下記は2月7日の稽古の後「間合い」について道下先生からご指導のメールを頂いたもの
ですが,とても参考になる内容ですので転載させていただきました。
<道下先生より>
今日の稽古ありがとうございました。稽古は楽しくかつ勉強になります。
指導をすると言う事は自分に言い聞かせる事にもなりますので、自分の
為にもなっています。
今日の稽古は宍倉さんに対し間会の大切さを感じて欲しいと考え遠間と
近間で攻めてみました。
攻めることと守ること(打たれないこと)は同時行われます。
ですから相手が自分の間合いに入ろうとしたら間会いの中に入れない様に
する,(具体的には相手の竹刀をたたく、巻く、上から押さえる)間合い
を切る。
身体はさがっても気持ちはさがらないことが大切です。
剣先は中心につけ外さない事が大事でありますが、其ればかりに気を取ら
れると身体が居着きます。足が止まり死にたいに成ります。
剣先のつける位置は中心であると誰でも知っていますが、それに余り強く
こだわると肩に力が入りそして手首が硬くなります。そうすると剣先に威力
が無くなりただ立っていると言う状態に成るわけです。
腰から下つまり足を使って間合いを上手に使う。 これだけでも剣道が楽し
くなると思います。
[1999/02/08 23:10:41]