記事タイトル:剣道七段審査合格に向けて |
新年を迎え、今年の目標に「昇段」を掲げた方が多いと思います。 私も四年後に七段に挑戦すべく、少ない稽古を補い、1回1回の稽古 を充実した効果的なものにしたいと思っております。 「剣窓(1月号)」(全日本剣道連盟発行)の六段・七段審査会(昨年 11月)の審査員寸評から得た今後の稽古の留意点を以下に記します。 <稽古の留意点> ・充実した気勢で、剣先で相手の中心を攻め、崩し、機会を とらえ、 気剣体一致の初太刀の捨て身技(=剣道の極致)を出すこと。 ・自己中心の単調な面打ちの繰り返しはやらないこと。 仕かけ技のみでなく、応じ技を出すよう心がける。 ・打つ・斬るの観念からも程遠い、ただ当てるだけという無駄打ち は やらないこと。打ち切る打突に心がけること。 常に真剣勝負、1本の技に全力を集中 した稽古を心掛けること。 ・相手の打突を受けっぱなしの状態 にしないこと。体をさばいたりし 技を出すこと。 ・残心(打突後の体勢・姿勢)を大切にすること。剣道の美は 打突後の姿である。[1999/01/09 22:10:41]