2001/06/26 Version 1.0 新規作成 2002/04/03 Version 1.1 連続終了機能作成
Windowsを使っていると、よくWordやExcelなどのアプリケーションがハングアップしてしまい、どうしようもなくなることがあります。このようなとき、Windows95/98の場合、CTRL+ALT+DELETEを押してアプリケーションを選択し、強制終了の指示をしなくてはなりません。
しかし、この強制終了を行ってもすぐには終了してくれません。というのは、このWindows標準のアホ強制終了機能の場合、すでに脳死状態のアプリケーションに対して「終了してちょうだい」というメッセージを送るのです。もちろん、ハングアップしているプロセスはこんなメッセージに反応できません。結局、数十秒後に「このプログラムからの応答がありません。…終了しますか?」なんてとぼけたメッセージを出します。
じゃあどうすればいいか、というと強制的に終了させればいいのです。といっても強制終了させるフリーソフトウェアなんてうじゃうじゃあります。しかし、このXKillWinの場合、「マウス」で「ハングアップしているウィンドウ」をクリックするだけで強制終了ができるのです。クリックするウィンドウはすでにハングアップしているのっぺらぼうのウィンドウでもいいのです。すごく便利だと思いませんか?
Version1.1から、連続して強制終了・連続してクローズさせる機能がつきました。この機能を何に使うのかというと、何らかの手違いでうじゃうじゃ開いてしまったウィンドウを連続して閉じることができてしまうのです。
こんなときにXKillWinを使えば、SHIFTキーを押しながら開いているウィンドウをクリックしていくだけで、邪魔なウィンドウを順次閉じていくことができます。
xkillwin.exeを起動して下さい。マウスカーソルが変わりますので、強制終了 させたいウィンドウを左クリックして下さい。ESCキー、または右クリックで キャンセルします。
Version1.1から、操作方法が多少変わっています。
デフォルト状態のアイコンは「KILL」ですが、CTRLキーを押すと「連続KILL」 になります。SHIFTキーを押すと「連続CLOSE」になりますので、操作方法はす ぐにわかると思います。
とっさの時に使用できるように、デスクトップへショートカットを作成して、ショートカットキーで起動できるように設定しておくことをおすすめします。
Version1.1から、エクスプローラ自体の強制終了はできなったような気がしますが、Windows2000ではだめだったりします。
P.S.
名前から気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、UNIX環境のxkillを機能
的に参考にしました。
また、Vectorのページにも掲載されています。できればVectorの方からダウンロードして下さい(面倒くさい人はここからダウンロードしちゃってもいいですけど)。