スサノオ〜神の剣の物語〜 千秋楽(2002.06.28,於 : 大阪NHKホール)
千秋楽カーテンコールでは、松岡君が感極まってましたね。
それほどこの役に思い入れがあったんでしょうね。
ま、それはおいていても、松岡君のスサオウは最後まで良かったよぉ〜、と思います。
ホント、再々演、もしくは「武流転生」の再演を松岡君で観てみたい、と思いました。
佐藤仁美ちゃんも、初日から「なかなかええやん」って思ってましたけど、大阪ではホントめっちゃええやん、と思いました。
少年、というより「男の子」タケハヤにピッタリはまってました、って思います。
最初に「ちょっとよわいかなぁ」と感じた、タケハヤとクシナダの二人だけのシーン、ここも随分と良くなってた。
いや、「良くなってた」というより「良かった」です。これはクシナダ役の野村佑香ちゃんもそう。
二人とも元気よく伸びやかにやってたなぁ、って感じて、それがこのタケハヤとクシナダに上手く当てはまってたように感じました。
ウズメ役の中谷さとみちゃんも、大阪では笑わせどころでお見事っ! でしたし、やっぱ表情と表現が豊かですね。
で結局最後のタケハヤ、クシナダ、ウズメのスサノオの剣を手に入れてからのシーンが凄く良かったですっ(*^_^*)
あと、特に目についたのは生田斗真君。彼、なんか味があっていいですね。この「スサノオ」まで斗真君っておいらは知らなかったんですけど、やっぱさすがジャニーズですね。なんか惹きつけるモンがあります。
今回のお芝居ではそれがいい方向に出てた気がします、具体的には上手く言えへんけど。
繰り返し観たけど、全然飽きずに最後まで楽しめました。
「お笑い」のところなんか、一度観たら次はネタばれやのに、やっぱり面白いし。
ストーリーも一度観たら先がわかってるのに、やっぱり入り込んで観てたし。
やっぱ「劇団☆新感線」のお芝居が好きなんやなぁ〜、って改めて実感しました。
特に、おいらは「劇団☆新感線」は「てるみ&うぐいす」からなんで、観始めた頃、ちょうどオロチロックショーがあったり、「武流転生」があったり、おまけで「オロチ」をやってたりしたので、「オロチ」に対して思い入れがありした。
また、「武流転生」は観たけど、この「神の剣の物語」は初演を観てないし、ビデオなどでも観てないから、ホント「再演して欲しい」という思いが強かったので、再演が決まったときには凄く嬉しかった。
で、主役は古田新太さんから松岡昌宏君に変わったけど、「新生オロチ軍団」はやっぱり「オロチ」やったなぁ、しっかり「オロチ」になってなぁって思います。
それと今回、客演が多かったなかで、「劇団☆新感線」チームでは中谷さとみちゃん、保坂エマちゃんがなかなか出番が多くて、これも良かったなぁ、頑張ってたなぁ〜、って思いました。
よしこさん、カナコさんがいい役をするとお芝居がかなりしまるんやけど、こういう風にこれからも、毎公演とは言わないけど、若手にもチャンスを〜
(中谷さとみちゃんファンのおいらとしては、その点でも凄く嬉しい公演でした。)
他、インディさんはやっぱり「オロチ」が似合ってて、「オロチ」のインディさんは他の役より数段かっこよく見えます、ホントカッコいい〜。
よしこさん、カナコさん、河野さんといったベテランチームも劇団☆新感線らしい、「ええ味」を出されてました、さすが。
右近さんは・・・今回出番は少なかったけど、インパクトは二重丸!
そして、劇団員チームでは今回のメンバーではリーダー、かな? の粟根さん。いやぁ、スサオウとの対決シーンではいつも通りのかっこよさ、プラス死んでしまってからは、「えっ」って思えるくらい、笑わされました(^o^)
・・・と一人一人書いていくと書ききれないんで、ごめんなさいm(_ _)m、他の役者の方々もよかったです、ありがとう〜
ストーリーは、この「スサノオ〜神の剣の物語」、劇団☆新感線の面白さ、格好良さなど、いろんな要素が凝縮されてますね、って思います。
笑わせるところ、シリアスな所、その比重、ストーリーの中での前振り(「♪オ〜ロチ一族を追い払うのだ〜れっ!」のタケハヤ、とか)。
かずきさんの本は面白いです。
そして照明、音楽、これもシーンと絡んで凄く良かった。照明なんて、めちゃめちゃ綺麗。それがシーンに「ピタッ」とはまってるともう、そのシーンがめちゃめちゃかっこよくなります。
照明絡みでは、特に「オロチダンス(鋼鉄の軍団)」(特にエンディングの方)、それとタケハヤがスサオウを剣で貫くシーンのフラッシュみたいな照明(ごめんなさい、専門用語でなんて言うのか知りません)。今回「赤」が中心でしたけど、そのなかで「白」の照明が絡むところが凄く好きでした。
音楽は、もう音楽だけでも結構好きなんですけど、それが流れ出すきっかけ、というかシーン、カット(?)、これが凄い!
いつも思うんですけど、舞台の上だけでも凄いし、音楽単独でもいい音楽なんですけど、それがシーンで「ピタッ」とあうと、相乗効果というか、「2つが1つになれば、1つは百マンパワー」です。
これは今回の「スサノオ」に限った話ではないですけど、ええシーンでもうピッタリのタイミングで「泣き」の曲が入るから、おいらは泣かされてしまうんですねぇ。
スサオウの「タケハヤだ」の台詞の後に流れ出す「この森の向こうに」、それとスサノオの剣が出てくるところが、おいら的には大感動! でした。
ということで、やっぱり演出のいのうえさんは素晴らしいなぁ、と思うんです。で、だからおいらは劇団☆新感線、好きなんです。
で、いつも思ってることなんですけど、今回も。
役者さん、スタッフの方々、ホントに素晴らしいお芝居をありがとうございました〜っ!
スサノオ〜神の剣の物語〜 大阪初日(2002.06.23,於 : 大阪NHKホール)
さぁ、長かった東京公演も終わり、残すは大阪5公演のみ、となりました。
勢いのある舞台だけに、最後まで全力疾走で駆け抜けて貰いたいです。
THE FOURTH MARATHON ANIMETAL(2002.06.08,於 : 心斎橋ミューズホール)
ま、思い出話はこの程度で切り上げて。
きっと明日、首、肩、肘、腰、至る所が痛くなってそう。。。な位、全身で楽しんできました〜、の約2時間半(前説含む)。
曲は、多すぎて全部は覚えてません。「新しいのばっかりやったらどないしょ〜?」って思ってたんですが、初期の曲からも結構多くって楽しめました。頭振りまくりました、拳突き上げまくりました、歌いまくりました。
3年前、4年前もそうやったけど、ANIMETALのLiveって「大カラオケ大会」ですね〜。
加えて、相変わらずVOCAL坂本英三さんのMCも面白いし。
(ところでLiveのMCって、どのバンドでも「面白い」もんなんでしょか? おいらが行った「聖飢魔II」「ANIMETAL」「オロチロックショー」は全てMCが「面白い」んですけど。あ、外タレさんのMCは英語なんで「OSAKA!」ってのしかわかりません・・・)
「ANIME」と「METAL」で「ANIMETAL」なんやけど、いわゆる「アニメオタク」は、ホールでは見かけませんでした。ただ単に目立たないから目につかなかっただけかもしれんけど。それでも、ファンもコアですね〜、濃い。
新しい曲は、その原曲もそやし、その作品自体も視てないのが多いんで、はっきり言って「ANIMETAL MARATHON IV」でしか知らん、のがおいら的には増えてます。でも、一応アルバム聴いてるんで、LIVEは楽しめましたよ。
でも、個人的にはやっぱり永井豪シリーズの曲が好きやし、やっぱりLiveに欠かせないでしょう、「ゲッター」「マジンガー」は滅茶盛り上がり。後はやっぱり「トリトン」「コンバトラー」「ガッチャマン」かな。
今回は(も?)、「LADY」も「未唯」ちゃんが出てなかったので、「ハニー」とか無いのがちと残念。
ま、兎に角「復活した」ANIMETALを漸くLiveで楽しむことができました。
今回は早くも「年納め」Liveやったのですけど、来年もまた大阪に来る、ってことなので、楽しみです。