Event 小屋 (2000年 5月)

[演劇]劇団☆新感線 「犬夜叉」(4回目・千秋楽)
[演劇]NODA・MAP 第8回公演 「カノン」
[演劇]カムカムミニキーナ2000年スペシャル 「真昼の大回転」
[演劇]ALL AROUND MOTHER 2000 「ジャンキー・スクエア」
[映画]スペーストラベラーズ

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[演劇]劇団☆新感線 「犬夜叉」(4回目・千秋楽)(2000. 5.24,於 : ル テアトル銀座)

とうとう「犬夜叉」千秋楽。当初は予定に無かったんですけど、急な出張が重なったため、行くことにしました。
1ヶ月半を越える公演もいよいよ、今回でお終い。
前回観たのが大阪千秋楽。それから1ヶ月以上も空いた上、その間に他のお芝居もたくさん観てたんで、個人的盛り上がり度はちょっとダウンしてました。
が! やっぱり始まるとのめり込んでしまいますね。
相変わらず犬夜叉はかっこよかったし、弥勒は思ってた以上に面白くなってたし、奈落は凄みがきいてるし。
インターネット上の掲示板とかで色々聞いてはいた「ジェスチャーゲーム」は、大阪以降かんなりパワーアップしてました。
ただ、今回残念やったのは、所々マイクで声を拾うのに失敗してたこと。
あからさまに声を拾えなかった、というほどはっきりしたミスでは無かったんですけど、ほんの一瞬声を拾えない、ってのが何度かあって、もったい無かった気がしました。
あと、やっぱり公演が長かったせいか、ちょっと動き・声ともに疲れが出てるように感じられました。
(でもお芝居が進むにつれ、それも気にならなくなる程度のものやったんですけどね。)
それ以外は、大阪楽日で観たときよりもやっぱり良くなってました。
アツヒロ君、京さん、西牟田さんは滋賀・大阪からずっと絶賛してきたし、されてきてましたけど、
桔梗役の遠山景織子ちゃん、かごめ役の馬淵英里何ちゃんも、随分よくなってました。
満天君は顔の落書きが増えてたように思ったけど、気のせいかな?
リターンのこの劇場、最前列から舞台の先端まで大阪・滋賀よりも若干距離があるせいかもしれないけど、ってのにプラスして、今回は最前列やなかったんで、気付いたことも。
照明、とくに犬夜叉が櫛の駕籠の閉じ込められるシーン、あんなにきれいやったっけ?って思いました。
あと、この公演は、「ドッカーン」火薬が強烈で印象的やったのと、「鉄砕牙」のシーン、風穴のシーン、ラストシーンでの「風」で使うドライアイスが印象的でした。
音楽は、これは前から「素晴らしい」って書き続けてますけど今回、「泣かせ」の音楽、特にラストの犬夜叉と桔梗が弥勒の風穴に吸い込まれるシーン、大阪と同じはずやと思うんやけど、随分効果的に使われてるようになってる、って感じた。
これも気のせいかもしれんし、あるいはやっぱ佐藤アツヒロ、遠山景織子がやっぱりこの1ヶ月半で随分上手になって、このシーン全体が良くなってるように感じたのかも。

なんにしても、長かった公演もとうとう終わってしまいました。
役者、スタッフの皆さん、長い公演お疲れさまでした。

これにて今年度観劇予定前半戦は終了です。
来月は「スーパー歌舞伎 新・三国志」オンリー、で今から楽しみです!

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[演劇]NODA・MAP 第8回公演 「カノン」(2000. 5.20,於 : 近鉄劇場)

観に行くまでは、「野田地図行くのは、だれか出演者で観たいって思う人がでないかぎり、今回が最後やろなぁ。」と思ってました。
というもも、10数年前に行った「夢の遊民社」、BSでの「野田地図」放送、去年の「パンドラの鐘」、どれも初見では難しくて「わからん」から。
もちろん、それでも観に行くのは「わからん」けど「面白い」からなんやけど。
それと今回は、「時代劇」「活劇」というふれこみもあったから。
とまぁ、そんな思いで観に行った今回、感想は、「思ってたよりずっと面白かった。」!
ああいう「言葉遊び」が野田さんは好きなのかもしれんけど、やっぱり前半〜中盤にかけてはちょっと観ててしんどかった。
でも後半、クライマックスにかけてはとても面白かった。
「野田地図」に対する印象がかわりました、今回。次回もチケットが取れれば観に行くことでしょう。

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[演劇]カムカムミニキーナ2000年スペシャル 「真昼の大回転」(2000. 5.14,於 : 扇町ミュージアムスクエア)

自分の好きなタイプのお芝居ではなかったですね。
始まる前に、「ごあいさつ」読んで分かった(つもり)けど、それでもやっぱり「?」って感じ。
もっとコメディタッチなんかなぁ、と勝手に思ってたのが予想はずれたからかもしれんけど。
面白かったか面白なかったかとなると、「おもしろかった」となるけど。
八嶋さんの「STO」と松村さんの「STF」には笑った。それと「まっぴる魔王」ってネーミング。

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[演劇]ALL AROUND MOTHER 2000 「ジャンキー・スクエア」(2000. 5. 9,於 : 近鉄アート館)

(観に行って、ちゃんとレポ書いたのに、間違って消してしまったようです・・・トホホ)

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[映画]スペーストラベラーズ(2000. 5. 1,於 : 梅田東映)

久しぶりに映画に行って来ました。それも、おいらにしては珍しく、邦画。
GW何もなくて暇なところにもってきて、「スペトラ面白い」って噂を聞き、更に数週間前深夜に特番やってたのも視てしまってた。
もひとつ言うなら、この本広且之監督の「踊る大捜査線 THE MOVIE」を昨日の晩レンタルで視てしまって、面白かった。
以上が重なり合って、行って来ました。
あと2日待ったら「映画の日」で安かったんやろけど、祝日と重なってきっと人いっぱい、って思ったんで、GW中とはいえ平日の今日、しかも人が混んでてええ席で視れなんだら嫌やなんで、朝一(ちゅうても11:15やけど)で視てきました。
話はそれるが、予告編で流れてた「さくや妖怪伝」、面白そう、これ、行くでしょう、きっと。
で、本題、この「スペーストラベラーズ」。
いやぁ、面白かった。映画館で、居間にいるかのごとく、声出して笑うてしもうた。
さすがに最後はちょっとしんみり、っちゅうんかなぁ、そういう作りやったけど、そこに至るまではまぁ、ようこんなけ盛り込んでるなぁ、ちゅうほど面白かった。
音楽にクイーンと、あと多分ツェッペリンのパクリかなぁ、って思われるのも使われてよかった。
始まったときは知ってたはずやのに「これ、アニメ?」って思ってしまった。
でもこれが前フリやってんね。銀行強盗がいつの間にか国際テロリスト扱いされて、犯人グループと人質の間にいつの間にか「仲間意識」が芽生えて。
とても「銀行強盗」って雰囲気やない中で、なんか楽しんでるように時間が過ぎて行く。
その時間の過ぎ方がまた面白い。
それを取り巻く「外」、警察はまるっきり「マジ」(当たり前か)。このギャップもまた面白い。
でえ、ただただ笑わすだけやなくて、登場人物それぞれの見せ場(渡辺兼さんとこの父娘の離し、筧利夫さん夫婦の最後(多分仲直りしたやろなぁ)、等々)もあって、見応え十分。
でも根本はエンターテイメント映画、でしたね。凄くいい、っておいらは思いました。

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