喜びの中、そっと顔を背ける金右衛門、それに気付いている内蔵助。
準備は整ってきた、いざ討ち入りまで後一月!

次回は「帰らぬ人々」
予告編で見せる お艶と金右衛門!そして内蔵助。

隠密奉行 朝比奈:長崎平戸 森に住む魔人(99/10/13放送)
隠れキリシタン。一般には公儀の弾圧は非道い、って言われてるけど、ホントのとこはどうなんかなぁ。
いや、ほんま分からんけどね。
ただ十字軍とか、キリシタンも必ずもええ面ばっかりあったわけやないから。
家康がキリシタンを弾圧したんも、単に民衆が公儀、将軍とキリストを平等に見たのをゆるさんかったから、とは限らんもなぁ。
まっ、話はそれたけど。
相変わらず、真鍋はおもしろいなぁ。
今週はこのへんで。

次回は「朝比奈暗殺計画」

水戸黄門:「不良娘が流した涙 - 行田 -」(99/10/11放送)
もう、おいらの1.5番目に弱いツボ付かれたぁ。
こんなけ時代劇で泣いたのは久しぶりかな。ここまで泣かされたの。
姉妹愛と清五郎の友情かぁ。
いつも通りの殺陣回りでは、格さん、格好ええ台詞
「狸と狐の化かし合い、親方の勝ち」って!
ボロボロボロ・・・と泣かされた泣かされた!

さぁ、いよいよ来週はシリーズ最終回、江戸!
「旅の終わりの危機一髪 - 江戸 -」
今度はホンマ、危機一髪!か?

元禄繚乱:第40回 内蔵助東下り(99/10/10放送)
いよいよ内蔵助が東下向。川崎は平間村に逗留。
一方江戸では、安兵衛宅で小さなもめ事、そして田中貞四郎は闇夜に辻斬りに及ぶし・・・
岡野金右衛門は、大工棟梁の娘と仲良くなって、吉良邸絵図面に近づいた。
右衛門七は剣の修行のため堀内道場に、そこで知らず吉良嫡男義周と稽古。
討ち入りに向け、どんどん面白くなってきてます。
岡島只嗣もようやっと太夫内蔵助に認められ、一党参加は無理でも、手助けなら・・・
命を懸けての訴え、内蔵助も見事に応えてやって、もう!

次回は「吉良邸絵図」
忠臣蔵の中でもきっての恋物語。

スカット 一心多助:究極の魚包丁(99/10/08放送)
今週は長屋と魚河岸の心意気!
コメディと違ってこんなのもいい。
中尾彬はやっぱ悪が似合う!

次回は「女歌舞伎の生き方」

水戸黄門:「家を取るか家訓を取るか - 伊勢崎 -」(99/10/04放送)
佐野圭亮は、やっぱり悪は似合わんよ。ええだんなやん、実は。
矢部美穂って、バラエティ以外で初めて視た。
最初「下手やなぁ、って思たけど、後半はストーリーにも助けられて、なかなか、なかなか。
でも、ほんま、お節介なご老公、また一つ夫婦を救いました。

次回は「不良娘が流した涙 - 行田 -」

元禄繚乱:第39回 訣別の朝(99/10/03放送)
いよいよ、赤穂方、吉良方共に戦闘態勢に。
今週は、お軽に泣かされた。
このお軽(安達裕美)キャスティングミスな気がしてた(って今でもやっぱりそう思ってるんやけど)。
でも、今週ラストは泣かされた。あの気配り、っていうか場の切り替えよう!
そしていよいよ、内蔵助は山科出立。

来週以降は、もう、これを「元禄繚乱」って思わんと、「忠臣蔵」として視よう。
上手い、面白い設定を満足するように視よう。全部が全部悪いわけやないから。

次回は「内蔵助東下り」。

スカット 一心多助:あきらめない女(99/10/01放送)
前半はホンマコメディ。「これぞコメディ時代劇!」って感じ。
でも後半はよかった。今まででは一番。
さとう珠緒はホント、特撮モンから時代劇まで、バラエティ含めて大活躍やね。
で、今回の「おとよ」役、ピッタリ。
「明るく振る舞う」けど、ほんとは結構心に抱いて・・・

今も昔も遠距離恋愛は難しそうやね。
でも男と女の仲だけは、ほんまわからんもんや、ってこと?
珠緒ちゃん(おとよ)の台詞
「縁だよ、縁。取ったとか取られたとかそんなの関係ないよ。」って明るく言って・・・
その後、大家さん始め、多助近くの下町人情、いいねぇ。
「女」って意味では今週のお仲も、また、思い切ったねぇ。
何もしてへんのに朝帰り? 大家のおとんは何も言わへんかったん?
オチは抜群!櫛もそうやしお仲も。
これ、ほんま見逃せへんで。

次回は「究極の包丁」


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