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GODZILLA
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GODZILLA(1998.07.21,於:京都宝塚)

さて、今回もまた・・・まず最初に!
繰り返し言う(書く)。
映画が始まる前に携帯電話は切りましょう!
今回はとことんあほがおった。1人で2回も上映中に携帯鳴らすな!
1回鳴ったら「切らなあかん。」と思わんか。

さてさて、行ってきました、話題沸騰賛否両論、とにもかくにも「アメリカ ハリウッド版 ゴジラ "GODZILLA"」!
公開初日観客動員数が日本記録の50万人とか。
とにもかくにも、「ゴジラ」、「GODZILLA」。

さて、評価難しい映画やね。
もうほとんどの人が知っての通り、見かけ、デザインは日本版「ゴジラ」とは全く違う、「怪獣」というより、「でっかい恐竜」!
見に行かなかったり、あるいは見かけだけでこの映画を判断すると、ちゃんとした評価はでけへんやろなぁ。
確かにミサイル跳ね返したり、放射能(火炎?)吐いたりはせえへんけど。
ストーリーや特撮は、はっきり言って日本版「ゴジラ」よりずっと上。
最近の、ゴジラ対策=他の怪獣をぶつける、って子供騙し(はちょっと言い過ぎか)と違い、人間が必死で「GODZILLA」をやっつけようとする、初期の「ゴジラ」のような雰囲気があって。
(そういや余談ながら、この冬のモスラは「vsキングギドラ」とか・・・おいおい。)
また、サイド・ストーリーも、まぁ、いらんと言えばいらんかもしれんけど、まあまあよかったし。
俳優もジャン・レノやマシュー・プロデリックもよかったし。
何より、スケールが違うわ。
まぁ、「ゴジラ」と違って「GODZILLA」やと思ってこの映画を見たら、結構ええ、面白い映画やと思う
子供向け怪獣映画とは決して違う、一般向けの、しっかりした映画。
見始めると結構そのまま引き込まれて行くストーリー。
約2時間20分、途中若干中弛みしそうに感じるとこもあったけど、でも最後まで面白かった。
ただ、「ロストワールド」+「エイリアン」的なところもあって、ちょっと「おいおい」ってツッコミいれかけたけど。
まぁ、見て少なくとも損はない、十分楽しめる映画やわ、これは。
期待はずれ、ではなく、ほんま、面白かったよ。
あのスケール、スピード感、ヤスオウ好みかな。
見たら、あの「GODZILLA」のデザインの理由もわかるし。
あの「インディペンデンスデイ」同様、やっぱり一応「強いアメリカ」は描かれてますなぁ。
ただあのラストはなぁ・・・あれやったら日本の最近の「ゴジラ」みたいなってまうでぇ。

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斬・旋風剣乱刃行〜首獲らずの陣内〜(1998.06.27,於:神戸アートビレッジセンター)

ロードショー公開の映画とは違うし、「映画」でもないけど・・・去年12月関西TVで放送された作品の上映会。
一応「Cinema(映画)」扱い。
その際、録画したのに、見んままに消してもうたんで、+今回出演者挨拶がある、ってことで行ってきた。
まぁ、見に行ったきっかけは、出演者(主演)が「劇団☆新感線」の役者さん、ってことで。

さて、内容はと言えば、凄く面白かった。
設定は「時代劇」、でも従来の「時代劇」とは違って「新・時代劇」って感じがする。
総髪の浪人(?)がほとんどやったり、あの「旋風剣」って設定等々。
もともと自主作成の映画なんで、そりゃロードショー公開作品に比べるとどうしても見劣りする部分はあるけど、ストーリーなんかは十分面白かった。
また、主役を務めた、普段舞台上の演技でしか見ない役者さん(はだ一朗、タイソン大屋、フランキー仲村)3氏、それぞれキャラがついてて見応え有り。
「劇団☆新感線」ではどうしても端役が多かったんでよう知らんかったんやけど、この作品中のキャラといい、上映後の挨拶といい、なんか知らなんだ部分が見えたのが嬉しい。
今後の「劇団☆新感線」公演に行く楽しみが1つ増えた。

こっからは「劇団☆新感線」ファン以外興味湧かへんかもしれんけど・・・上映後、役者挨拶のコーナーのお話。
兎に角、普段端役で台詞の少ないお3方の話が聞けて満足。
個性の強い「劇団☆新感線」の役者さん方の中では多少キャラが薄いのかもしれんけど、それでもやっぱりとっても個性が強いなぁ。
フランキー仲村氏は、もともとじみ(失礼)ではあるけど、縁の下の力持ち的役所やったが、今回は満足。
はだ一朗氏は、舞台の上ではまだまだ脇役が多く、その「顔」もあまり表にでてこうへんけど、この映画を見る限りでは、女性ファンが結構つくんやないかなぁ、って思った。
そして今回のおいらの一押しは・・・タイソン大屋氏!
もう、無茶苦茶面白いし、「夏休み」からちょっと注目してるけど、いい!
是非舞台でもええ役貰って演ってほしい!
それから、かつての劇団員で、その昔関西深夜ローカル「働けダウンタウン」に「奈良鹿子」って名で出ていた「仲町ゆう子」(当映画にも出演)が来場されていたため、急遽呼び出され役者挨拶コーナーに参加させられたり、同じく元劇団員「石田あきら」氏が客席にいらっしゃったり、と結構盛りだくさんやった。

追伸:どうでもええことやけど、この上映会、「SAMURAI PROJECT」のホームページ宛に予約申し込んどいて見に行った。
チケット売場で「インターネットで申し込んでおいた者ですが」というと、「ヤスオウ様ですね」と言われ、なんかちょっと恥ずかしかった・・・ホンマどうでもええ話やけど。

追伸その2:最初に書いたが、昨年TV放送された際、VIDEO録りしたのにそのテープ見んまま消してしもうた・・・と思ってたら、見に行った翌日、ひょっこり見つかった!
なくしたものが再び出てくる時って、こんなもんなんやね。

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エイリアン4(1998.06.03,於:三番街シネマ3)

「映画の日」に映画に行くのは5ヶ月ぶり。やっぱり込むねぇ。
「エイリアン4」か「スターシップ・トゥルーパーズ」、どっち行こか考えたけど、翌日から出張やったんで、早よ終わる「エイリアン4」を選択!

さて、はっきり言って、全然期待してへんかった。
せやかてねぇ、「エイリアン3」でもう完結やん?
クローンリプリー使ってまで新作作る?
人気シリーズもここまでいくと・・・(宇宙戦艦ヤ○トや機動戦士ガ○ダムやないねんから)
でも、まずまずよかった
「金返せぇ。」って思うほどひどくなかった・・・というより、まぁ、よかったんちゃんかなぁ。
今回の見所は「水中戦」!
今回は今までの「エイリアン」シリーズの「怖さ」があまり強くなかった。
そんな中では「水中戦」が唯一の見所かも。
最後のどんでん返しも、もう見飽きたパターンやったし。
そんななか、「まぁまぁよかったんちゃう。」と思わせた原因は、今までの「怖さ」を感じさせる作りとは違った作り方してたから。
せやから「飽きひん」かったんかも。
リプリーや、「新エイリアン」の「心情」を強く描いてて、それがこのシリーズにしては新鮮やったかなぁ、と。
そんなとこかな。

でも(今度こそ)シリーズ完結やろ。
あの終わり方は!(まぁ、まだ見てない人もいると思うんでここでは書かへんけど)
但しエンディングのあの「絵」は・・・どうかなぁ。
「そんなさわやかな作品やないやろ」って思うねんけど。
(気になる人は今すぐ映画館に走るか、VIDEOを待ってね。)
リプリー=シガニー・ウィーバーにもう1回「エイリアン」に出てもらうのも、無理があるやろぅし。
しかし今回のシガニー・ウィーバー、衣装もそうなんかもしれんけど、「ケンシロウ」(by 北斗の拳)っぽかった
なんちゅうても、エイリアンの力を得て(?)なんか人間離れしてたもんなぁ・・・
ウィノナ・ライダーは、意外な役所やったね。
あぁ、そういった事とかも踏まえて、「予想通り」の単純な作品やなかったから・・・まぁ、合格点でしょう。
但し、「エイリアン3」よりは劣るかな、って思うけど。
ちなみにおいらの中では「エイリアン2>エイリアン>エイリアン3>エイリアン4」って順かな。

さて、今回もまた・・・
繰り返し言う(書く)。
映画が始まる前に携帯電話は切りましょう!

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TITANIC(1998.05.10,於:東宝敷島)

遂に見てきた「炊いた肉」、いやもとい「タイタニック」!
もう、「素晴らしい!」の一言につきる。
未だ見てない人は絶対に見に行った方がいい!

予告編をみた時、「ジェームス・キャメロン」ってことだけで、「きっとスケール大きな映画に違いない。」それだけの期待を持ってた。
はっきり言って、ストーリーは「ラブ・ストーリー」ってことで、あんまり期待してへんかった。
「映画館で見るのは「迫力のある映画」で、ストーリー重視の映画は後でレンタルビデオで十分」がおいらの方針なだけ。
決して「ストーリーが面白うないやろう。」って思ってたわけやないよ。
でも、今回見終わって、この作品に関しては、

・迫力は十分!SFXも最高!
・両主演男優、女優は素晴らしい!
・ストーリーも文句なし!
の3拍子揃った、傑作やった!もちろん、音楽、衣装なども含めすべて素晴らしかったよ!

迫力十分!SFX最高!って点では、もうあの「タイタニック号」を画面で見て貰えば、また見たことある人は納得するはず。
冒頭の沈没した「タイタニック」を調査する潜水艇が出てきた時点で、「やっぱりさすがジェームスキャメロン」って思った。
あとは後半、というよりラストへ一直線のシーンの「タイタニック」が沈んでいくところなんか、身を乗り出して見てしまった!

両主演男優、女優は、残念ながら「アカデミー」を取れなかった。
でも、決して演技が下手なんてことない、どっちかちゅうと素晴らしかったと思う。
アカデミー取れへんかったんは、単に他の映画でより素晴らしい男優・女優さんがいた、ってだけのこと。
もう、ジャックを演じる「レオナルド・ディカプリオ」、「ローズ」を「ケイト・ウィンスレット」お二方とも素晴らしかったよ。

ストーリーは、はっきり言ってそれほど期待してへんかった。
っていうのは、いつもは「ジェームスキャメロン」の作品ってことだけで満足する。
いつも手に汗握るストーリー展開の映画やから(ターミネータ2しかり、エイリアン2しかり、トゥルーライズしかり)。
でも、今回は「ラブ・ストーリー」、女の子が見て泣ける映画らしかったんで、どっちかいうとおいらの苦手分野。
それに付け加えて、苦手な「ラブ・ストーリー」やったんやけど・・・
更に、見に行く前から、結末は分かってるから。
「タイタニック」事件は実話やし、ローズの思いで話しってことでローズは生き残る、ってことも。
せやから、映画雑誌やなんかで「もう話分かってる」って作品を見に行っても、たいていは面白うのうて、「金返せ!」っ思うやん。
更には「ハッピーエンド」とちゃうし・・・これもおいらの嫌いなパターン。
で、今回はそんな悪条件やったのに・・・もう最後まで引き込まれました。
「金返せ!」なんて思わへん。それどころか「もう1回見に行ってもええ。」って思った。
おいらにしては珍しく、パンフレットまで買うたもんね(こんなこと滅多にないよ)。
「手に汗握る」ていう表現は今回の映画には似合わへんけど、「3時間14分」っていう長時間をけっしてだれることなく見ることができる映画。
結末分かってるのに、目を離せない(離させない)ストーリー(脚本)!
また、おいららしくなく、あの「ラブ・ストーリー」にも素直に感動させられました!
更に、沈み行く「タイタニック」で最後まで演奏を続ける「オーケストラ」や神の教えを説いている「神父」さん、ある事情でピストル自殺する乗組員、といった場面は、もう素直に「感動」!
そして最後のローズが笛を吹くシーン・・・もう泣かされそうやったね、かろうじて涙はこらえたけど。
もう、「参った!」って感じですわ。

感服いたしました。今まで見てきた映画の中では文句なしに「1番」!

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銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー(1998.03.29,於:京極弥生座)

やっぱり見逃せません、松本零士ファンとしては。
できは、おいらにとっては満点!やった。
ただ、他の人にとってはどうやったやろ?
今回は、次回作につなげるための「プロローグ」的作品。
時間も60分弱、とちょっと不満を残す観客もいてた。
でも、もう、「銀河鉄道999」なら何回やってもおいらはOK。
はなから60分っての分かってたから、今回は徹底的に「プロローグ」に徹した作り方してて、逆によかったと思う。

なんか、懐かしい感じもしながら、新しい「999」に、もう満足。
これからもどんどん作ってほしい。
「999」は「ヤマト」や「ガンダム」と違って、いつまで作ってくれてもOK!
メーテルと銀河鉄道999さえ出れば、鉄郎がでなくても、ハーロック、エメラルダスが出なくてもOK、ってくらい、「銀河鉄道999」ならOK!

とりあえずは、おそらく来年公開されるだろう次回作に期待!

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るろうに剣心−明治剣客浪漫譚− 維新志士への鎮魂歌(1998.01.23,於:梅田ピカデリー)

今年初っぱなの映画は「るろうに剣心」。
これを見に行ったのは実は、「アニメタルCD付き特別前売り券」を買ったから。
つまり「CD」を買ったら「映画前売り券」がついてきたのね。
まぁ、折角やから&この日が最終日やった(見たのはしかも最終回・・・危なかったぁ)。
目当ては「映画館で、アニメタルが歌うエンディングを聴く。」っちゅうこと

さてさて、映画の方は、っちゅうと結構面白かった。
ストーリーも原作のキャラクターを踏まえて面白く、上手いこと作ってあったし。
まっ、十分十分。
映画代分の価値は十分あったと思う。

でも、スーツ着て見に行ってる客はおいらくらいのもんやった・・・恥ずかしい!
とはいうものの、結構大人(っちゅうか、アニメファン、オタクらしき大学生あるいは一見社会人)も結構おったのにはビックリ!

さて、待ちに待ったエンディング。
映画の終わりからの入り方もよく、アニメタルのバラード「永遠の未来」もよかった〜
・・・のに、何、あの終わり方!
ちゃんとフルコーラス流せよ!せやなかったら(いややけど)編集せぇよ、TVの歌番組みたいに!
あの「まだ歌の途中やけどCMに入ってしまう」AMラジオ的な歌の切り方は、なんやぁー!

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