「私はあなたが好きです」!
この恋は、かなわぬ恋。
そのとどめを刺すのが幸か不幸か「印籠」。
その瞬間、「恋」は終わらぬものの、「かなわぬもの」となりました。
「格さん、思いっきり懲らしめてやれ」
やっぱり助さんは格さんの最高のパートナー、格さんもまた助さんの最高のパートナー。
ちょい前の助さん、今回の格さん、ほんとどちらも悲しい恋、悲しい別れを繰り返してきたんやね。
お銀もせやけど・・・それでも御老公は、旅を続ける。またみながその旅が好き、と来たもんや。
そう、御老公は決して「付いてくること」を強制してへんのよね。
みな、御老公の旅が、御老公が好き!
しっかし今週の恋物語は素晴らしく良かったよ、格さん、助さん〜
舞台というか設定として「琉球」を使ってるけど、根はいつもと一緒、悪人を懲らしめる上様。
琉球娘の兄が死んだときの上様松平健さんの歌。ええタイミング。
「ここであの歌流れたら、ええタイミングやのになぁ。」って思ってたら流れたのでGOOD!
上様に意見する辰五郎、それを「よし」とする、上様。
琉球の偽姫、それでも幕府「上様」に実状を伝えれば、と思えるのも「吉宗」の世だからこそ、でしょう。
(これが綱吉の世なら・・・綱吉に限らず、やけど)
そして今週はエンディングがよかったね。
長次郎 & おぶん に「辰之助」誕生!、そこで上様新さんに「カボチャでもいいから嫁もらいな」ってお凛さん、その意見に「その通り」って感じの有馬様。
これにて「暴れん坊将軍 第十部 完」!