米菜クラブ平成21年1月ムツキの授業より【抜粋】

【献立】


(1)たら白菜蒸はくさいむ細雪餡ささめゆきあん(ちょっと高級な冬のあったか料理)

  
ちょっと高級な冬のあったか料理
材料 生鱈(又は助宗鱈)、白子、鞘隠元、出汁昆布、長葱、白菜、豆腐、葛粉、生姜、人参、柚皮、鰹節、サラダ油(又は練白胡麻)
調味 薄口醤油又は白醤油、塩、酒
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質問何でもどうぞ!
要点
①白菜と人参を塩少々の湯で下茹でする。
②長葱は水洗いして塩をふり直火で焼く。
③鞘隠元は適宜に切り揃え下茹でする。
④軽く塩した鱈の切り身に葛粉を塗して白菜で包み出汁昆布を敷いて2と共に20~30分位白菜が柔らかくなる位器で蒸す。
要点 ⑤豆腐は裏ごしにかけ、白子と2:3位に合わせて出汁昆布と削り鰹節でとった出汁を合わせ葛粉を解いて火にかけ、酒、塩、薄口醤油、サラダ油で調味し 細雪餡を作る。
⑥蒸しあがった5に4をかけ、生姜汁を加えて刻み柚皮をのせる。

参考 一般に生の真鱈は切り身としては市場に出回ることは少ないですが、 魚がよく売れるお店では自店で姿のまま購入して生で提供してる場合もあります。
食料品店などでは助宗の姿売りですが、真鱈では塩鱈として出回っているようです。
塩鱈を利用するときの注意は、切り身によって塩味が疎らなので味が予定通りにできないということです。 この場合は、一度薄塩水に浸け良く塩抜きしてから使うといいかもしれません。また西南地域では干鱈が 出回っていますが、今回の献立には向きませんので利用しても美味しくは仕上がりません。



   
覚え書き
&
料理メモ
     


(2)かに牡蠣かき釜飯かまめし (蟹と牡蠣を使って土釜で炊き込みご飯)

  
蟹と牡蠣を使って土釜で炊き込みご飯
材料 米、蟹(缶詰、塩茹で等)、牡蠣、青味(鞘隠元、鞘豌豆等)、筍、干し椎茸、柚皮、出汁昆布、サラダ油
調味 割り下5人前(又は釜5個分)
(味醂60cc・薄口醤油60cc・酒30cc・塩5cc・昆布出汁700cc)
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要点
①出汁昆布を5x7cm角に切り出汁をとる。
②土釜に昆布を敷き米(160cc)を水で洗い水切りをしてから  土釜に入れ、上記の割り下1人前(170cc)を入れる。
③汁に浸している間に蟹、野菜類などの具を入れて30分以上寝かせて置く。
要点 ④保湿の為釜上部をホイルで包み土釜の蓋をして強火で点火する。
⑤概ね4分後吹き零れない内に火加減を弱火にする。
⑥火を弱めてから15分後に火から下ろし、10~20分位蒸らす。木の芽や柚皮など季節の香りを散らす。

参考 蟹の種類は問いませんが、缶詰等を利用する場合はその汁も計算に入れたいですね。
また、少しでも殻などが入ると風味がいいので、缶詰を利用した場合でも少し殻のついた部分を入れるといいでしょう。
具としてはワカメや干し椎茸や、筍、小魚、鶏肉等々色々楽しめて好みを合わせることができます。
コツとして最も重要な事は、お釜を傾けたり、斑のある火加減だったり、良く蒸らさない事は避けたいものです。


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