記事タイトル:剣道大会の覇者に、なぜ日本刀が贈呈されないのか? 


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お名前: 武道通信    URL
 『武道通信』の創刊のメッセージは《日本刀を鑑(み)ると、この国の
かたちが見えてくる》でした。何も語らないように見える日本刀から万事を
読みとる力を持つことから日本の武道が蘇生できると思うからです。
延(ひ)いてはそれが日本の再生になる――そう信じての3年前の創刊で
ありました。
 かつては全国大会規模の剣道大会では、覇者に日本刀を贈呈していました。
が、それもいつのまにかしなくなりました。日本武道の本流の剣道さえもが、
その精神において<日本刀>を捨ててしまったのです。日本刀を心に差して
いる剣道家がいなくなった証拠でしょう。そして、自分の命を自分で守る、
という武道家の基本さえも放棄して、他国(アメリカ)に自分の国に守って
もらい、何の義憤も感じない武道家が多くなってしました。
 知っていますか? 17年前、武道家として武人として「いざ、死ねるとき
に死ねるか」と自らにこの命題を突きつけ、ソ連に侵略されているアフガン
に身を投じ、アフガンゲリラとし武器を持ち戦った武道家(古武道体術)が
いました。
 昨日、発売されました『武道通信』十七ノ巻で、アフガンのサムライと
称せられた田中光四郎氏が、<アフガン問題>をアフガン難民救援活動の中
で語っています。いま多くの日本のアフガン報道の中で一番信じられる日本
人としての肉声だと思うのです。なぜならそれは武道家としての肉声だから
です。
 武をどうのように使うかでなく、武を何に使うかを『武道通信』とともに考えみませんか。
 弊誌HP「新刊案内」に、今巻の詳しい内容が掲載されています。お読みい
ただけましたら幸いです。(※弊誌は書店にはありません。弊社へ直接
電話・FAXでの注文か、また武道通信HP「購入案内」からダイレクト・ショッ
ピングで注文できます)
[2002/01/16 17:48:33]

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