Event 小屋 (2001年 9月)

[演劇]劇団☆新感線「大江戸ロケット」(23日)
[演劇]「ベルサイユのバラ 2001」- オスカルとアンドレ編 -
[演劇]スーパー歌舞伎「新・三国志II」孔明篇(大阪初日)
[演劇]新感線お宝劇場 VILLAGE PRODUCE「夢見る無法者 HARD LUCK BOYS」(8/31 & 9/2)
[映画]PLANET OF APES〜猿の惑星

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[演劇]劇団☆新感線「大江戸ロケット」(23日)(2001.09.23,於 : 青山劇場)

「観てよかったぁ〜」
これ、この一言に尽きます・・・尽きるんやけど、それではレビューが書けないのです、なのでダラダラ書きます。

松竹座の時より青山劇場の方が、照明、音響ともによかったように思えます。
特に照明がきれいでした〜
さてさて、大阪が自分の気持ちの中でも中途半端に終わり、正直気分的にはもうすっかり「大江戸ロケット」は終わってたんですが、幕が開くとまたまた楽しいお芝居で、面白かったし楽しめました。
やっぱり今までの「暗い」イメージを伴う「いのうえ歌舞伎」も好きやけど、こういう明るい「いのうえ歌舞伎」もありやなぁ、好きです。
でもそんな中でやっぱり一人、新太さんの銀次郎はかっこいいですわ。
「なんでもかんでも俺に頼るな!・・・もう、勘弁してくれよ」ってとこ、クゥーッ、もう最高にかっこいいです!
それから最後、ロケットが爆発する直前直後、ここはもう、今までの新太さんの役と共通してやっぱりかっこいい・・・のにその直後は笑わせてくれる!
そう、今回のお芝居は最初から最後まで、ちょっとお芝居がかっこよく盛り上がってくると直後に笑いへと繋がって、そういうのが凄く和やかで、ある意味「肩肘張らずに楽しめる」お芝居でしたね。

それからこれは・・・「純粋に」お芝居の感想「ではない」部分からも少し。
今回の公演、壱成くんのああいう事件があったので、一時は「どうなることやら」と思われたんですけど、東京公演は代役で開幕・・・とはいえ、そう、ちゃんと公演は続いているって知ってたのに、この日自分の目で実際に観て!
もう、オープニングでな〜んか「じ〜ん」ときてしまいました、「よかったよ、公演続いて」って。
なんかもう、それだけでもう十分、でした。
ところがどっこい!急遽代役の白羽の矢が立った山崎裕太くん、彼が完全に「玉屋清吉」を演じきってて、十分以上に楽しめました。
どうしても急遽決まった代役、「代役としてはよくやってる」とか「短い稽古期間でよくやった」、って普通のお芝居に対する感想よりは評価も甘く観てもらえるかもしれません、
が、しっか〜し!「代役として」でなく、ホントに「主役として」、彼はよかったです、歌も上手かったしお芝居も「ずば抜けて」とまでは言いませんが、十分主役をこなしてました・・・しかも、観てて「いっぱいいっぱいでがんばってる」ってのと違ってある程度の「余裕」も感じたし。
(とはいえ、最初から裕太くんやったとしたら・・・悪くはないんですけど、「わざわざ客演として呼ばんでも、劇団員をもっと使ってよ」と思ったかもしれん、っちゅうのも正直な気持ちではあります。ただ、今「劇団☆新感線」で玉屋清吉を、となるとイメージ的にぴったりくる役者さんがいないっと思えるのも正直な気持ちで複雑ですけど)
壱成くんの清吉もよかったけど、裕太くんの清吉もよかったです。
それとこれは考えすぎなのかもしれませんけども、「災い転じて福となす」なんかなぁ、凄くお芝居もしっかりまとまってたし、凄く楽しめたように感じます、いつも以上にエネルギーがあった、って言えばいいのかなぁ、う〜ん、いつもながらなかなか上手い表現が見つかりません。

そんなこんなもあって、最後はこんなに楽しいお芝居やのに、ちょっと涙してしまいましたね。
最終的に、ホント楽しいお芝居で、冒頭に書いたように「(わざわざ東京まで行って)観てよかったぁ〜」、です!!!

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[演劇]「ベルサイユのバラ 2001」- オスカルとアンドレ編 -(2001.09.09,於 : 宝塚大劇場)

約半年、今回は「オスカルとアンドレ編」です。
この「オスカルとアンドレ編」、実は10年位前に一度観ています、とはいうものの、「宝塚好き」ではないし、当時はまだ「お芝居好き」でも無かったので、はっきり言うてあんまり覚えてません。
で、今回、う〜ん、やっぱり面白かったです、「豪華絢爛」って感じですね、衣装からセットから、劇場から。

この宝塚、特にオスカル・・・まぁ、女性ファンが多いのが分かるような気がします。
ちょっとおいらはオスカルには「?」な部分がありすぎました、「男」の目からみて(^^;)
近衛隊から衛兵隊に異動する理由、最期王族・貴族側に立たず、市民側に立つところなんかはまぁ、十分分かります。
また、男がどうにもできなかった荒くれ者の集まりである衛兵隊を、女性であるオスカルが見事にまとめ上げたりしているのは、確かにかっこいいです。
が、オスカルがアンドレに惹かれて行く部分はどうも解せませんでした。
オスカル、って最初フェルゼンが好きなんですよね?
そのあと、名前忘れたけど、婚約者が現れて、最期はアンドレ、ですか?
ひょっとしたら原作ではその当たり、しっかり描かれてるのかもしれないですけど、少なくともこの舞台の上では、男のおいらから観ると「?」って感じる部分があって、描き切れてへんのかな?と感じました。

さて、全体的なお話としては、一幕半分位は、半年前の「フェルゼンとマリー・アントワネット編」と重なる部分があります。
また、ラスト近くのアンドレの最期とバスチーユ陥落も重なってます。
「ベルサイユのバラ」のお話としては必要な部分なのでしょうなぁ。
ま、さすがにラスト近く、それとスクリーンに銀河の馬車を映してその前でオスカルが歌うシーン、最期アンドレが白馬のペガサス(表現が変?)でオスカルを迎えるシーンはなかなかどうして、かんなりよかったです。
まぁ、欲を言えば、と言いますかなんと言いますか、半年前にも書いたんですけど、この「ベルサイユのバラ」、「フェルゼンとマリー・アントワネット編」「オスカルとアンドレ編」と分けずに、昼・夜通し公演(もちろん、昼・夜 組が変わってもいいから)で全編上演する、あるいは通常二幕構成の舞台を三幕構成にして、全編上演する、とかしてもらえるともっと楽しめるように思いました。
実際、今回の上演時間は、一幕1時間10分、2幕1時間15分・・・これ、物語終了後の歌謡ショー(グランドフィナーレと呼ぶらしい、プログラムによると)を含んでます。
まぁ、興行的な事情、ヅカファンからするとあの「歌謡ショー」も楽しみの一つなんでしょうけども・・・
「宝塚大劇場」での「宝塚 定期公演」でなく、どっか他の劇場借りての特別公演でもいいと思うんで、全編上演、ってのがあれば、もっと楽しめそうな、そんな気がしました。

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[演劇]スーパー歌舞伎「新・三国志II」孔明篇(大阪初日)(2001.09.05,於 : 大阪松竹座)

待ちに待った・・・と言っても既に一度、東京で観ているんですけど、それでも待ってた「新・三国志II〜孔明篇」の大阪登場です。
今回は三等三階席から観ました。
「泣いて馬謖を斬る」のシーンと孔明最期のシーン、「死せる孔明生ける仲達を走らせる」のシーンはさすがにすっごく「グッ」ときます。
その他にも見所満載なんですけど、今回は大阪初日やから、かもしれないんですけど、多少しっくりしなかった部分もありました。
特に本水のシーンでは、歌六さん、亀次郎さんの台詞が水の音でほとんど聞き取れず・・・残念でした。
それでも十分感動させてくれるこの舞台はもう、やっぱり素晴らしいですね。
半年前も書いたと思いますが、今回は段治郎さん、笑三郎さん、そして京劇の武旦が特に見所ですね。
そして、ラストの二人宙乗り、去年の関羽・劉備の宙乗りと違って今年の二人宙乗りはバックも含めてかなり綺麗です!
今回三階で舞台は遠かったんですけど、ラストの宙乗り、笑也さんが間近に観れて・・・う〜ん、改めて滅茶苦茶綺麗! でした。
大阪公演は、来月にあと二回観る予定、千秋楽はもちろん、一等取りました〜

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[演劇]新感線お宝劇場 VILLAGE PRODUCE「夢見る無法者 HARD LUCK BOYS」(2001.08.31 & 09.02,於 : スペースゼロ)

面白かったです・・・なんか最近こんな感想が多いなぁ〜
おいらはこういうレビューを書くのは向いてないのかも。
何観ても、とまでは言わへんけど、大体「面白かった〜」って思ってしまうし。
あ、話は変わりますが、今回の公演始まる直前、嬉しいことが!
今年頭にもう、凄く面白くって是非是非再演してほしいと思っていた、アフロ13「クロマニヨンショック」が来年1/27〜29、東京グローブ座で公演決定! だそうです。
いやぁ、嬉しい〜! もう、「絶対観に行きます」宣言、ですっ!

とまぁ、書き出しが変なんですけど、これほんと、面白かったです。
「かずきさんの本」「劇団☆新感線若手公演」、でも「いのうえさん演出とは違う」というんで、期待しながらも本公演ほどは気合い入りまくりで観に行った、というわけではないです。
で実際、何て言うのかなぁ、肩の力を抜いて観れました。
というのもあるかもしれへんけど、やっぱり面白かったです。
原作ベースにうまくアレンジされていて。
元々は新太さん、じゅんさんが主役でのアテ書きでもあったと思うんです。
で、確かにそれを思い出すと「あぁ、なるほど」ってな部分もあるにはあったんですけど、新太さん色、じゅんさん色はきれいに消えて、とてもいいし面白いお芝居になってました。
ただ、原作はやっぱりかずきさんだけあって、面白いし独特な良さが残ってました。
さて。で、やっぱり劇団☆新感線の若手(?)の方々に目が行くのは仕方ないんですけど、そうで無い役者さんも遜色なんてなかったし。
主役伊達英介を演じた東京オレンジの牧山祐さん、野蛮大を演じたCretan Creteの唐橋充さん、セイを演じた劇団チャリT企画の吉本菜穂子さんはじめ、「まだまだ色々役者さんがいるなぁ〜」って感じました、いかんせん、普段観に行く劇団がどうしても偏ってるんで。
で我らが(って勝手に我ら呼ばわり (^^;) )劇団☆新感線からは、中谷さとみちゃんはかわいかった〜 (*^_^*) です。
相変わらず、表情(顔だけでなく、動きまでも含めての「表情」ってニュアンス)が豊かで、普段明るくっても急に変わったりするその一瞬は、やっぱりかんなり惹きつけられます。
ま、アフロ13で、それで見事にファンになってしまったんですけど、ね。
杉本恵美ちゃんは明るい美人さんですねぇ、絵になります。
保坂エマちゃんは、典型的に「劇団☆新感線」でした。特に前半の台詞回しと動き。高田聖子さんをイメージさせます、これいい意味で。
しかしなんのかんの言っても今回の秀逸はタイソン大屋君!
出番は遅めやろうとは配役で予想してたけど、まさかあんな登場とは〜、やられたぁ〜
「伝説のセンターステージ」! の味はどうやったんでしょうね?
「待ってろいのうえ、待ってろ古田」の台詞に大笑い、さらにこれまで演ったタイソン君の役(野獣郎初演〜魑魅魍魎、ドラゴンロック〜ドラゴンロッカーズ、ドラゴンロック2〜ブラック・マムシ団でまた爆笑!
更に更にぃ〜、BGM、効果音、小道具付き、で歴代主役から「犬夜叉(=アッ君)」「野獣郎(再演=堤さん)」、「西遊記(再々演=筧さん)」!
同じ音楽、同じ効果音、同じシーン、(たぶん一応)同じ小道具、同じ台詞 & 殺陣 & 見栄!
最後はカーテンコールの真似まで。
拍手喝采〜、でもなぜか会場は大爆笑〜
劇団☆新感線観てない人には「?」かもしれへんけど、「劇団☆新感線 お宝劇場 VILLAGE PRODUCE」なので全然OKでしょ。
もう、中盤は完全に持って行ってましたね〜。
でも、大爆笑したものの、やっぱり背もあるので殺陣はなかなかどうしてかっこよかったですわ。
ほんと、是非本公演でセンターで、いい役を〜と思いました。
そう、タイソン君だけでなく、本公演ではなかなかセンターには出番が回ってこない若手劇団員の方々ですけど、今回こうして観ると、センターでも十分立派にお芝居を作り上げてました。
これからは本公演でも、もっとセンターで活躍してほしいなぁ、とつくづく思いました。
ずっと以前、何かのレビューで書いたかもしれないけど、こういった「若手」さんたちをもっともっと舞台に、それもセンターに立たせてあげてほしいし、チャンスをあげてほしいですね。
豪華な客演を呼んでのプロデュース公演も、それはそれで「阿修羅城の瞳」みたいに凄くいい舞台になるんですけど、その一方でこうした劇団員中心の公演も打っていってほしいなぁ〜、これから会場のアンケートで書き続けよ、っと。
また、今回の「VILLAGE PRODUCE」、2回目、3回目と続けていってほしいです。
それから、今回は「若手公演」ということでしたけど、中堅の劇団員の方が活躍できる場もあれば、もっと嬉しいんですけどね、一昨年の「リトルセブン」のように。

と、最後は「レビュー」ってな内容では無くなってしまった今回のレビューでした。
で、ホントに面白い、「また観たい」って思わせるお芝居でした。

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[映画]PLANET OF APES〜猿の惑星(2001.9.01,於 : 有楽町の映画館、名前忘れた〜)

なんでしょ、今年は忙しいみたいで、なんと9月になってこれが今年最初の映画です。
これまでも結構観たい映画はあったのに、ほとんど見逃してます。
で、この夏是非みたい映画はいくつかあって、「パールハーバー」「千と千尋の神隠し」「RED SHADOW(赤影)」、そしこの「PLANET OF APES〜猿の惑星」。
昔の「猿の惑星」はおいら知らないんですよ、なので何の前知識も無しに新鮮な気持ちで観にいきました。
上映前はすんごく眠かったし、上映前のCM、予告編も結構眠さで辛かった・・・
ものの、始まれば眠さは吹き飛びました!
中途半端な前置きなんかなしに、いきなり話は核心に。次から次へ展開が転がっていく、しかも派手!
かなりおいらの好きなパターンの映画でした・・・そう、途中までは。
中盤以降はなんか、トーンダウンしてしまったような気がしました。
なんか「宗教的」であったり(神話的、とは思えなかった)、あの最後はなんか「メッセージ的」であったり・・・おいらの考えすぎかもしれんけど。
そういうのも面白くなくは無いんですけど、前半があれだけ、ある種「ジェットコースター」的だっただけに、最後までそれで押し通してほしかったなぁ、最後まで「エンターテイメント」してほしかったなぁ、というのがちょっと残念でした。
これが全然面白くない映画やったら諦めもつくんやけど、前半が面白かっただけに、余計に「もっと」、って思ってしまいました。
とはいえ、決して面白くなかったわけでは無く、面白い映画ではありました。おいらが贅沢なだけなのか、おいらが考え過ぎなだけかもしれません。
決して観て損な映画ではありませんので、誤解の無きよう・・・

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