Event 小屋 (2000年10月)

[演劇]劇団☆新感線20th.Anniversary豊年漫作チャンピオン祭り・秋味R(31日(大阪楽日))
[演劇]劇団☆新感線20th.Anniversary豊年漫作チャンピオン祭り・秋味R(30日)
[演劇]劇団☆新感線20th.Anniversary豊年漫作チャンピオン祭り・秋味R(29日)
[演劇]劇団☆新感線20th.Anniversary豊年漫作チャンピオン祭り・秋味R「古田新太之丞・東海道五十三次地獄旅〜踊れ! いんど屋敷」(26日(大阪初日))
[演劇]十月花形歌舞伎 通し狂言 鏡山縁勇繪
[演劇]VOYAGE 〜船上の謝肉祭〜
[映画]ホワイトアウト

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[演劇]劇団☆新感線20th.Anniversary豊年漫作チャンピオン祭り・秋味R(2000.10.31,於 : シアタードラマシティ)

いよいよこの日が大阪公演最終日!
いつも思うことながら、始まるまでは待ち遠しい、長〜く感じるのに、公演スタートすると「あっ」と言う間に終わってしまいます。
今日は川原さん、前田さん、二人揃って「真剣頭取り」のところでミス。何もこんなとこまで「二人は仲良し剣」せんでもええのにぃ〜(^o^)
納豆から「今日はギャラ無し!」って言われてました。
そして最後、カーテンコールは生演奏での「いい湯だな」!(^^)!
実は今回の公演は生バンド入ってるし、20周年記念興行やし、公演前は「どっかでオマケありかな?」などという期待はしてました。
でも連日終演が10時15分前後・・・「こりゃ無いな。」って思ってました。
もちろん、「オマケ」が目当てで観に行ってるわけでないんで、お芝居自体で楽しめてますからそれで十分なんですけどね。
ところがその「十分」にプラスして大阪千秋楽は、オールスタンディングで「♪ババンババンバンバン」!
今年1本もLIVE行ってへんかったから楽しかったぁ〜

さて、初日の感想で「役者さんの感想は後日〜」って書いてましたけど今回、一座興行なので、役者さん一人一人かいてると大変!
なので、役者さん感想は簡潔に。
新太之丞こと古田新太さんはもう、言うこと無し! です。笑わせてくるけど、殺陣やダンス(特にデビルマン侍の時は!)かっこええですわ。
阿国こと羽野アキちゃん、去年の「レッドローズ」とは全く違って面白さ & かわいさ全開でした。
阿国一座の面々はかわいかったですね。お春・お芝・お山のなる美ちゃん、マサコちゃん、かの子ちゃんはいろんな衣装での登場でしたし。
杏樹丸・・・もとい紀香丸こと高田聖子さん、以前はほとんどの公演に出ずっぱりやったので、轟天以来1年ぶりの登場には何か懐かしい気がしました。でもやっぱり聖子さんでした。聖子さんは(TVより)お芝居の方がおいらは好きです。
「怖い話」と「カエル繋がり」には笑わされたぁ。
その妹たち、奈々子丸ことエマちゃん、恭子丸こと恵美ちゃん、お二人とも今までの劇団☆新感線で一番台詞が多かったのでは?(エマちゃんの顕聖二郎神は急遽代役やったんで別として、です)って位、結構出ずっぱり。歌も有りましたし。
特に「生き霊(○良?)」の場面、金さんを前にした悪人を演じるエマちゃんの表情はもう、ホンットに可笑しかったです。
戯衛門こと粟根さんは、怖い話しや顔写しのあたりの表情が「凄いなぁ」って思ったのと、おリカ フェードイン! 直後の階段から飛び降りての殺陣、こちらはかっこええです。
半次こと河野さんにはびっくり。「演技? マジ笑い?」って分からんかったもん! 実は凄い演技派?!
仮面侍Xこと右近さん、確かに! ほとんど「ざんす」がなかったざんす〜。そして曇屋こと深沢さん、お二人揃ってのお歌はもう、聞き応え有りでほれぼれしましたわ。
風魔木地朗こと枯暮さんは「さすがMR.かぶり物」、KINGですねぇ。それと今回カーテンコールで歌を聴きました。多分初めてちゃうかな?「何で今まで歌ってへんの?」って思いました、うまいもん!
その手下の風魔忍軍シコミ(タイソン大屋さん)バラシ(はだ一朗さん)ナグリ(このまんま林さん)バビ平(ヒロシさん)、アーンドそれぞれの弟、哀れにもあっけなく死んでしまいました(T_T)。そのなかでタイソンさんが良かったっす。
闇の死売人、手妻使いの弓吉こと村木よし子さん、歌がうまい。ほんとうまくなられましたよねぇ。それと「みなしごハッチ」が可愛すぎたぞぉ〜
同じく死売人、膨らま師の助蔵ことインディ高橋さん、今回は「小道具班担当」ってのと「カエル」繋がり、そしてマジンガー、ですね。
また同じく死売人、けっとばしの格次郎こと礒野慎吾さん、あの殺し技は・・・?! 「闇の仕事師稼業」としては騒がしすぎるのでは? ここんとこ結構「ええ役」が多かったのに今回はおとなしめでした。
またまた同じく、死売人最後の一人、一本釣りの筋平こと田尻茂一さん。田尻さんも公演に出演されるのは久しぶりです。シロジシ以来かなぁ。やっぱり殺陣が抜群にうまいですね。
田尻さんと同じくアクションクラブの川原さん、前田さん、今回はしっかり「顔」が見えました。深雪 & 海雪。ラストのねぇ、新太之丞 & 納豆之介との立ち回りは滅茶苦茶スピード感あって、かっこよすぎ!
怪しさ満開の由比正雪こと逆木圭一郎さん、呪寝美坐成丸こと吉田メタルさん。逆木さんはもう、出るたびに「脱ぐ」、&「正和」ネタ(~o~)。メタルさんは散り際のジャグリングで拍手喝采でしたねぇ。
そして、今回の目玉の一つ、「生音、生バンド」、謎の儀太夫 ギター岡崎司さん、ベース高橋ヨシロウさん、ドラムマッド大内さん。かんなり出番 & 台詞があって楽しめました。ヨシロウさんなんて、2幕初めに風魔忍軍に思いっきりキック入れもってのベース。司さんは役(台詞)と演奏している姿がギャップがあって面白かった。マッドさんは三途の川を越えたところでよし子姉さんとの細かい絡みがよかったです。
なにより司さんはあれだけの曲を作って更にお芝居参加ですからねぇ、「凄い」です、特に今回は!
後、声だけの出演なんてのもあって・・・特におリカの声。新谷さんの「ヨワムシ〜」には大爆笑が起きてましたね、あのシーン。
そして最後に、糸引納豆之介こと池田成志さん。怪しい、怪しすぎる!
前の St.死神 しかり・・・怪しいです、怪しい役が見事にハマルのがまた笑ってしまいます。でもラストの殺陣は上にも書きましたけどかっこよさ抜群でした。
・・・
もう、出演者が多いのでそれぞれの出番が短い・・・でも公演は毎度3時間越えるんやから、ほんと中身びっちりでしたわ。
今週末からは東京公演。東京の人たち、これから楽しんでください〜

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[演劇]劇団☆新感線20th.Anniversary豊年漫作チャンピオン祭り・秋味R(2000.10.30,於 : シアタードラマシティ)

友人夫婦と観に行って参りました。
劇団☆新感線では「西遊記」「LOST SEVEN」「阿修羅城の瞳(これは旦那だけ)」、それとスーパー歌舞伎「新・三国志」を誘っていったことあります。
が、しっか〜しぃ! 今回のようなオポンチ系は初めて。
ネタ的には間違いなく「面白い」と思うし、この「秋味R」の面白さはきっと分かってもらえるとは思ってたけど、嫁さんが「世直し天狗」をどう思うかぁ・・・だけが心配でした。
で、やっぱりあのお姿にはやっぱり「引いた」そうです。・・・でも、お芝居自体は楽しんでもらえました。
お話の中に組み込まれてるパロディ、曲のパロディどちらも受けてましたし、幕間は歌詞カード観て「これは原曲分かった」「この曲は原曲が思い出せへん!」とか話をしてましたし。
最後には「スカッとした、ストレス解消になったぁ〜。」って言うてました。

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[演劇]劇団☆新感線20th.Anniversary豊年漫作チャンピオン祭り・秋味R(2000.10.29,於 : シアタードラマシティ)

泣いた〜、笑い泣き(^o^)
「ネタモノ」となると、2回目以降観る時ってネタ知ってるわけですわ。
なんで、面白さ半減となりがちなんやけど、劇団☆新感線は違うなぁ。
去年の轟天同様、全く色あせせぇへんし。それどころか、2回目の方がずっと笑ってるし(^o^)
ほんと面白い!
正直今回、「ファン向け」のネタもいくつか用意されてて、いつもならそういうことされると「ちょっとどうかなぁ?」って思ったりするわけですけど、今回はまぁ、「劇団☆新感線20th.Anniversary豊年漫作チャンピオン祭り」ってことでOKでしょ。
ある意味、ファン向けのサービスかもしれんし、ね。
今日はハプニングが2つ。冒頭オープニング前の殺陣で新太さんが刀を思いっきり飛ばしてしまったのには驚いた・・・ご本人が一番驚かれてたけど。
そして、これは・・・春の「犬夜叉」に続く「轟天登場」。
またまた持っていってしまいました、あのシーンは!
ところで、「オポンチ系」なんで、どうも笑い、ってことだけに目がいきがちやけど、やっぱり「歌」「殺陣」などの基本はしっかりしてて見応えアリ、ですよ。ホント。
歌も今回、いつもの右近さんに加えて、深沢あっちゃんも加わってるし、羽野アキちゃん、新太さん、聖子さん、そしてよしこ姉さんも歌上手いし。
こぐれさんの歌は始めて聴いたような気がするけど、上手いし。
殺陣も「ぐぅわぁ〜、カッコえぇ〜」ってしびれるまではいかないけど(ってのもどうしても殺陣にもオポンチが混ざってるから)、最後の新太之丞 & 糸引納豆之介 vs 海雪 & 深雪 の殺陣はなかなかカッコいい。
あれだけ見た目オポンチ、でも下地はしっかりしてるよ。
せやから涙出るまで笑ってしまうんでしょう!

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[演劇]劇団☆新感線20th.Anniversary豊年漫作チャンピオン祭り・秋味R「古田新太之丞・東海道五十三次地獄旅〜踊れ! いんど屋敷」(2000.10.26,於 : シアタードラマシティ)

タイトル長っ! (以下秋味R、と略します!)
いやぁ、もう、面白い。馬鹿に面白い! 脳天気! 腹がよじれそうなほど大笑い!
劇団員(ほぼ)総出演。まさに、「20周年」ってより、「一座興行」って感じ。
もう、誰が出番が多い少ないなんてない、みんな交代でどんどん出てくるわ出てくるわ。
更に、公演前は発表されてなかった(と思う)ゲスト(?)もあったりして、これも劇団☆新感線にゆかりのある人。
知りたい人は劇場で、いつもの歌詞カード、出演者を最後までよ〜くチェックしてくだされ。

ストーリー、これはオポンチ路線、シリアスなものでないのは先刻ご承知。
「轟天」のようなパターンとは違って、一応一本筋は通ってるんよね。
まぁ、「時代劇スペシャル」みたいな感じ? とおいらは思います。
所謂「悪い人たち」がいて、それにまつわる色々様々な人たちが善悪入り乱れ、騙り裏切り、誰が味方で誰が敵?
昨日の敵は今日の友、あーこりゃこりゃ、って感じです。
なんか書いてる感想もお芝居に影響されて、脳天気です、はい。
そんな中、主役「新太之丞」新太さん、めちゃくちゃとばす。
別に「遠山の金さん」「大岡越前」「暴れん坊将軍のような「正義の味方」では『決して無い!』
ゴロー、轟天同様、「劇団☆新感線」オポンチ系ヒーローの典型的パターン!
時代劇の好きな人、そうでない人でもさすがに「これくらいは知ってるでしょ」的時代劇のパロディあり、あっと驚く歴史上(時代劇でも)有名人物の登場有り。
ヒーロー物全盛時代の懐かしの「アニメ」パロディあり!
そして、「パロディと言えば!」って感じで劇中あらゆるところで炸裂しているのが、岡崎司さんによる曲。
FC会報やご自身のHPでも書かれてたとおり、まさに「SMILY MAGIC」「原曲がこんがらがりそう」!
これから大阪であと三日、東京千秋楽も観に行きますので、それぞれの役者さんへの感想はまた後日のレビューで。

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[演劇]十月花形歌舞伎 通し狂言 鏡山縁勇繪(2000.10.22,於 : 南座)

凄く面白かったですね、この「鏡山縁勇繪」。
下敷きになってる「旧錦繪」は知らないんですけど、それでも十分以上に楽しめました。
観に行ったきっけは2つ。1つはこの夏の「阿修羅城の瞳」での染五郎さんを観て、「歌舞伎の染五郎さんを観たい。」って思ったから。もう1つは、去年もこの「花形歌舞伎」を観に行ってたから。
とはいえ、今回あんまり情報仕入れてなかったんですね。去年は「吊り」や「本水」がある、ってのを知ってたので、それ目当てでしたわ。
で今年。劇場に着いてから、まず番附購入、あらすじをさっと読みました。これね、先月の「義経千本桜」で同じことしたおかげで、話がわかりやすかったから。(イヤホンガイドは駄目な人なんで)
が・・・あらすじ読んでも全然わからん〜! 不安に陥りました。ただ、一緒に観に行った友人に「今回MR.マリックが仕掛けに加わってる。」って話を聞いて、「話しわからんかってもそれで楽しめりゃええわ。」って思い直しました。
なるほど、番附読んでる中で、二幕最後がそういう意味で期待できそうでした。
・・・さぁ、始まりました。ところが、思ってた以上にわかりやすくできてました。
この「本」、(番附によると)ほとんど昔の資料が残っておらず、ほぼ「新作」に近いらしいです。
そんな中でこれだけわかりやすいお話に仕上がってるのは凄いことですよね、って思います。
(余談 : 三幕易で「動物占い」って言葉が出てきたのは笑った。そんな遊びを詰め込みすぎると嫌味やと思うけど、少しだけやとあっさりしてて面白いですね。)
「お糸(白糸)」の扇雀さん、三幕最後のお芝居はもう、凄いの一言に尽きますね。いやぁ、感動させられました。今日一番拍手したでしょう。
「由縁之丞」の橋之助さん、格好いい「悪役」でした。大詰め立ち回りは見応えアリ!
「惚吾」の翫雀さん、「尾上之助」の染五郎さんも素晴らしくって、「花形歌舞伎」って呼ばれる理由がちょい分かった気分です。
ただ・・・気になった点もあって・・・
マリックの「仕掛け」。これ、岩藤が骨から実体化するところとお糸が自害する場面での宙に浮く「朝日の弥陀」は「ほぅ〜っ」って感心しました。これ、まさに「歌舞伎」って世界の中での「新しい試み」がうまくいったパターンでしょう。それと同時に、岩藤の亡霊の象徴の「蝶」が現れる場面の音(あれ、何使ってるんでしょうね?)、凄く幻想的で舞台を盛り上げてたように感じます。
でも、上に書いた一番期待してた二幕最後の「由縁之丞は、数多の蝶が飛び交う中、大きな蝶に乗って去っていく。」って場面・・・「数多の蝶」はこれまた「幻想的」で綺麗でよかったんですけど、「大きな蝶」、これが、ねぇ〜・・・
登場の仕方もそうやったけど、あの蝶を観た途端、おいらは「あちゃ〜」って思ってしまいました・・・「モスラ」やねんもん、まるで!
あれなら、「由縁之丞」が蝶に囲まれて宙に浮く方がよかったように感じました。
それから、おいらは「凄く面白かった」って思ったんですけど、友人は「新・三国志の方がわかりやすかった。」て言うてました。
確かにそうなんですよね。かなりわかりやすい「本」やったと思うけど、それでもやっぱり最低「あらすじ」読んでないと着いていけない、ってのも事実としてあって・・・
折角「ほぼ新作」なんやから、歌舞伎調の台詞をもっと現代口調に直してわかりやすくしてもよかったんでは? って感じました。
とはいえ、あんまりそう「現代口調」にすると「歌舞伎」からは遠ざかっていくのかもしれませんけど。
歌舞伎に興味のない人がたまたま観たときに「分からなかった」としたら、二度と劇場に足を運ばない可能性がありますから、歌舞伎初見の人にも「分かった、面白かった」って思えるような、そんな歌舞伎が出てくることを期待したいです。
先日の「義経千本桜」しかり、今日の「鏡山縁勇繪」。どちらも凄く面白いお話なんですよね。しかも今回はほぼ「新作」、だからこそ、この「面白さ」が「歌舞伎を知らない、あまり興味のない」人にも伝われば、って思ってしまいました。
(とはいえ、おいらも歌舞伎に関してはまだまだ分かってないんですけどね)
ただ、最後にもう一度。「凄く面白かった」です、この「鏡山縁勇繪」は。

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[演劇]VOYAGE 〜船上の謝肉祭〜(2000.10.13,於 : シアターコクーン)

松たかこちゃん主演の「VOYAGE」、東京のみの公演なんですけどうまく出張を利用して観てきました。
いつもお芝居に行ってるときと比べると若干客席の男性数が多かったのはやっぱり「松たかこちゃん」効果なのでしょうか?
「劇団☆新感線」の中谷さとみちゃんも出演されてました。
で観に行こうと思ったきっかけは「さとみちゃんが出てるから」でしたが今月はじめの「めざましテレビ」でこの「VOYAGE」が紹介されてて、その紹介からは「結構面白そう」に思えたので、ちょっと期待してました。
観終わっての感想は、「う〜ん・・・」。
「面白かった?」って尋ねられると、これは「面白かった」と答えられるんですけど、「ほなどこがどういうふうに面白かった?」って尋ねられると、「・・・なんとなく。」ってしか答えられない、です。
オムニバス形式での6つのお話で構成されてたんですけど、それが全体として1つに繋がってたのか繋がってなかったのかもはっきりしませんでしたし、それぞれのお話も「分かったような分からなかったような・・・」って感じ。
パンフを読むと本の仕上がりがうまく行かなかったようなんですけど、それが原因なのか、それともそもそもこういうお話がおいらに向いてないのか、そこも分からないまま終わってしまいました。
ただ、初めて観た松たかこちゃんは、歌が思ってた以上に上手でした。あ、お芝居も。
今まではTVやRADIO、CD等で彼女の歌を聴いたことありましたけど、やっぱり生、それも舞台での歌となると感じが違いますし、何より「生」歌はいいですね。
音も「生演奏」でしたし、そういったところは凄くよかったお芝居やったと思います。
さとみちゃんは、劇団☆新感線やアフロ13同様、コミカルなちょっとマンガチックな動きが入った動作がやっぱり可愛かったし、出番も多かったですね。
他の勝村さん達もそうなんですけど、「松たかこちゃん」ってことで「松たかこちゃんONLY」って感じやなくて、みなさん出番が多くて、ちゃんとお芝居になってたのは「ホッ」と一安心でした。
でもやっぱり、おいらにはちょいと「面白かったけど分からなかった」って感じでした。

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[映画]ホワイトアウト(2000.10. 5,於 : 梅田劇場)

面白かったですねぇ、「ホワイトアウト」。夏休み中の「笑っていいとも テレフォンショッキング」に織田裕二さん出演時「これは是非映画館で観てください。」って力説してたのがわかります、そういう映画でした。
「邦画」やからって、馬鹿にできないですね。特に最近、「これは絶対!」観に行きたいって思わされる程の洋画が少ないんで、余計かもしれんけど。
何かで「和製 ダイ・ハード」とか書かれてたけど、なるほど、って部分はありますね。
とにかく、2時間10分退屈しないストーリー & 展開、ずっと引き込まれっぱなし。
佐藤浩市さんの悪役もなかなかかっこよい。雪山をひたすら歩く織田裕二さんもなかなかかっこよい。
また「スケール」も、そりゃ「大作」って呼ばれて滅茶苦茶金かけてる洋画と比べると劣るとはいうものの、日本国内であれだけスケール感を感じさせるロケはやっぱり凄いんではないでしょうか?

さて、この後は、「X-メン」「五条霊戦記」等々、観たくなる映画の予告がぎょうさんありました。
来月は上記2作品のうち、どっちか観に行くと思います。

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