アブラゼミの羽化

梅雨が明けると同時にアブラゼミの羽化が始まった。
日が暮れたら、公園へ行って、セミの羽化を観察しよう。

土中で数年間過ごした幼虫は梅雨が明ける頃、土の上の方に上がり、日中は穴の中から外の様子を伺う。
大きな穴は幼虫が出た後で、小さな穴はこれから外に出ようとする幼虫がいる。
日が沈み、周囲が暗くなり始めると、土中に潜んでいた幼虫は穴の中から這い出し、近くにある木に向かって歩き出す。
このときが幼虫にとって一番危険で、外敵に狙われやすい。
木を見つけると、上に向かってひたすら登る。
幼虫が登るのは木肌がごつごつした木が多い。
木から枝に伝って、葉の先まで登った幼虫。
羽化のための足場がしっかりしているか確認しているようだ。
しっかりと葉に掴まって、足場を固めた幼虫はじっと動かなくなる。
しばらくすると、背中が割れて、白い成虫の体が出てくる。

幼虫の殻から出た成虫。
まだ羽根はしわくちゃ。

落ちないように殻にしっかりと掴まっている。
徐々に羽根が伸びてきて、シワがなくなってきた。
でもまだ白い羽根である。
しばらくすると、羽根の色が茶色く変色してきた。
朝までに完全に羽化は完了し、明るくなると同時に羽ばたく。
アブラゼミの鳴く時間帯は日中の特に昼間が多い。

幼虫の観察は近くの皇子が丘運動公園内でしましたが、羽化の様子は自宅のミニトマトの枝に掴まらせて撮影しています。

2003年8月3日 観察・撮影
2003年8月10日 ページ作成・公開


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