くわがたを

探せ!

秘密の場所へクワカダを採りにいく。
子供のためと言いながら、けっこう大人も胸躍らせている。
昆虫採集はいくつになっても男の野遊びのひとつなのだ。

探索場所

湖西側の大津市街から奥へ入った場所とだけ紹介しておく。こういった採集場所というのは地元でも秘密の場所として よっぽど親しい者にしか教えないことになっている。人づてに伝わり、多くの人が訪れるとその場所が荒らされてしまうからだ。必要な分だけ採集し、翌年以降のために、繁殖用に残しておく。特にメスは数匹程度にとどめておくべきである。
琵琶湖周辺、特に開発が進んでいない湖西側、湖南側には落葉樹林(冬になると葉が散るクヌギやコナラなどのような種類の木)がまだたくさん残っている。 クワガタ・カブトムシは針葉樹林(スギ・マツなど)には生息しない。探すなら必ず落葉樹林を探し、その中で樹液の出ている木を見つける。近づくと甘酸っぱいにおいが するのですぐわかる。また、蛇の目蝶・カナブン・スズメバチが舞っているので目で確認することもできる。 夜採集するというのが定石だが、真っ暗な中で樹液が出ている場所を探すのはむずかしいので、日中探しておき、夜その場所をあたるというのが良いだろう。

クワガタのいる森

準備 注意したいのが服装と道具。半袖、半ズボン、草履履きというのは危険だ。マムシ、ムカデ、スズメバチ、ダニ、蚊、アブetc森の中はこれら人間に害を与える動物、昆虫がたくさんいる。 かまれない、さされないための細心の注意が必要だ。帽子、長袖、長ズボン、長靴、首にはタオルを巻きつけ、首筋からの虫の侵入を防ぐ。 それから軍手も必需品だ。万一刺されたときのための塗り薬も持参する。
道具は特に気張る必要はない。おもちゃ屋で売っている昆虫用タモ、ピンセット、それと採集したクワガタを入れるカゴ(移動中はアミかごの方がクワガタがひっくり返ったり、絡み合ったりする心配がないので良い。ただし、口がしっかり閉じるものを選ぶ) 懐中電灯があれば十分。

コクワガタ コクワガタ発見!

クヌギの木の洞に潜んでいたコクワガタを発見。Cyberで撮ってから、指を突っ込んで捕まえる。軍手をはめているので、大あごで挟まれても痛くない。またコクワガタのアゴはそれほど強くないので、素手で挟まれてもあまり痛くない。
写真のように樹液の染み出た、洞の中にクワガタは潜んでいる。日中探す場合はこういうところを探る。コクワガタならどこにでもいるので簡単に採集できるはずだ。
この洞の中にはコクワガタが二匹潜んでいた。

カブトムシもいた

まだ時期が早いのにカブトムシのメス発見。通常7/初〜7/中くらいから出没するはずなのに、木の穴に頭を突っ込んで樹液をなめていた。
地元出身の同行してもらった知人はカブトムシのメスのことを「おまる」と呼んでいた。「ぶた」とも言う。オスに比べると人気がない。店でもオスの半値以下で販売される。

カブトムシ(メス)
採集の収穫 採集の成果

午後5時ぐらいから7時ぐらいまで探索して、ヒラタクワガタ2匹、ミヤマクワガタ1匹、コクワガタ4匹、スジクワガタ2匹、カブトムシ(メス)1匹。
ヒラタクワガタ、コクワガタは越年(成虫で冬を越せる)する種なので、今日見つけたのは越年したものなのかもしれない。ヒラタクワガタはオオクワガタ同様あまりお目にかかれない種である。2匹採集できたのは幸運であった。

まだ時期が早いので、カブトムシ(オス)、ノコギリクワガタが見られなかったが、7/中の梅雨明けころには本格的に活動し始めるだろう。(家で飼っているカブトムシも6/末現在ではまだサナギである)
今度はカブトムシ(どちらかというとカブトムシの方が生息数も多いし、捕まえやすい)を狙って、秘密の場所を探索するつもりだ。


1997/6/22 湖西側のとある森にて

身近で観察できるクワガタ
コクワガタ ヒラタクワガタ ノコギリクワガタ ミヤマクワガタ
コクワガタ ヒラタクワガタ ノコギリクワガタ ミヤマクワガタ


カブトムシは雑木林の地面に敷き積もった腐葉土などに産卵し、幼虫は腐葉土を食べながら約1年で成虫になる。
クワガタムシはクヌギ、コナラなどの枯れ木に卵を生み、幼虫は枯れ木を食べながら成長し、表に出るまで約2年間、枯れ木の中で過ごす。
シイタケ栽培で使われたホダ木(使用済みの木の棒)は一箇所にまとめて捨てられ、それがクワガタ、カブトシムシの幼虫の生育環境となる。
幼虫を採取するには、早春こういった場所を掘ってみると良いだろう。

1999年 クワガタ・カブトムシ採集情報

クワガタムシの飼い方

クワガタムシの飼い方はカブトムシの飼い方とほとんど同じ。
異なるところと言えば、腐葉土の中に湿った朽木を入れておくこと。また、オス同士を同じ飼育ケースで何匹も飼わないこと。ケンカをして、傷つけ合い、寿命を短くしてしまう。できれば、ペア一組を一つのケースで飼いたい。



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