CD＋書籍
特長 1.厳選された言葉で味わう『言志四録』のエッセンス。
現代のビジネスリーダーの意志決定に役立つ35条を厳選。
2.『武士道』他､日本人の精神を語り継ぐ岬龍一郎氏の監修。
「人間経営塾」を主宰する岬龍一郎氏が語録をわかりやすく解説。
3.ナレーションによる音読で､不朽の古典を耳で味わう。
漢文調の心地よい音読のリズムが､ナレーションを通して心にひびきます。
「言志四録」
リーダーの要諦
「修己冶人のための指針35条」
CD3枚（1枚約40〜50分）書籍1冊（96ページ）価格19，950円（税込）[監修・解説]岬龍一郎 [製作・著作]PHP研究所
「言志四録」とは
幕末の儒学者・佐藤一斎（1772〜1859）の書。42歳から82歳までの約40年間に書かれた箴言集で、『言志録』『言志後録』『言志晩録』『言志耋録』の四書が総称して『言志四録』と呼ばれる。
1133条から成り、西郷隆盛はじめ幕末の英傑たちに多大な影響を与えた．
「春風を以って人に接し、秋霜を以って自ら粛む」
「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。
只だ一燈を頼め」･･････
西郷隆盛が座右の書とした「指導者のバイブル」。
心に響く魂の言葉を、今、ビジネスリーダーへのメッセージとして紐解く。
小泉首相が衆議院の法案審議の中で、その一節を引用したことが話題になった『言志四録』。この書には、真のリーダーを目指す人、大いなる志を立て、運命を切り開き、世のために尽くさんとする人への、人生の指針が刻み込まれています。著者・佐藤一斎は、江戸末期より明治維新の時期に活躍した志士たちに多大なる思想的影響を与えた人物であり、日本を動かした、名だたる英傑が感化された人物です。特に西郷隆盛においては、島流しにあった不遇のとき、本書の中から101条を抜書きし、つねに諳んじていました。本CDでは、『言志四録』の中から、現代のリーダーの心構えとなるべき35条を取り上げ、解説しています。日々の仕事や指針として、ぜひお聴きください。
Disc1 志を立てる
「志とは何か」「なぜリーダーに志が必要とされるのか」。
「言志四録」の中から「志」に関する10の言葉を選び出し、ナレーションと解説で紹介。
・ 人は須らく自ら省察すべし〜
・ 学は立志より要なるは莫し〜
・ 立志の功は、恥を知るを以って要と為す。
・ 緊しく比の志を立てて以って之を求めば、薪を搬び水を運ぶと雖も〜
・ 士は独立自信を貴ぶ〜
・ 心は現在なるを要す。事未だ来たらざるに、邀う可からず〜 他
Disc2 人間関係の妙味
いつの時代も人間関係の難しさは変わらないもの。『言志四録』も人間関係に対処するための知恵を多く綴っている。
「人間関係」に関する13の言葉を選び出し、ナレーションと解説で紹介。
・ 自ら責めること厳なるものは、人を責むることも亦厳なり〜
・ 君の臣に於ける、賢を挙げ能を使い、与に天職を治め〜
・ 利は天下公共の物なれば、何ぞ曾て悪有らん〜
・ 惻隠の心も偏すれば、民或いは愛に溺れて身を殞す者有り〜
・ 小吏有り。苛も能く心を職掌に尽くさば〜
・ 小才は人を禦ぎ、大才は物を容る〜 他
Disc3 自己を鍛練する
「リーダーとして自分がどう磨き、現実に対応していくか」。
リーダーのあり方が厳しく問われる今の時代、心しておきたい12の言葉を選び出し、ナレーションと解説で紹介。
・ 凡そ事を作すには、須らく天に事うるの心有るを要すべし〜
・ 得意の時候は、最も当に退歩の工夫を著くべし〜
・ 士は当に己れに在る者を恃むべし〜
・ 心は平らなるを要す。平なれば則ち定る〜
・ 人の一生には、順境有り。逆境有り〜
・ 身には老少有れども、而も心には老少無し〜 他
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