論題:某所にて発見された白スクの構造と、その分類に関する考察

ゆ〜ちゃん☆

Introduction (序論)
我々が通常目にするスクール水着(学名:Scholanatatiovestitu femella)には三種の亜種、すなわち旧スク(subsp pristinus) 新スク(subsp recens) 競泳(subsp curriculum)が存在しており、そのうちsubsp pristinusは我が国の環境省により「絶滅危惧I類(CR+EN)」指定されており、またsubsp recens「絶滅危惧II類(VU)」指定を受けるなど、予断を許さぬ状況にある。また最近は使用する少女たちの羞恥心を緩和するべく変化したと思われる「スパッツ型」というものも発見されており、これらを萌え学上の「スク水」のカテゴリに加えるべきかどうかについては、研究者の間でも論議が続いている状況であり、2005/09/19現在まだ結論は出ていない。

さて、上記のスク水の色については紺色が主であるが、まれにアルビノ(albino)を思わせる色素を全く欠いた「白スクール水着」俗に言う「白スク」と呼ばれるものが発見されることがある。ただこれは少女たちが通常利用する野生種ではなく、特殊な性癖の持ち主向けに人工的に作られたものが殆どである。しかし一部の研究者の中には、野生種の中にもアルビノ型白スクール水着が存在していると主張するものもおり、我が国の各地を調査した結果を学会に報告するものもいるが、その論文の信憑性については疑問視されることが多い。

さてこのたび、とある場所にて筆者が捕獲した白スクール水着の構造及び野生種か否かを考察すべくこの論文を作成した。本論文が後進の研究につながることになれば幸いと考える。

 

 

Materials and Methods (材料及び方法)

白スクール水着  サーカスFETISH 「すくみず2〜泳・げ・な・い〜」 特典物として入手
撮影機器       FUJIFILM製デジタルカメラ FINEPIX 1400Z(1.3メガピクセル)
画像処理ソフト    OPTPiX(R) webDesigner(TM)
画像処理マシン   e-Machines J6446(05年秋モデル)
撮影場所      筆者の自室
撮影日時      2005-09-18 PM11:00 〜 2005-09-19 PM3:00
撮影条件      フラッシュ ピント、シャッター速度等全てフルオート

 

 

Results (結果)

白スクール水着のパッケージ。下段にある比較対象の野生種に比して非常に簡略な包装である。下段の野生種とは違い、使用上の注意などの記載はされていない。 

 

比較対象とした野生種のパッケージ。

 

 

白スクール水着正面。形態的には野生種の旧スクと全く同じスカート形状である。

 

 

白スクール水着裏側。ネームに名前が書かれているのがわかる。

  

  

 

 

 

筆者が所持する野生種との比較。右が今回の研究対象の白スクール水着。左が対照の野生種。大きさとしては白スクール水着の方がやや小振りのようである。

 

 

名札部分のアップ。 本水着が同梱されているゲームをリリースした会社名が書かれているタグが付いている。

  

  

 

股間部を下から見たところ。旧スクの特徴である水抜き用の穴があることがわかる。

 

  

 

白スクール水着を裏返したところ。画像右側が頭の部分、左側が股間の部分である。

 

 

 

女の子の大事な部分を保護する、股間の布。

 

 

 

布の透明度がわかる写真。ガーゼを厚くしたものという感じか。

 

 

 

 

Discussion (考察)

結論から先に言えば、これは野生種のアルビノ型ではなく、人工的に作成された白スクール水着であると断言できる。まずネームに「ぴこ」と名前があるが、これは「すくみず2〜泳・げ・な・い〜」に登場するキャラクターの一人であり、おそらくはこのキャラクターが着用した白スクと同型のもの・・・と言う形で本水着を作られたものであろう。また白スク制作会社としてサーカスFETISHとそのロゴが銘打たれているが、これはゲーム制作会社であって衣料業界の会社ではない。 本物の衣料品であれば、衣料の材質や洗濯方法を明記することが法によって決められているのだが、しかるに本水着にはそう言ったものが一切見あたらず、また取り扱い方法など重要な告知もいっさいない。本水着がいわゆる「ジョーク・グッズ」であることを隠蔽する工作が全くされておらず、先達の研究者達が欺罔されるような、野生種であるかのような手の込んだ偽装工作をされていると想像していた筆者にしてみれば全く持って意外であった。

今回の白スクは残念ながら人工的なものであって野生種ではなかったが、これを以て白スクは現実には学校では使用されていないと決めつけるのも「あることを証明するのは容易だが、無いことを証明するのは骨が折れる」という格言があることも考えれば早計であろうと考える。 弛まぬ研究者の努力により新しい発見を導き出して欲しいと切に望む筆者である。

 

 

Thanks (謝辞)

今回、紺色の旗手たるU氏の情報提供がなければ、この様な研究論文を書くことはあり得ませんでした。そのお力添えに対して深くお礼を申し上げます。