Event 小屋 (2003年 1月)

TEAM発砲・B・IZN VOL22「オス!」
劇団☆新感線 2002年越冬公演 いのうえ歌舞伎「七芒星」

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TEAM発砲・B・IZN VOL22「オス!」(2003.01.25 : 近鉄小劇場)

男女入れ替え劇? まぁ、正確にはそうではないんですけど、不思議な設定。でもこの設定に意味があって、面白かった。
いつものような「ちょっと泣かせる」部分は無かったんですけど、そのかわり「ちょっと考えさせられる」部分はありました。
個人的にはやっぱり「武藤」ちゃんが面白い!好きですねぇ〜
まぁ、そんなことはおいといて、相変わらず楽しいお芝居を展開してくれました。
笑いどころ満載、加えて今回は立ち回りも多く、ほんと観所満載でした。
次回公演が来年までない、というのが残念です。

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劇団☆新感線 2002年越冬公演 いのうえ歌舞伎「七芒星」(2003.01.06 : シアタードラマシティ & 2003.01.18 : りゅーとぴあ)

もっともっと観たい!、そう思わされる作品でした、今回の「七芒星」。
おいら個人としては、今まで観てきた劇団☆新感線の中でも、「阿修羅城の瞳」「髑髏城の七人」に次いで好きな作品となりました。
客演ながら「準劇団員」のアッ君と奥菜恵ちゃん、「犬夜叉」「大江戸ロケット」で一度観ているので、始まる前から安心してましたが、観てもやっぱり「よかった」。
アッ君は、「犬夜叉」同様、殺陣がなかなか! 特に今回は、男優陣との立ち回り・殺陣が多く、観所満載でした。
加えて、シリアスシーン以外の「笑わせる」ところも、なんか凄くハマってたし。
なかでも前回絡めなかった新太さん、じゅんさんとの絡みが最高〜!でした。(あ、じゅんさんとは「犬夜叉」で一度だけ、ほんの一瞬の不思議な絡みがありましたっけっ?)
恵ちゃんは、前回「大江戸ロケット」ではあんまりシリアスシーンが無かったので、そういう点では今回初めてそういうシーンを観たんですけど、こちらもなかなか!でもやっぱりコミカルなシーンの方が印象に残ってます。特にじゅんさんの髯爺との絡みは、「大江戸ロケット」の鉄十との絡みを思い出してました。
劇団員では揺光新太さんと玄部じゅんさんの絡み(七宝星饅頭から轟天?)の所はもうサイコー!笑った笑った。「さすがっ!」、お笑いのところなんやけど、やっぱりこの二人が絡むと凄く「しっかり」「どっしり」しますねぇ。
劇団員は今回「七宝星」「七芒星」に分かれて全員出番も多く、みんな活躍〜してて、個人的に凄くうれしかったし楽しめました。
特に中谷さとみちゃん、保坂エマちゃん、杉本恵美ちゃん、タイソン大屋君といった、「若手」と呼ばれる人たちが劇団公演で、これほど出番が多かったのって初めてでしたしね。
音楽は・・・今回も司さんの音楽は素敵でした、が、今回はもう、「ノスタルジア」、この曲がやっぱり大好きです。
「リトルセブン」から好きやったし、この曲が流れると「リトル」を思い出すと同時に、とてもいい場面で流れるので、泣かされてしまいました。
あと、オープニング「七宝星」とエンドで使われた「玻璃の剣」が凄く好きですねぇ。
お話も、やっぱり「リトルセブン」を思い出させるところが、特に後半にたくさんあって(台詞なんかも)、でも「七宝星」対「七芒星」って設定もあったり・・・かつての英雄「七宝星」が「ヒール」になったり、もう凄く面白い、「面白うて、たまらんわ〜」でした。
「リトル」が下敷き、「リトルセブンを本公演で」というのは、その目的以上に達成されてましたね。
ホント、何度でも観たい観たい観たい!もう、是非是非ビデオ・DVDになって欲しいのです〜

・・・と、まぁ、今回は「凄く好きなお話」にしては感想があっさり(こんなけ書いてもおいらの劇団☆新感線レビューではあっさり気味なんです)になってしまいました。
今回、お仕事の関係で観逃したことが多かったのと、レビュー書くのに間があいてしまったので・・・
でも、ホント、スッゴくスッゴく、大好きな作品です。
役者さん、スタッフさん、みなさんありがとう〜!

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