いもおと・・・それは甘美な響き・・・
やさしい、儚げ、あまい匂い、護ってあげたい、元気、生意気・・・イメージする言葉は、人それぞれだと思います。
巷では、ゲーム等では、妹キャラが絶大な人気を誇っているようで。美少女ゲームとあれば最低一人くらいは
必ず登場させているようですね。実によい傾向であります(笑)
いや、分かっています。現実の妹というのは、そんな砂糖菓子のような、あま〜い存在ではないと言う琴を。
兄妹というのは、基本的には親の愛情を奪い合う、いわばライバルといえるもの。
実際に妹がおられる方々は、経験がおありでしょう・・・。ちょっとしたいたずらを親にチクられ、めっちゃくちゃ
親に殴られたとか(ぉ 妹をいじめたら、そのことをやっぱり親にチクられ、思いっきりどつかれたとか(おお
ちょっと油断していると自分の分のおやつを妹に食べられ、怒って殴ったら、や〜っぱり親にチクられて
「おまえはお兄ちゃんなんだから、我慢しなさい!」と言う理不尽な言葉とともに、親からもらったげんこつ(ぉぉ
「こんな迷惑なヤツ、さっさとどっかに行っちゃえ!」「どっかに貰われて行きやがれ」とか、思ったことは一度
ならずあることでしょうねぇ。 こんな対象に萌え萌え〜☆とか、「妹だけどお嫁さん」
なんて思う輩のことを「なんて変わったやつらだ」と思うのは、全く持って正当でありましょう。
しかしながら、世の中にはごくごく一部ではありますが、兄に好意を持ってくれて、何処に行くのにもちょこちょこと
ついて来たがるいもうと・・・、ちょっとクラスの女の子と仲良くしていただけなのに、露骨に焼き餅を焼いて不機嫌になる
いもうと・・・、自分の趣味に引きずり込んでも、笑って兄につきあってくれるいもうと・・・、寝起きが悪い兄を毎朝懸命に
起こしてくれる優しいいもうと・・・。 そんな優しい存在が自分の周りにいるのが当たり前だった日々・・・。そしていつか
自分以外の異性を見つけ、自分の元を離れていく・・・。 兄として妹の幸福を願ってやまない一方で、失われし、あまい
日々を思って、切ない思いをする兄がいるのも、また真実なのですな・・・・
ここまではいかなくても、子どもの頃は、何の遠慮もなく抱きついたりしていたのに、長じるにつれ、そう言ったことが無くなって
ある時、蹴躓いて転びかけた妹を抱き留めたりとか、逆に自分が転びかけて思わず妹に抱きついたとか、そ〜ゆ〜ちょっとした
ハプニングで妹を抱きしめたとき、その子どもの頃とは全然違う、柔らか〜い感触にドキドキしてしまったとか、他にも、誰も
いないと思って風呂の脱衣所に入ると、ちょうど着替え中の妹とご対面・・・。子どもの頃とはうって変わって、丸みを帯びた
女らしい体をみてしまい、戸惑いを覚えつつ、ちょっぴり興奮なんかしてしまい自己嫌悪。しばらくばつが悪くて妹の顔を
見ることが出来なかった・・・なんて経験のある方がいる琴も知っています・・・。
そ〜ゆ〜レアなケースを、我々は「羨ましい!(/_;)」と思うのですなぁ・・・(ぉぃぉぃ
さて、前置きが長くなりましたが、そう言ったあま〜い世界を人一倍好きになってしまった「おにいちゃん属性」及び「妹属性」
所持の同志達に送る、ゆ〜ちゃん☆からのメッセージ・・・。とくとご覧くださいませ。