インドネシアのビンタン島

ビンタン島は、シンガポールのすぐ南にありますが、ここはもうインドネシアです。

金曜日の夜に出発しようと夜8時の船を予約しました。夜に着いてカクテルを飲んで、土曜日はゆっくり起きようなどと思っていたのですが・・・ 金曜日の午後の取引先とのミーティングが長引いてしまい、午後から降った雨のせいでタクシーも全くつかまらず、身動きがとりなくなってしまいました。仕方ないので近くの地下鉄の駅までバスで行って家に戻ることにしましたが、道路は渋滞で全然進まず、大変だ。それでも、万難を排してやっとタナ・メラのフェリーターミナルにたどり着いて船に乗り込んだというしだいです。
船が出発してからビンタン島までは一時間弱です。着いてからすぐにインドネシアの入国審査があり、さらにバスで20分ぐらい走り、スドナ・ホテルに着きました。
その夜はホテルのバーでカクテルを飲みながらくつろぎました。ここは空気がきれいらしく、夜空の星が見えます。 

ここは、空が澄んでいるせいなのか、スモッグがないせいなのか、シンガポールよりもずっと日差しが強く、すぐに肌が日に焼けて赤くなってしまいます。
ここの海もシンガポールの海と比べものにならないくらいきれいです。水に濁りがなくて海の底が見えるので気持ちいいです。ただ、問題なのはプールで泳ぐのになれてしまった子供が海を怖がって大変だったことです。体に砂が着くからいやだ、波が怖いなど泣いて大変。仕方ないので、あきらめてプールで泳ぐことにしました。ここまできてプールで泳ぐとは情けないと思いなが、プールに入りましたが、まあ、それもなかなか悪くないですね。きれいな空の下で、とても気持ちいい。

昼になっても遊びに夢中になって、ご飯を食べに行きたがらない息子を無理矢理引っ張って、レストランに入りました。ずっと外にいたので、昼は冷房の効いた部屋の中と思い、イタリアレストランに入りました。いすに座ると、急にお腹がすいているのに気がついた息子は大騒ぎです。おまけに眠くてたまらないので、ご機嫌は崩れまくっているのに、料理はなかなかこない。
やっと料理がでてきたので、夢中になって食べる息子。ある程度お腹がいっぱいになると急に眠くなったらしく、スパゲティーの麺を口にくわえたままコックリコックリ。やっと落ち着いて食べられる。それにしても、ここのパスタの味はなかなか結構。

ここは、完全なリゾート地でホテル以外にはなにもありません。周りは海とジャングルだけ。おかげで、3食すべてをホテルで食べなければならないので割高ですね。ここはインドネシアなのに、すべてシンガポールドルで払わされます。なまじインドネシア・ルピアで払うと、実際のレートよりも高く請求されていまいます。たぶん、周りに集落があって、ホテルの外でも食事ができるような場所の方が経済的かもしれませんね。
とにかく、この週末はきれいな空と海のあるところでゆっくりと過ごしてきました。

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