とうとう「犬夜叉」千秋楽。当初は予定に無かったんですけど、急な出張が重なったため、行くことにしました。
1ヶ月半を越える公演もいよいよ、今回でお終い。
前回観たのが大阪千秋楽。それから1ヶ月以上も空いた上、その間に他のお芝居もたくさん観てたんで、個人的盛り上がり度はちょっとダウンしてました。
が! やっぱり始まるとのめり込んでしまいますね。
相変わらず犬夜叉はかっこよかったし、弥勒は思ってた以上に面白くなってたし、奈落は凄みがきいてるし。
インターネット上の掲示板とかで色々聞いてはいた「ジェスチャーゲーム」は、大阪以降かんなりパワーアップしてました。
ただ、今回残念やったのは、所々マイクで声を拾うのに失敗してたこと。
あからさまに声を拾えなかった、というほどはっきりしたミスでは無かったんですけど、ほんの一瞬声を拾えない、ってのが何度かあって、もったい無かった気がしました。
あと、やっぱり公演が長かったせいか、ちょっと動き・声ともに疲れが出てるように感じられました。
(でもお芝居が進むにつれ、それも気にならなくなる程度のものやったんですけどね。)
それ以外は、大阪楽日で観たときよりもやっぱり良くなってました。
アツヒロ君、京さん、西牟田さんは滋賀・大阪からずっと絶賛してきたし、されてきてましたけど、
桔梗役の遠山景織子ちゃん、かごめ役の馬淵英里何ちゃんも、随分よくなってました。
満天君は顔の落書きが増えてたように思ったけど、気のせいかな?
リターンのこの劇場、最前列から舞台の先端まで大阪・滋賀よりも若干距離があるせいかもしれないけど、ってのにプラスして、今回は最前列やなかったんで、気付いたことも。
照明、とくに犬夜叉が櫛の駕籠の閉じ込められるシーン、あんなにきれいやったっけ?って思いました。
あと、この公演は、「ドッカーン」火薬が強烈で印象的やったのと、「鉄砕牙」のシーン、風穴のシーン、ラストシーンでの「風」で使うドライアイスが印象的でした。
音楽は、これは前から「素晴らしい」って書き続けてますけど今回、「泣かせ」の音楽、特にラストの犬夜叉と桔梗が弥勒の風穴に吸い込まれるシーン、大阪と同じはずやと思うんやけど、随分効果的に使われてるようになってる、って感じた。
これも気のせいかもしれんし、あるいはやっぱ佐藤アツヒロ、遠山景織子がやっぱりこの1ヶ月半で随分上手になって、このシーン全体が良くなってるように感じたのかも。
なんにしても、長かった公演もとうとう終わってしまいました。
役者、スタッフの皆さん、長い公演お疲れさまでした。
これにて今年度観劇予定前半戦は終了です。
来月は「スーパー歌舞伎 新・三国志」オンリー、で今から楽しみです!