以下個人的な見解です。 日本が占領していた時代、その国に対して差別的、非人道的な行為があったことについて、今もなお国としても、国民としても、 反省や謝罪が足りないまま年月が経っていると感じています。 事実について反省すべきは反省し、謝罪すべきは謝罪して、国としての良い関係を築く努力をしなければならないと思います。 建築について、その国では屈辱的であったり、忌まわしい過去に結びつくと考えられているものもあるだろうと思います。 建築を愛するからといって、国内の近代建築と同等に取り上げてよいかについては、正直なところ迷いもあります。 その国の方がこのサイトを見た場合、怒りや悲しみ、屈辱を感じられるかもしれません。 しかし、いつか日本の占領についての反省や謝罪が受け入れられた時、その建物の美しさや豊かな表現を純粋に味わえる時が 来ることを願って、このサイトに取り上げることにしました。 特に韓国の西大門刑務所資料館については、非常に重く苦しい気持ちになりますが、日本の占領時代のことのみならず、 人が人を非人道的に扱ってしまうことについて大変考えさせられました。 このような形が残されていることに感謝したいと思います。
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