劇場☆新感線 

スサノオ〜武流転生

(作=中島かずき/演出=いのうえひでのり)

公演記録

スサノオ〜武流転生 東京公演(Aプロバージョン)
期間:1994年03月09日(水)〜20日(日)
会場:青山円形劇場
大阪公演(Aプロバージョン)
期間:1994年04月22日(金)〜29日(金)
会場:近鉄アート館
大阪公演(Bプロバージョン)
期間:1994年04月30日(土)〜05月05日(木)
会場:近鉄アート館
東京公演(Bプロバージョン)
期間:1994年05月12日(木)〜22日(日)
会場:青山円形劇場
CAST
スサオウ:古田新太(A,B)
タカオウ:橋本さとし(A,B)
ジャギオウ:インディー高橋(A,B)
ライオウ:フランキー仲村(A,B)
セミオウ:吉田メタル(A)/木内黒社会(B)
タケハヤ/ヒルガ:高田聖子(A,B)
タケル:鈴木聖子(客演)(A,B)
アメワカヒコ:鳳ルミ(A)/羽野アキ(B)
イブキ:山本カナコ(A,B)
ニニギノミコト:粟根まこと(A)/河野まさと(B)
サルタヒコ:枯暮修(A)/竹田団吾(B)
イヌヒコ:サコ(A)
クロイヌヒコ:乾肇(B)
シロイヌヒコ:礒野慎吾(B)
ニギハヤノミコト:右近健一(A,B)
アメカンドリ:下村トモ子(A,B)
アメホクト:陣内かおり(A)/村木よしこ(B)
アメキウテ:庄野ゆかり(A)
オオナムジ:逆木圭一郎(A,B)
ツキヨミ:猪上秀徳(A,B)
観劇記録
[観劇公演]
1994年4月29日(金)14:00公演 近鉄アート館 J列19番
[印象に残っていること]
さて、中身の方はというと、かなりショックを受けた。
それまで3回(内1回はオロチロックショー)見に行った公演と全然雰囲気が違う。
やはりギャグは要所要所にちりばめられているものの、本編は滅茶苦茶シリアス。
この「スサノオ〜武流転生」を見てなかったら、今も劇団☆新感線ファンを続けていたかどうか分からへん。
「BEAST IS RED」を見る迄、ヤスオウの一番大好きな作品となった。
会場も、ちょうど良いと思われる大きさ(これ以後、小さい劇場での劇団☆新感線公演はなくなったなぁ)。
「スサノオ〜神の剣」、「タケルテンセイ」等、オリジナル曲も格好良かった。

「劇団☆新感線」=「お笑い小劇団」というヤスオウのイメージを覆してくれた、貴重な作品となった。

余談やけど、ホームページのタイトル中の「ヤスオウ」は、ヤマトのオロチ一族、「スサオウ、タカオウ、ジャギオウ、ライオウ、セミオウ」にあやかってつけました(調子乗り〜)。

<後の関西TV、PerfecTVでの放送を見て改めて>
やっぱり、ええよね。
あのステージ(見に行ったのも近鉄アート館やったから分かるけど)の狭さで、あれだけ動き回って大きく見せるって、すごい。
セットははっきり言って、神の木「スサノオ」だけ。
あとは役者さん達の「歌」と「踊り」と「照明」と「音楽」だけ。
たったそんだけで、見事に違うセット、違う舞台のように見せてしまうんやから、凄いわ。
特に「照明」!あの「光」だけであんだけステージの雰囲気変えてしまうやなんて、まぁ、ほんま、すばらしい。
音楽もオリジナル楽曲が増えて、「スサノオ」なんか「オロチ ロック ショー」CDにもはいってるもんなぁ。
前作「ゴロー2」以降、音楽が変わってきたように思う。
ストーリーはもう、今更何も言うこと無し。
2時間30分、ずっと惹きつけられっぱなし。
新太さんはやっぱり「悪役」が似合うし、かっこいい!
TVは「Bプロ」分なんで、「吉田メタルさん」の「セミオウ」じゃないのが残念。
あぁ、「スサノオ〜神の剣の物語」も見に行きたかった!


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