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 世界遺産 仏祖生誕の地 ルンビニを見る   
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 世界遺産 仏祖生誕の地 ルンビニ   

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 名称 座標 地名
 釈尊生誕の地 27.46943978155436,83.2758092880249  Lumbini ルンビニ
 釈尊終焉の地 26.739784988241368,83.88833999633789   Kushinagar クシナガル
 釈尊成道の地 24.699741467587067,84.98341083526611  Bodh_Gaya ブッダガヤ
 初転法輪の地 25.38087092675158,83.02456140518188  Sarnath サルナート
 王舎城 25.030000,85.420000  Rajgir ラージャグリハ
 釈尊最後の雨安居の地  25.986595,85.125589  Vaishali ヴァィシャーリー
 祇園精舎  27.517073,82.050619  Sravasti シュラーヴァスティ
 釈尊の故郷 27.5462825,83.0682486,23524  Kapilavastu カビラヴァース  
 
  八大聖地  釈迦  Gautama_Buddha  仏教  Portal:仏教  Buddhism  縁起  四諦  八正道  三法印  Bodhidharma
  仏像 /  ガンダーラ /  初期仏教 /  上座部仏教 /  大乗仏教 /  日本の仏教 / 世界の仏教  /  Vesak(ヴェサック)
  4/8降誕会  / 12/8 成道会 (臘八会) / 2/15 涅槃会  / 12月1日〜8日 臘八攝心 / オンライン版 仏教辞典
  仏陀  /  Buddhahood  /  龍樹  /  Nagarjuna  / 松岡正剛の千夜千冊 保坂俊司『インド仏教はなぜ亡んだか』  / 
  タイの仏教と宗教概説  / お釈迦様の聖地 日本の旅行会社のサイト、各都市の説明が簡潔、特定宗派色もなく安心して読める。
  VESAK or Wesak (ベサック、ウェーサーカ) 降誕,成道,涅槃の三仏会を一つにまとめたもの、Vesak Day、5月の満月の日
  Thailand, Cambodia, Sri Lanka, Malaysia, Myanmar, Singapore, Vietnam, Nepal, Hong Kong, Taiwan などで行われる。
  タイ(Wisakha Bucha Day),インド(Buddha Pournima),スリランカ(Vesak Full Moon Poya Day), マレーシア(Wesak Day)
  lawsofthenature.com というサイトに、南伝系統の、四門出遊、スジャータの供養、菩提樹下の悟り、初転法輪などの、
  画像があるが相当にエキゾチックである。ところで、釈尊は、クシナガルの路傍の沙羅双樹 の下で、従者アーナンダ 1人に
  看取られて入涅槃されたはずだが、北伝系も賑やかだが、南伝系は更に華やかである。
  
  印度菩提樹  ; 釈尊は、菩提樹の下で悟りをひらかれたとされています。菩提樹 は、また種類が違います。
  沙羅双樹   ; 釈尊が亡くなられた場所にあったとされています。平家物語の冒頭でも有名です。
  仏足石    ; 仏教も最初期は、偶像崇拝を禁止していましたので、仏足石、菩提樹などを礼拝していました。
  釈尊は最期の旅で、阿難に「自灯明・法灯明」を説かれました。仏教は本来は、聖者崇拝、聖地崇拝とは無縁なものです。
  自己を拠りどころとし、法(真理)を拠りどころとせよ。
 
 
それでも、行ってみたい、人を引きつけるのが聖地です。
 ヴァラナシ ( Vanarasi 、 ベナレス ) を見る
ワーラーナシー / ヴァラナシ / ベナレス

   サルナートに行ったら、やはり行きたいVaranasi (ベナレス)の街とガンガーです。


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 ヴァラナシ  25.3047693,83.0120087  googlemap


他 の 仏 教 遺 跡 を 見 る

    八大聖地以外の、仏教遺跡を取り上げます。
 名称 座標 備考
 エローラ石窟群(Ellora) 20.026389,75.179167  世界遺産 インド
 アジャンター石窟群(Ajanta) 20.533611,75.749722  世界遺産 インド
 ナーガルジュナコンダ(Nagarjuna_konda)  16.180000,80.270000  龍樹菩薩ゆかりの地 インド 
 アマラバティー(Amaravati) 16.580000,80.360000  大規模な仏舎利塔跡 インド
 ナーランダ(Nalanda) 25.135766,85.444923  紀元前5世紀頃の仏教大学 インド 
 アヌラダープラ(Anuradhapura) 8.3402411,80.4270002  世界遺産 スリランカ
 ボロブドゥール遺跡 -7.608000,110.204000    世界三大仏教遺跡 インドネシア 
 アンコール・ワット 13.412500,103.866667  世界三大仏教遺跡 カンボジア
 バガン (Bagan) 21.166667,94.883333  世界三大仏教遺跡 ミャンマー
 パハールプールの仏教寺院遺跡群  25.033333,88.983333  世界遺産 バングラデシュ
 聖地キャンディ 7.296961,80.638453  世界遺産 スリランカ



 釈尊は紀元前5世紀頃、ルンビニで誕生。(降誕)、 29歳で出家、35歳の時、ブッダガヤで覚りを開き仏陀となった。(成道)。
 80歳の時クシナガルで入滅。(涅槃)。仏典の編纂は仏滅後100年頃に第2回結集、仏滅後200年頃に第3回結集が行われた。
 
 
 仏像は紀元1世紀の末、ペシャワール 渓谷にあった、ガンダーラ で作られ始めたとされています。ガンダーラ仏は、
 パキスタンのPeshawar Museum ペシャワル博物館 /  National Museum of Pakistan カラチ国立博物館 / 
 アフガニスタンのKabul Museum カーブル博物館 / などに貴重な収蔵品があります。(当然、大英博物館にも)
 玄奘三蔵(三蔵法師)は紀元600年代の人です。日本への招来仏教公伝 は6世紀半ば(538年が有力)です。
 
 
 仏教は、スリランカへは紀元前3世紀に伝来。東南アジアへは紀元1世紀にはインド・スリランカから伝わっていました。
 スリランカの仏教  / タイの仏教  /  ラオスの仏教  /  ミャンマーの仏教  / カンボジアの仏教  / かつては、
 これらの南伝仏教を小乗と呼んでいましたが、現在は蔑称であるとして使用せず上座部仏教 などと呼んでいます。
 ベトナムの仏教 は大乗系です。 /  仏旗・法輪・三帰依文 [財団法人 全日本仏教会 / 
 仏滅後100年頃、第二回結集の後、教団が、大衆部と上座部の2つに分裂した。これを 根本分裂 といいます。
 現在の南伝仏教は、この上座部とは同一ではありません。 ただし、テーラワーダ仏教は「上座部」の後継宗派と自認して
 いるので、こう呼んでいます。南伝仏教も権力との癒着、精霊信仰やヒンドゥーとの競合などを経験してきました。
  ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく
 とどまりたるためしなし。(方丈記)鴨長明  万古不易のものなどありません。


ジャイナ教聖地を見る

  仏教と兄弟宗教と言われるジャイナ教の聖地です。南インドのカルナータカ州のシュラヴァナベラゴラ 
 標高143mの岩山ヴィンディヤギリの頂上に第2代祖師ゴーマテーシュヴァラの像が聳えています。
 建立は981年、12年に一度、大きなお祭りが行われます。
Aretippur Jain Temple( Shravanabelagola )
 カルナータカ州のシュラヴァナベラゴラ 12.8571969,76.4869874  
 
  マハーヴィーラ  /  ジャイナ教  / 各国いまどき報告-シュラヴァナベラゴラの巨大立像
  ジャイナ教の建築 第7章、聖地の建築巡礼−北インド /  ジャイナ教の建築 第8章、聖地の建築巡礼−南インド  
 


ガンゴートリー寺を見る   ヒンドゥー教聖地
ヒマラヤの聖地を見る

  仏教聖地ではありませんが、ガンジス河(ガンガー)最上流の沐浴場、標高 3,753m、Gangotri Temple です。
 同じインドで発祥したヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教には、共通の聖地も多くありますが、ここはヒンドゥー教の
 聖地です。ガンジスの源流、ヒマラヤの山中というだけでも、大変ありがたい気がします。
          Gangotri wikimapia大きな地図
ガンゴートリー 30.9944962,78.9415848 googlemap
  

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 ヒンドゥー教  /  Category:ヒンドゥー教 /  インド神様絵全部★インド情報!天竺奇譚:インド神様図鑑 / 
 ここから更に源流、氷河から流れ出す地点がゴームク(Gaumukh )標高3892メートルです。ガンゴートリーから約20km 。
 ガンゴトリは、女神ガンガの降臨した所であり、ここがガンガの源流とされています。
 ガンジス源流四大聖地(チャールダーム)のwikiです。この四大聖地への巡礼をチャールダーム・ヤートラーと言います。
 ガンゴートリ GANGOTRI 標高 3753m 女神ガンガの聖地 バーギーラティー川の源流、デーオプラヤーグでガンガーになる
 ヤムノトリー YAMUNOTRI 標高3293m ヤムノートリー川の源流 (アラハバードでガンジス川と合流)
  ケダルナート Kedarnath 標高3584m シヴァ神の聖地 (アラクナンダー川と合流するマンダキニ川の源流)
  バドリナート BADRNATH 標高3096m ヴィシュヌ神の聖地 (アラクナンダー川源流)、デーオプラヤーグでガンガーになる
 聖地をwikimapiaで見る
 ヤムノトリー YAMUNOTRI  /  ケダルナート KEDARNATH SANCTUARY  /  バドリナート Sri Badrinath  / 
 ガンゴートリーから途中までは、Bhagirathi (バーギーラティー川)と呼ばれ、Devprayag (デーオプラヤーグ)で、Alakananda
 (アラクナンダー川)と合流し、ガンガーと呼ばれるようになります。デーオプラヤーグは、リシケシ( RISHIKESH )の東約30キロ。
 アラクナンダー川の源流が、バドリナートです。 / ガンジス河、ブラマプトラ河、メグナ河流域図
 
 シヴァリンガ山(シブリン・ピーク )を見る  Shivling Peak (6540m) 
 ゴームクの、まだその先にシヴァリンガ山があります。ヒンドゥーの須弥山 (Mount Meru 6660m)はその左隣です。
 須弥山の山頂を、有頂天と言い、インドラ神(帝釈天)が鎮座しています。
シヴァリンガ山 30.8803492,79.0639687
ガンジス源流氷河トレッキング西遊旅行    
 
 
 
 アマルナート聖窟を見る Pilgrimage to Amarnath Cave / Amarnath yatra / マルナート洞窟への巡礼
 また、カシミールの氷河の向こう海抜3800メートルに、アマルナート聖窟があります。( Amarnath Temple )
 聖アマルナート寺院委員会 Shri Amarnathji Shrine Board - Amarnath Yatra official website のHPです。
 こちらも巡礼が押し寄せるシバ神の聖地です。洞窟はジャムカシミールの州都、スリナガルから約141k ( 88マイル)
 amarnath temple  (video)参拝の様子、途中のキャンプ、周辺の風景等の映像。
 マルナート洞窟への巡礼をシュリー(聖)・アマルナート・ヤートラーと言います。 /  Yatra
 amarnath temple youtube / 
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アマルナート聖窟 34.2149252,75.500772
 

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 【聖アマルナート寺院】 Shri Amarnathji Shrine   
 この洞窟はジャムカシミール州、標高3800メートル にあり、洞窟内の氷筍がご神体のシバリンガ。5000年以上の歴史が
 あるとされる。 毎年、7月から8月の約2ヶ月間に、約40万人が参拝する。スリナガルから4〜5日で巡礼するコースの他
  42キロの道を徒歩で巡礼する(Pahalgam)パハルガーム・ルートと、短縮した代替ルート(Baltal)バルタール・ルートがある。
 更に富裕層がヘリコプターで参拝するケースもある。なお、カシミールは紛争地帯でありこのことによる危険もある。
 
 ヴィシュヌ神の四大聖地 シヴァ神と人気を二分するヴィシュヌ神の聖地
 ウッタラーカンド州のバドリナート BADRNATH
 南部のタミルナドゥ州のラーメシュワラムRameshwaram
 アラビア海側グジャラート州のドワルカー Dwarka
 オリッサ州のプリーにあるジャガンナート寺院 Jagannath Temple, Puri
 ヴィシュヌ神の108の聖地
 The Divya Desams of Lord Vishnu: The 108 most holy places of Lord Vishnu « Stephen Knapp
 


 ヒンドゥーの聖地
 名称 座標 備考
 Badrinath 30.7423495,79.4942916  バドリーナート"
 Rishikesh 30.071039,78.258186  リシュケーシュ
 Gangotri 31.0000934,78.9160943  ガンゴートリー  ガンガー源流
 Kedarnath 30.733333,79.066667  ゲダールナート
 Yamunotri 31.0191917,78.41266  ヤムノートリー
 Devprayag 30.1500258,78.6025429  デーオプラヤーグ。ここからガンガーになる  
 Amarnath 34.2149,75.5008  アマルナート聖窟 
 Mount_Kailash  31.0646981,81.3194275  カイラス山 ( チベット自治区 )


マトゥラーのクリシュナ寺を見る  Sri Krishna Janmabhoomi temple
クリシュナ・ジャナムブーミ寺 ( Uttar_Pradesh / Mathura , 1km from center )

  マトゥラー ( Mathura ) デリーの南約145km、ヤムナー川が流れる。ヤムナー川の源流が、ヤムノートリー。
 ヤムナー川は下流のイラーハーバード(アラハバード Allahabad )でガンジス川と合流します。
 この合流点が、サンガム と呼ばれるヒンドゥー教聖地です。Triveni Sangam
 マトゥラー ( Mathura )は、古代インドにおいて、ガンダーラーとほぼ同年代に、インド中部における仏像製作の中心都市で
 した。ギリシャ、ペルシャ等の影響を受けたガンダーラー仏と違い、純インド様式によるマトゥラー仏が制作されました。
 
  マトゥラー は、ヴィシュヌの化身、クリシュナの生誕地とされています。クリシュナは多神教のヒンドゥー教でも人気の
 高い神様です。  クリシュナは入っていませんが七福神は、ヒンドゥー教と道教が習合したものです。  また密教には
 ヒンドゥー教由来の要素が非常に色濃く入っています。    
 
マトゥラーのクリシュナ寺  27.5047172,77.6697135
 
  象頭の財神ガネーシャも人気が高い神様です。Category:ヒンドゥー教の神  ヒンドゥー教の神々の多くも、姿を変え、
 名前を変えて、道教、仏教に浸透しています。カトリックが、土着の女神信仰をマリア信仰にすげ替えることで、吸収
 してきたように、ヒンドゥーもバラモン教の時代から、無数の土着信仰の神をヒンドゥーの神の化身として取り込んで
 来ました。またカトリックやイスラームの本来一神教ではあり得ない聖人、聖者信仰も同様に、拡大の過程で容認されて
 いったものと考えられます。
 
  仏教も、本来は宗祖や仏像を拝み現世利益を願う宗教ではなく、釈尊の悟られた"真理"を賛仰し,解脱へ至ることを
 希求するものであったのですが、凡人にはとうてい無理と投出し、現状のようになっています。
 修行、解脱はとうてい無理でも、本来の意味だけは、理解しておきたいものです。
 たしかに、修行すれば解脱できるというものではありませんが、「仏法に不思議なし」と言います。
 釈尊は占い、まじない、ご祈祷、超能力の類いも否定されたことを、知っておきましょう。
 
 ガネーシャのお祭りとしては、マハラシュトラ州・プネー(プーナ)市のフェスティバルが有名です。
 ガネーシュ・フェスティバル /  Ganesh_Chaturthi  /  プネー  /  Pune  / 
 





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