Event 小屋 (2003年 8月) 

Inouekabuki−Shouchiku−Mix 阿修羅城の瞳〜BLOOD GETS IN YOUR EYES
奇人たちの晩餐会 − 馬鹿にしやがれ − 

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Inouekabuki−Shouchiku−Mix
阿修羅城の瞳〜BLOOD GETS IN YOUR EYES
(2003.08.08、09(昼の部) : 新橋演舞場)

凄い! 正直、ビックリしました!
全体としては、やっぱり3年前と同じ「阿修羅城の瞳」です。でも、部分部分を観ると、全く別のお芝居にできあがってて、それでいて、やっぱり凄く面白いお芝居になってて。
「再演」となると、どうしても「初演」と比べてしまうというのは、致し方ないところではありますよね。
(今回は、実際には再々演なので、再演と比較して、ってなりますけど。)
でも、今回の「阿修羅城の瞳」は、そういう点では全く新しい「阿修羅城の瞳」になってる、って思いました、おいらは。
つばきは「天海さん」のつばきになってるし、邪空も「伊原さん」の邪空になってるし、桜姫も「聖子さん」の桜姫になってるし。
初日、二日目昼を観た限りでは、一番印象に残ったのは、「夏木さん」の美惨!
現時点で、一番キャラクターができあがってるように、おいらは感じました。
天海さんと伊原さんは、きっとあんなモノじゃないでしょう、もっともっとこれからよくなっていってくれるような期待ができます、今でも十分、新しい「つばき」「邪空」になってますけど。
前回と比較して、「どっちがいい、わるい」なんていうことはできないですね、これだけ見事に新しくなってると。
もう、「どっちがいい、わるい」より「どっちが好き、嫌い」でしょうね。
ま、もちろんおいらはどっちも好きですけど。
とはいえ、やっぱり多少は前回との比較も入れると・・・
今回は、「鬼」の描き方が前回よりも多く、それが悲しさを誘います。
そういう点で、好きなシーンは、「殺戮の街角」のシーンと、天守閣での出門vs阿餓羅&吽餓羅のシーン。
それとは別で、オープニング。これは、今回もまた見物ですね、観逃したら絶対損!です。
音楽では、「ASHURA」「阿修羅城の瞳」「夢桜」と好きな曲が残ってたのは嬉しかったですね。
そして、新しい「追撃」「禍虫」といったinstrumental、「悲炎転生」、と。新しい曲もかなり素敵です。
(CDには、前回入ってなかった「美惨」「出門」といったinstrumentalが入ってます。前回CD買った人にも、今回のCDはお奨めです。「ASHURA」も「夢桜」も新しくなってるし。)
で、全体通してはやっぱりおいらの大好きな「阿修羅城の瞳」。やっぱり泣かされました。
前回同様、泣き所はたくさんありますけど、やっぱり一番好きなのは「天守閣の出門・阿修羅の戦いの最後の、鬼ごっこようなシーン」。
ここ、阿修羅城の瞳(instrumental)がぴったりで、そこでの阿修羅の笑顔がもう、凄く好きなんです。
ここだけは、いつも泣かされてます・・・今回も、もちろん!

3年前の「阿修羅城の瞳」、いまだにおいらの中では好きなお芝居NO.1です。
なので、今回の「阿修羅城の瞳」も凄く期待してました。で、期待してる反面、「期待しすぎてしまって、すばらしいお芝居になってても、満足でけへんのちゃうかなぁ〜」なんて不安もありました。
でも、そんな不安は吹っ飛びましたね。
今回の「阿修羅城の瞳」も、やっぱりおいらの好きなお芝居NO.1になりそうです。
今回、初日は桟敷を取ってもらって、凄くいい席で観ることができました。2日目は、三等上手のテラス。
まだ正面からは観れてません。正面からも観てみたい。
おいらの次の観劇は、大阪初日、一ヶ月辛抱です。

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奇人たちの晩餐会 − 馬鹿にしやがれ − (2003.08.07 : 近鉄劇場)

一昨年、一年間で一番面白かったお芝居「七人ぐらいの兵士」。
その際の主演の明石家さんまさんのお芝居、ということで大きな期待を持って観に行ってきました。
劇場は、立ち見も含めて満員。凄い入り。
で、始まったお芝居。
最初は正直、「期待はずれかな?」って思いました。
確かに笑えるし面白いんやけど、TVで観てるのと感覚的にそう違わなくて。
でも、中盤から後半に進むに従って、どんどん面白くなってきました。
おいらの中では、「これぞ喜劇、コメディ」的、って感想です。
本当に面白かった。ギャグで笑わされるだけでなく、ストーリーでもうまく笑わされたし。
ただ、おいらの席は、最後列やったので、舞台が凄く遠かった(近鉄劇場の最後列ってあんなに遠かったんや)、ので、舞台の上での細かいギャグ・小芝居が分からなかったのが残念〜。
でも、本当に面白いお芝居でしたっ!

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