★☆こぜにぃの街歩き ☆★ その1「根津・千駄木周辺」

とある日曜日。暇だったので何気なく出かけたくなり、 前から歩いてみたかった、根津・千駄木周辺の下街を散歩がてらに、グルグルと歩き回ってみました。

根津・千駄木周辺は、以前、雑誌MOE(93年5月号)の長野まゆみ特集や、お茶会の会報でも紹介されていたので、 ご存知の方も多いと思いますが、 そこで紹介されていたのと、似たようなコースを自分なりの楽しみ方で歩いてみました。
その時の様子をレポートしたいと思います。

日暮里から、根津・千駄木駅周辺は、本当に下町といった感じで、古い建物やお寺(歩いていると、本当に沢山のお寺を見かけます。)等、 時代に取り残されているような、昔からそこにあるお店などが、沢山あって、 歩いてるだけで、とても楽しい所です。

僕が当日歩いてた道順にそって、紹介していきたいと思います。
このページの最後に地図を載せておきますので、そちらも合わせてご覧になると良いかと思います。



◆日暮里の駄菓子屋街

日暮里駅の東口を出て、ロータリー抜けた左側の路地を入ると、すぐに駄菓子屋街にたどり着きます。
駄菓子屋街

駄菓子屋街の一部
狭い路地に沢山の人達があふれ、とても賑やかでした。
比較的大きな通りに3軒ほど、小さい路地を入った所に4〜5軒ほどの駄菓子屋さんが軒を連ねておりました。 (お店の人の話しによると、昔は周辺に100軒くらいの駄菓子屋さんがあったようです。)
きな粉飴や、「よっちゃんいか」と言ったような定番物の他に、 小さい頃に遊んだ記憶のある(人もいる)「お化け煙」(笑)や、ブリキの金魚のおもちゃや、 アイドル(と書かれていた)のカードや(「一体誰?」というのばかりだった(笑) 。ただ自分が世間に疎いだけなのだろうか・・。^^;;)、バッチといった物など、 とにかく色んな物が、ごちゃごちゃと狭い店内に、文字どおり所狭しと並べられておりました。
おばけカードけむり おばけカードけむり
ここで買った「おばけカードけむり」。
50袋入り380円でした。
日曜日だからなのか、人も沢山折り、家族連れの他にも、子供たちだけで来ている集団も見かけました。

皆基本的には、ばら売りはせず、箱単位で売られているので、小銭でイロンなものを買うといった事は出来ません。(^ ^;;
僕は、串に刺してあるスルメイカ1ケース(笑)と、きな粉にまぶしたあんこ玉と、お化け煙(50個入り!^^;)を買いました。
た金貨チョコレートを買おうかどうか迷ったのですが・・・。 その後にも、色々歩きまわる事を考え、荷物を増やしたくないので、あえなく断念(笑)。 日暮里駅から目と花の先にあり、気が向いた時にいつでも来れる。と自分を納得させ、 記念に一枚写真を撮り、その場を後にしました。


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◆愛玉子(オーギョーチー)
愛玉子
日暮里駅東口から紅葉坂を徳川慶喜の墓方面へ受かって歩いて行き、言問通りの交差点手前に、 その店はあります。
雑誌MOEで紹介されたので、知ってる人も多いはず。 長野先生オススメのお店です。 お店の名前にもなっている「愛玉子」とは、台湾のデザートで、愛玉子という名前の果物の種から取った絞った汁を寒天のように固らせた物だそうです。

扉が閉まったお店の様子は、ちょっと入りがたい雰囲気がありあますが(^ ^;;、 店主さん(?)が笑顔で迎えてくれます。

注文すると、器に檸檬シロップが掛けられた「愛玉子」が出されました。
感触は、こんにゃくゼリー・・・とまでは行かないですが、寒天のもう少しシブトイ奴(笑)みたいな感じ。
僕がいった時は僕以外に誰もお客はいなかったのですが、 出た後にお店の写真とっていたら、入れ替わり立ち代わりお客さんが出入りしていました。
どうやら、この「愛玉子」が食べられるのは、日本ではここだけらしく、結構有名にな所なようです。

外見は、周りにある建物とは違い、時代を感じさせます。(創業は大正6年だそうです。) とてもレトロな雰囲気がいい感じです!


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◆弥生美術館・竹下夢二美術館

弥生美術館
弥生美術館の外観。
森の中に静かにたたずむ小さな美術館。といった感じ(笑)
女性画で有名な、竹下夢二と、大正の頃の、小説や少女少年雑誌の挿画家、高畠華宵("たかばたけかしょう"・・・いつ聞いてもすごい名前です。笑) の作品を主に展示されている美術館。

根津駅方面から弥生坂を上り2つ目の信号を左へ曲がり、東京大学の敷地にうっそうと茂った緑に沿って暫らく歩いていると、 ひっそりとその美術館が佇んでいます。
(まだかな?まだかな?・・と思っていると、急に左手にあったりして・・。でも気付かずに通り過ぎてしまいそうになったのは、僕だけだと思いますが・。^^;;)
緑の合間に覗けるレンガ風の建物に玄関前の石像と、木に毛筆体で美術館の名前が書かれた妙に和風な看板との、 マッチングが、何故か奇妙な感じでとても気に入りました。(笑)
入る前から、不思議な期待感を感じさせます。(笑)

弥生美術館と竹下夢二美術館は、渡り廊下を挟んだすぐとなりにあり、入口も入場料も共通になっています。
入り口で、靴を脱ぎスリッパに履き替え、中へ。
中はどこか一昔前の公民館のような感じ。(笑)
展示室は弥生美術館は1階から3階までとなっており、2階にある渡り廊下から竹下夢二美術館の方へ行ける構造になっているようです。
この日は、両館とも「竹下夢二と高畠華宵 抒情画の世界」というテーマで作品展示されており、 展示内容は、竹下夢二や高畠華宵等の作家によるの少女画、や昔の古い絵本や雑誌などの挿画等が展示されていました。
高畠華宵は、少女画の他にも、少年画も書いており 高畠華宵の少年画が展示されている部屋の説明がきには、 「少年は少女であったかのように、少女は少年が扮しているかのよう」な 中正制なえロティシズムを感じさせ、華宵の描くそんな美少年、美少女画がいっせいを風靡した。」(うる覚え!^^;) といったような事が書かれてあり、何故か一人で感心してしまいました。(笑)

とはいっても、展示されている少年画は長野少年的なものではなく、純和物な少年達 (長野少年のような、硬質の肌に細い身体・・というのではなく、もっとガチンコな子供といった感じ。笑) の絵ですので、長野チックな世界を期待して、この美術館へ足を運ぶ事は考えない方がいいでしょう。(笑)

色々あったのですが、その中の「男だ我慢しろ」という2題名の1人の少年が、ぐっとこぶしを握り締め、 もう一人の少年が、その少年の肩をぎゅっとつかんでいる絵があったのですが、 なんだか、やけに動画的(?)でドラマチックなそんな絵が、個人的にとても気に入りました。

この美術館を入った直後までは、高畠華宵はあまり好きではなく、竹下夢二の淡い色使いと柔らかい線の絵の方が好きだったのですが(^ ^;;、 展示画をすべてみ終わる頃には、高畠華宵の絵ばかりが印象に残ってしまい・・。 高畠華宵の劇画チックな絵の方が、案外好きかも・・・と思うようになっていました。(笑)

また、自分の中で新たな世界が広がったような気がします。


<弥生美術館・竹下夢二美術館>
・開館時間 午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
・一般700円、大・高生600円、中・小生400円。(学生証必要)
・休館日 月曜日


(竹下夢二の絵を沢山見て、思ったのですが・・・。現在活躍している、漫画家やイラストレーターも、 夢二の女性画の影響を、少なからず受けているように思えます。
実はこの文章を書いている今日も、池袋でやっている天野吉孝氏の作品展示販売会に行ったのですが、 夢二の絵を連想させるような作品も数点見かけました。
僕は、特に美術史というか、そういった事はまったく分からないのですが・。 このように思っているのは、僕だけでしょうか?
どなたか詳しい方おりましたら、教えて下さると嬉しいです!^^;)


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◆芋甚(尾張屋)

弥生坂を根津駅方面へ逆戻りし、不忍通りを千駄木駅方面へまっすぐ歩き、 根津神社入り口方面の十字路を、根津神社とは逆方向の右へ曲がり、 住宅街の中をちょっと歩いた所に「芋甚(いもじん)」というお店があります。
(本当のお見せの名前は「尾張屋」というらしいのですが、 昔は芋屋だったため芋甚と呼ばれており、正式名称よりもこっちの方が有名になっているようです。)
数年前までは古い情緒を残した建物だったらしいのですが、今では近代的で立派なコンクリート作りのビルが立っています。
どうやら、かなり古くからあるお店のようです。

僕が訪れた時は、既に外に面したカウンターに順番待ちの人だかりが出来ており、早速列に並びました。

主人の娘さん(?)らしき女の子がカウンターで注文を取っていたのですが、 中途半端な不慣れな手つきがなんとなく健気。(笑)
昭和焼き(今川焼きのような食べ物)を焼いているご主人も、前の人のお釣を間違えたりと・・。 そんな、客に媚びてないような人柄と雰囲気が妙に好感を持てました。

順番待ちの人数も徐々に減り、ついに僕の番へ! 目当てはもちろん!!噂のアイスモナカと小倉アイスモナカ!! これを食べるためにここまで探してやってきたのです・・。(笑) その場で食べるつもりだったので、袋には入れずにそのまま受け取り、とりあえず一口。

味の方は・・・予想以上の美味しさでした!!!!
正直言いますと、「いくら噂に名高いお店だからといって、ちょっと美味しい程度のものかな?」なんて思ってたのですが・・・。
そんな考えは、最初の一口目で遥か次元の狭間へと消え去ってしまいました!!!!(笑)

バニラアイスの方は、「さっぱりとして、かつ濃厚で懐かしい味のアイスミルク」と例えるのがピッタリくるでしょうか。(笑)
とにかく甘いんです。とても濃厚で口の中から喉までその甘さが続いて・・。 (コンデンスミルクっぽい感じ?だけどもっとサッパリとしているんです。)
でも、全然後味はさっぱりとしているんです!!
後味もすっきりしていて・・・。だけど、喉の奥までに染み渡った、美味しさの余韻がいつまでも残っていて・・・。
いや〜〜。幸せです!!!!!(*^ ^*)

小倉アイスの方も、これまた美味!!!
バニラアイスのようなさっぱりした甘さとは違い、小豆の風味がたっぷりです!! 小豆の中にアイスが入っているかの如く、とにかく小豆が沢山使われており・・・。
まさに小倉アイス! 甘さの方も抑えてあり、小豆の香りと味をたっぷりと堪能できます。 こちらもかなり美味しいです!!!!

モナカの皮もパリパリッとしていて、かんだ時の感触もとても心地よく、 この2つのアイスは、病み付きになりそうです!!!!!!

この味を皆さんに上手く伝えられないのが残念でなりません。
本当に、冗談抜きで美味しいんです!!
少なくとも僕はこんなに美味しいアイスを、食べた事は生まれた初めてです!!!!

とにかく美味しい!!!!!!!
これは是非是非是非是非!オススメです!!!!
しかも、値段も1つ100円とお手頃!!!

近くに来た時は是非寄ってみては・・・??なんて事は言いません。
このアイスを食べるために、行きましょう!!!(笑)

・・・つい興奮気味になってしまいました・・。(^ ^;;
でも、本当に美味しいんですよ。あのアイス・・・(ってシツコイ!?^^;)


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◆根津神社

アイスモナカを食べながら、根津神社へ向かって歩きます。
鳥居群
お稲荷さんへ向かう参道の鳥居群
途中の住宅街も、古い情緒溢れる感じでなかなかです。
根津神社の鳥居をくぐると、中には神社にはお約束(?)の鳩の群れがお出迎え。(笑)
その鳩たちと戯れていた小学生低学年くらいの男の子が、僕の食べているアイスモナカを見るなり、 とても欲しそうな目でじっと見つめてきたので、
「いいなぁ。おいしそうだなぁ。」「いいだろう?欲しい?でもあげないよ。へへ。」
というやり取りを、目で交わし、ちょっと優越感。(笑)(←僕の精神年齢は小学生並み。^^;;)

仲の門らしき扉の虜脇には、普通のお寺等でよく見掛けるような金剛像は無く、 ひな人形のような感じの造りで、座っているお公家さん風の男性像が、門の両脇を構えてありました。
本堂でお参りをした後、境内を一回り。
脇の方にお稲荷さんを祭ってある壇があり、そこへ通づる参道には、赤い鳥居がズラズラズラッと並んでおり・・。 そこを潜っていくのが、何故か妙に楽しい。(笑)

祭壇を正面から見た所にある、駒狐(お稲荷さんなので駒犬ではない。)がちょっと変わって面白いのです。
普通は、石柱の上に狐が一匹づつ、虜脇にいるものですが、 ここには、狐が親子で戯れていたりと、とても珍しい作りをしています。
(上手く写真に取れなかったのが残念・・・)

神社の境内には、ツツジが沢山植えられており、花の咲く頃はきっと見事な様でしょう・・・。


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◆最後に

千駄木駅近くの骨董屋さんを何気なく見ていたら、 お店のおばさんが、周辺の地図を見ながら周辺の案内をしてくれました。
とても話し好きの人で・・・その場で足止めを十数分。(笑)
団子坂を歩いていくと、観音様が見えるとか。。朝倉彫塑館はいいよ。 とか、谷中小学校は、お寺に立てられた学校で、とても面白いよ。とか。 団子坂には骨董屋さんが3軒ほどあるから、見ていくといいよ。とか・・・。 色々なお話をしてくれました。

近くには、「朝倉彫塑館」や、MOEにも紹介されていた「大名時計博物館」や団子坂から汐見小学校への道など、 他にももっと見たい所が沢山あったのですが、さすがに一日中休み無しに歩きまわったおかげで、 他へ行く気力は残されていませんでした。(^ ^;;

またいつか、この街をのんびりと歩きに行きたいと思います。
その時は、もちろん芋甚のアイスモナカを片手に・・。(笑)

皆さんも、何処かで美味しいお店、面白い旅などに巡り合えた機会がありましたら、 是非、こぜに丸にお話を聞かせて下さい!!
自分だけの心に仕舞っておくのも、素敵ですが、誰かとそわかち合うのもまた素敵ですよね!(笑)


根津・千駄木周辺マップ
根津・千駄木周辺マップ
緑色の星()が、今回紹介したところです。
駄菓子屋街の場所は、詳しくは秘密です。(笑)
街を散策しながら、ぶらぶらと探してみてください。
日暮里駅からすぐなので、きっと簡単に見つかると思います。






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