Event 小屋 (2001年 2月)

[演劇]市川猿之助 二月大歌舞伎(夜の部)
[演劇]演劇集団キャラメルボックス 2001 スプリングツアー・ダブルビジョン① 「エトランゼ」
[演劇]TEAM発砲・B・ZIN vol.19 「センゴクプー」
[演劇]市川猿之助 二月大歌舞伎(昼の部)
[演劇]MOTHER「インビジブル・タッチ」

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[演劇]市川猿之助 二月大歌舞伎(夜の部)(2001.02.25,於 : 大阪松竹座)

一、通し狂言 瞽長屋梅加賀鳶
二、澤瀉 十種の内 浮世風呂

面白かった~、ってほんと、笑た笑た (^o^)
何度か歌舞伎を観たし、面白い・楽しいと感じるようになってきた、とはいえ、やっぱりどこか「形式」張った「格調高さ」みたいなもんってのを「歌舞伎」に対して、まだおいらは持ってます。
「とことん『バカ』なことはやっちゃいけない」みたいな。
で、今日の演目が「とことん『バカ』なこと」ってわけでもないけど、ほんとに・・・笑いました、声だして大笑い。
非常に「コミカル」に感じましたねぇ~堅苦しさなんて感じなかった。
こんな歌舞伎もあるんや~って・・・歌舞伎、恐るべし、奥が深い~
「瞽長屋梅加賀鳶」では猿之助さんが梅吉(鳶頭? 間違ってたらすんません)、道玄(悪い奴)、死神の三役をこなされるんです。
で、梅吉はやっぱり「粋でかっこいい~」役。歌舞伎はこうでなくっちゃ(、っておいらなりの解釈)の、ほんといい役。
ま、これはね、うん、これでいいっ!
で、まぁ「へぇ~っ」って唸らされたのが、道玄。「大悪党」でなく、「小悪党」でもなく、その真ん中くらいの悪党。GAMEでいう「中ボス」みたな感じかな、時代劇によく出てきそうな感じ。
この悪党がまぁ、コミカルに笑わせてくれるんですね。「憎めない悪党」って感じ。
更にこの上をいったのが「死神」。「死神」が出てくる、ってのは知ってて「おどろおどろしい、怪談っぽい話」と思ってたらおっとどっこい!
死神が一人の男を死なせようとするんですけどまぁ、その仕草が可愛い可愛い。まるで漫画に出てきそう (^o^)
で最後、もう一度梅吉が出てきて、この「瞽長屋梅加賀鳶」は幕を閉じますが、「雨降って地固まる」といいますか、円満解決といいますか、う~ん、ぴったりする言葉が思いつかん・・・兎に角「今日もお江戸は日本晴れでぇい~」ってな和やかな雰囲気で終わります。
「昼の部」と違って一つの「通し」狂言、最初は「長くてしんどいかなぁ」などと心配してましたがそんなこと全くなし。全編ほんと楽しめました。
で、そのあと、食事でいうなら「お口直し」「デザート」的に短い「浮世風呂」。
これ、亀治郎さん演じる「なめくじ」が猿之助さん演じる風呂屋の三助政吉を口説く、ってお話。
この「なめくじ」が妖艶・・・亀治郎さんが滅茶綺麗・・・(そういえば、「瞽長屋梅加賀鳶」に出てきたお竹こと芝のぶさんはホンマ綺麗で、女性と見紛いました)なんやけど、衣装に「なめくじ」って書かれてるんですわ~もう、これにウケてしまいました、おいらは (^o^)
この「なめくじ」と「三助政吉」の絡みがまたコミカルで面白いんです!
・・・とまぁ、こんな感じですけどホント今回は笑わせていただきました、とぉ~っても面白かったです。

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[演劇]演劇集団キャラメルボックス 2001 スプリングツアー・ダブルビジョン① 「エトランゼ」(2001.02.17,於 : 新神戸オリエンタル劇場)

「うわぁ~、席、悪ぃ~」って思ってしまいました、シートに着いてみて。
3階最上手一番後ろ(って言っても2列目やけど)。
いつもの前説で「今回はチケットが全て売り切れてしまいました。」って話を聞いて、まぁ、納得。土曜日昼公演やし、一般発売で買うたチケットやから、ね。
・・・な~んて思ってたんですけど、終わってみると、それほど悪い席でも無かったって印象。
実際「新神戸オリエンタル劇場」の作りがいいのもあるやろうし、それに加えてそれだけお芝居に入り込んで観てた、ってことでしょう。
キャラメルボックスらしい(っておいらは勝手に思ってるけど)、人の「心情」に訴えて泣かせるなぁ、ってお芝居でした。
前回休演の西川さんも今回は出演、そのかわり岡田さんが休演・・・ちょっと残念。
プロデューサー曰くの「芸能人」上川さん・・・はおいらはまだ一度も観てません、あぁ、観てみたい。
で・・・も、今回のお芝居は個人的にはあまり自分の好きなタイプのお芝居ではなかったです、正直なところ。
お芝居自体には何の不満もないんですけど、こればっかりは相性かもしれない、です。
んのかわり、っと言やぁ何ですが、次の「風を継ぐ者」、これはシアターテレビジョンでも視たけど、おいら好みのお芝居。
しかも、場所がシアタードラマシティ、と行きやすい(個人的に)! たのしみぃ~

追記 : カーテンコールにて、近江谷さんの「(キャラメルボックスは)年中やっております。」って言葉がツボにはまってしまった・・・(^o^)
「コンビニやないねんから」って思わず心の中でつっこんでしまいました。

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[演劇]TEAM発砲・B・ZIN vol.19 「センゴクプー」(2001.02.12,於 : 近鉄小劇場)

前回は気づかなんだけど、客層が明らかに他のお芝居と異なってる・・・
「アイドル」が出てる、ってんならともかくとして、他のお芝居でこれほど男性客が多いのは見かけへん。
アベックで来てる男だけでなく、男同士数人とか、おいらのように「男一人」で来てる客もいるし。
ま、ある意味他のお芝居と違ってて、男が観ても楽しめる要素がこれまでもあったからね。
おいらはCSでしか観てないけど、「ゴメンバー」とか「ジャスキス」シリーズは。
ま、それはさておき・・・
いや、さておかないで、「TEAM発砲・B・ZIN」はおいら好みですね。
もう、「とことんまで『かっこいい~』ってんではないけど、笑いの要素はふんだんに盛り込まれてるし、最後は「ホロッ」とさせてくれるし。
今回は、前半からほぼ最後まで、小林愛さんが「悪」で、これがけっこうよかったです。
武藤さんは相変わらずの「ブスキャラ」で終始笑わせてくれたし。
西の園さん、工藤さん、平野さんは、笑わせながらも最後はかっこいい、台詞を文字にするとあんまりかっこええ台詞ではないかもしれんけど、あの場面であの台詞、ってのでほんとかっこよくきめてましたし。
きださんは小さな体で(失礼 ^^; )殺陣・立ち回りより、台詞でかっこよくきめてくれるし。
(隠れ家(?)での口笛は笑ってしまった・・・(^o^) )
ストーリーとも相まって、「剣よりも弁で勝負」の風助が最後、声が出せなくなっても「マダマダ」って言う(書く)シーンはもう、かんなり「グッ」とこさせられた~
笑わせベースで最後に泣かせるお芝居・・・TEAM発砲・B・ZINはけっこうおいらのツボです。

カーテンコール後の「次回予告」・・・次回は「ゴメンバー」シリーズ完結編「ゴメンバー・デ・ショウ」!
予告編では、ジャスティまで出てました。ジャスティが出るかどうか、はともかくとして、次の公演(10月)が楽しみ!

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[演劇]市川猿之助 二月大歌舞伎(昼の部)(2001.02.04,於 : 大阪松竹座)

一、車引
二、猿翁 十種の内 黒塚
三、一本刀土俵入り

これまで観てきた歌舞伎は、「通し狂言」がほとんど。それに加えて、歌舞伎はまだまだ「観た」ってほど回数観てません。
いくら前回(去年9月)に「猿之助」さんにハマった、といえ、楽しめるかどうかは、正直ちょっと不安な部分もありました。
「義経千本桜」のように、歌舞伎を初めて観る人にも「簡単に」楽しめるような観せどころ、ってのはないし。
しかし、しかしです! もう、十分楽しめました。これ、ほんと。
特においらが気に入ったのは「黒塚」・・・とはいえ、舞踏(舞踊?)に関しては、おいらはよくわからんので、その部分ではありません、のが残念なんやけど(番附読むとそこが観所らしい)。
老婆の猿之助さんは、ほんまに「老婆」。直後、鬼女を演じられるんやけど、そのどっちもやっぱり凄い、凄すぎます。
もちろん、「一本刀土俵入り」も面白かった。
台詞はね、やっぱり分かりづらいのは確かなんやけど、事前に番附であらすじに目を通しておくと、イヤホンガイドなんてなくても十分楽しめます。
それから今回、右近さん、笑也さん、段治郎さんは出演されてませんでしたけど、三演目全てに出てらした猿也さん、段四郎さん、黒塚の門之助さんに魅せられました。

なんか自分でも、初めて歌舞伎観た時より、だんだん楽しめるようになってきてるが分かりました。
と同時に、「劇団☆新感線」だけでなく、自分の好きなお芝居のタイプもだんだん分かってきたような気がしますわ。
やっぱり「かっこいい」のと「観終わってもなにか興奮している状態が残る」お芝居、が好きなんでしょう、おいらは。
そういう意味で、「歌舞伎」ってやっぱり「かっこいい」んで、おいらにあってるのかも。
この「市川猿之助 二月大歌舞伎」、千秋楽に「夜の部」を観に行くことにしてるんですけど、楽しみです。

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[演劇]MOTHER「インビジブル・タッチ」(2001.02.03,於 : 近鉄小劇場)

去年の「MOTHER 4連続公演」で、結構楽しませてもらったんで、「是非次回も」と思ってから9ヶ月、MOTHERに行って来ました。
面白かったです、うん。
最初、始まったときはどんなお芝居になるのか全く想像がつきませんでした、が進むにつれて前半からほぼお終い近くまで、今回は「言葉」使って笑わせてもらいました。
この「笑う」ってのが、「適度な笑い」でよかったです。
「劇団☆新感線」のオポンチ系は「腹の底から、腹がよじ切れる位」笑わされるので、終わった後、疲れてしまいます(^^;)
もちろん、そんなお笑い・オポンチも大好きです。
が、今回のMOTHERのような、「笑い疲れない」程度の適度な笑いも好き・・・毎度毎度「疲れるまで笑わされる」お芝居ばっかりやと、疲れもするし、飽きもするし。更にいうなら、「そこまで笑わせる」お芝居なら、ほんまに『ひぃ~、頼むわぁ、もう勘弁して』って位笑わせてもらわんと「中途半端」に感じてしまうから・・・
でちょっと話がそれましたが、そういう意味で楽しませてもらいました。
ただ、シリアスな場面では、その全てが、ってわけでもないけど、ちょっと弱かったように感じたのがおいらの感想。
升さん、エミさん初め、多くの役者さん(すんません、おいらMOTHERは役者さんの名前と顔が一致しません~)では無いんですけど、一部ちょっと「感情」が弱いかなぁ、と。
それと最後、エミさんが升さん扮する立花(橘?)の嫁さんで50年タイムスリップ云々は、あまりに予想外で伏線も無かったように感じたので、ちょっと説明台詞にも付いていけませんでした・・・
でも、その直前の、兵士が「万歳」する場面・・・あそこは「こう来るかぁ~」と笑わされましたし、見事にしてやられました。
ってな感じで、トータルとしては面白かったです、が「滅茶苦茶面白かった」よりはちょっと手前かな。

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