DATA
名称アラクニド種、擬蜘蛛類(PSEUDO-ARACHNIC)
分類2アラクニド種
分類3蛛型綱
生息地クレンダス星が母星
大きさ不明
出典ロバート・A・ハインライン「宇宙の戦士」
参考文献同上
 原作版「宇宙の戦士」では、人類の天敵として登場するこの侵略生物は、蜘蛛に似ている社会性昆虫様生物という以外はあまり多くのことは描写されない。いってしまえば仮想敵国のような扱いに終始しているのである。
 まずこの生物の名称であるが、兵士たちからは常に「クモども」と呼称される。原文に当たれないために不十分な推測に過ぎないが、これが"ARACHNID"=アラクニド種という呼称につながっているのだろう。また「擬蜘蛛類」という名称も1度だけ登場している。訳者の矢野氏は「シュウド・アラクニック」とルビを振っておられるが、これは英語の用法。"PSEUDO"=「プセウド」はラテン語で「偽の〜」という意味で、その英語用法が"PSEUDO"=「シュード」である。生物名称としては「ニセ〜」「〜モドキ」にあたる。
 外見は巨大な蜘蛛に似ているが、社会構造はアリやシロアリといった真社会性昆虫に酷似している節足動物であるこのカースト制度の構成員は労動者、兵隊、知識階級層、女王の4段階であり、労働者と兵隊の外見的な見分けは不可能という記述があるので、映画版のようなバラエティのある姿をしているわけではないということがわかる。王族階級である知識階級層(頭脳グモ)は、膨れ上がった神経組織の塊で、自ら歩くことができない。女王グモもまた自ら歩くことのできない「馬よりも大きな汚らわしい怪物で」あるという。映画に登場するブレイン・バグは比較的原作に忠実に描かれているようだ。巣は地中深くにまで張り巡らされたアリの巣状である。
 付け足しになるが、技術力も高く、宇宙船や銃器を所持し、地雷を使用するという記述もある。

→スターシップ・トゥルーパーズに登場するその他の妖蟲たち