2021/6/29 22:30 4759FM音源ボード(2151+2608)基板頒布Project2
4759ファームウェア等、従来基板の解説資料へ

更新履歴
・21/6/29 r14c基板の部品配置が14aと違っていた為、部品配置図を更新


■はじめに

このドキュメントは4759FM音源ボードのv1.4以降の基板を製作する為に必要な情報を記述したものです。
製作に当たってはこのドキュメントをよく読み、用法用量を守って正しくお使いください。

長くなってきたので、2020年版基板の説明(v1.4以降基板や旧基板用の拡張ボード)の説明を分離しました。

全体の製作説明やファームウェアのダウンロードは、今までのページを、必ず参照してください。

■内容物

・4759FM音源プレイヤー ルーズキット

・基板r1.4a


・基板r1.4a2

(回路は自体は1.4aと同じです。PLLのクリスタルの配置にシルク印刷ガイドが追加、C50の位置が右から左に移動しています)

・基板r1.4c


※基板のみです。部品は付属していません。
 1.4aは、PLLを自分で貼り付ける版。
 1.4cは秋月のPLL基板を利用するバージョンです。

・4759r1.2用拡張基板

1.2基板の2608音源部分をr1.4相当に拡張するキットです。
白と黒基板がありますが、部品配置(C8のみ)がちょっとだけ違っており、基板サイズが異なります。

■参考用 2020年版4759FM音源プレイヤーのぶろぐ記事

・【基板作成編】帰ってきたFM音源(OPNA/OPM)ボード(4759ボード)
https://asmpwx.at.webry.info/202003/article_1.html

1.4基板の記事です


・【基板作成編】FM音源OPNAMボード(YM2151/YM2608複合ボード)の逆襲
https://asmpwx.at.webry.info/202005/article_3.html

PLL版の記事です


・復活のOPNAM(4759)ボード
https://asmpwx.at.webry.info/202007/article_1.html

旧基板用の改善ボードの記事です


■部品リスト共通のお約束について

部品リストには、部品とコメント、調達用のリンクが記載されています。
リンクは一例であり、必ずしもリンク先で購入しなければならないわけではありません。
ひょっとしたらリンクが間違っているかもしれません。必ず回路図などでも確認するようにしてください。
部品にはまれに数量が大量のものがあり、そのリンクの場合もあります。数も確認するようにしてください。
#単品ではなく数個入っている部品もありますので、余った部品は何かに活用してください。

部品の足のピッチが2.54mmの場合と5mmの場合の2種類あります。
基板は部品ピッチを2.54mmで設計しているので、購入した部品が5mm品であった場合は、足の幅を狭めてから実装してください。
#2.54mmが売っていないので仕方ありません…

■4759FM音源プレイヤー部品リスト

4759FM音源プレイヤーの部品リストなどの情報です。

回路図

部品配置

全体


主要部品を抽出

抵抗を抽出

コンデンサのみ抽出

r1.4a2の変更点


※2151直下のPLL部分、C50配置の配置が右から左に  PLL用のクリスタルを取り付けやすいようにシルク印刷のガイドが追加されています

r1.4cの全体


※2151直下のPLL部分以外は1.4aと共通ですので、1.4aを参考にしてください。
21/6/29追記 配置図の下の方にある2151の部品番号をよく見るとv14aとは配置が違いました。配線が気に入らなくて変えていたようです。
すみませんが部品をv14aと同じ配置にしていた場合は修正してください。シルク印刷の部品番号は正しいので回路図と合わせて配置していた場合は問題ありません

拡張基板(白・黒)


※色だけでなく、コンデンサの位置が違います。白はちょっと飛び出しが抑えられています
 拡張基板を取り付けするには、本体側の改造が必要です
 復活のOPNAM(4759)ボードを参照してください

物理配置図



部品表

スペースの都合により、いくつかの部品が重なっています。
また表と裏面の両方に部品を実装する必要があります。
裏面はマイクロSDカードスロットのみ配置されます。
マイコンの上に液晶ユニットが配置されます。マイコン端子の半田付け不具合に注意してください。
入手場所は一例であり参考情報です

名称PIC32MX270F256D
入手場所RS Online
https://jp.rs-online.com/web/p/microcontrollers/8417576/
使用箇所Q2(PIC32MX270F256D)
解説 端子の多いD型番は残念ながら秋月では取り扱っていません。
秋月で取り扱っているB型番は皆大好きDIP品なので違います。
マイコンは1番ピンの方向に丸のぽっちが点いています。基板のシルク印刷でもマークがついていますので、位置と方向を合わせて実装してください。

名称YM2608B,YM2151,YM3016D,YM3012
入手場所家電のケンチャン、海外通販、オークション等
使用箇所FM1(YM2608),Y1(YM2151),DAC1(YM3016),Y2(YM3012)
解説 主役であるYAMAHA製FM音源チップと専用DACです。
何とか手に入れてください。
YM2608Bでなく、YM2608の場合は、設定メニューでウェイト値をHeavyにしてください。

※YM3016Dは、V1.2系の基板と比べて方向が反対になっています。
 差す向きを間違えないようにしてください。

名称DRAM M11B416256A-35J
容量4Mbit
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01451/
使用箇所UM1(DRAM)
解説 4MBit(512KB)のDRAMです。
YM2608のADPCM用です。256KBでよいので実際には半分しか使っていません。
なのでYM2608にDRAMに書き込みをさせつつ、マイコンで余っている1ビットを制御してやれば、実は2バンク使えるのではないかとも思いましたが、やってないところを見ると、このメモリアドレス線は256KB分しかなく、16ビット接続で512KBだった気がします。つまり面倒になってやめました。

名称OPAMP TLC2274又はNJM7044D
入手場所 RS Online
https://jp.rs-online.com/web/p/op-amps/3312182/
秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02371/
使用箇所U1(TLC2274),U2(TLC2274)
解説 OPAMPです。TLC2274は秋月では取り扱いがありません。
4回路入力なRailtoRailであれば、他のOPAMPでも大丈夫のようです。
秋月電子ではNUJ7044Dとか。
#ピンアサインが同一であるか確認してください

名称OPAMP NJM4560L
入手場所 秋月電子
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11197/
使用箇所NJM4560L
解説 OPAMPです。2回路入り縦配置の部品です。
ユニバーサル丸ピンICソケットを使用すると、やや高さがあるのですが、
周囲の電解コンデンサとほぼ高さは一緒なので大丈夫でしょう。

名称74HC04
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-14058/
使用箇所U4(74HC04)
解説 インバータです。YM2608のメモリアクセスは正論理なのです。なぜか。
一般的なチップのCEは負論理なので、反転が必要なのです。

名称NJM2845DL1-33
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11299/
使用箇所U3(NJM2845)
解説 3.3Vのレギュレータを使っています。
ただし、この部品は前半が同じ型番で、後半の33の部分だけが異なる部品があります。
05の5V版と18の1.8V版(秋月では廃盤のようなので出てきません)と間違えないでください。
#たまに間違える人がいるのですが、その原因がわかりました。
該当の品は1個単位でしか売っていませんが、なぜか下に4個セットがお勧め表示されています。騙されてはいけません。その4個セットは5V品です。
1個だけだと不安だし、複数個欲しいからとセット品を買うと間違えます。
前は3.3Vの4個セットも売っていたのですが、セット売りは廃盤になりました。

名称Q3(BS170)
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09724/
使用箇所Q3(シルク印刷は角を落とした丸印のみ)
解説 液晶のバックライト制御用のFETです。

名称水晶発振子
周波数8MHz
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08667/
使用箇所Q1
解説 以前は10個単位での販売だったのですが、最近は1個から買える様になりました。
小さい割には地味に高い部品でもあります。
ちなみにこれは水晶発振子なので、発振の為には別に回路が必要になりますが、そのための回路はマイコン内部に入っています。

名称Si5351A
入手場所秋月電子
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10141/
使用箇所PLL1 (※1.4a基板のみ。YM2151直下)
解説 PLL-ICです。通常はマイコンなどの内部に入っている回路を個別に切り出して使えるようにしたものらしいです。
内部には2系統の発信器と3つの分周器が内蔵されているので、3Ch分出力できるとは言っても、自由にとまではいきません。
かなり小さいです。ピン間が0.5oですが、ピン自体の厚みが0.3mmあるので、実質隙間は0.2oです。
はんだ付けに自信があっても、デジタルマイクロスコープや顕微鏡などで確認した方がよいです。
なお、PLL-ICの設定にはある程度の時間がかかる為、高速立ち上がりが必要だったり、一瞬でも途切れることが許されないデバイスには向きません。

名称水晶発振器
周波数25MHz
入手場所秋月電子
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-13940/
使用箇所Q5(※1.4a基板のみ。YM2151直下)
解説 表面実装型水晶発振子です。2個入り。負荷容量8pF品を選択しています。
秋月電子には同じ25MHzで4つ入りの品も売っていますが、こちらは負荷容量が10pFなので使えません。
ファームウェアで、負荷容量を8pFに選択しているからです。
※ちなみにQ5はシルク印刷がつぶれていてほとんど点しか見えませんが、部品の位置はPLL-ICの下にあるパッド部分です。

名称3ch出力プログラマブル周波数ジェネレーターモジュール
入手場所秋月電子
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-10679/
使用箇所AE-SI5351A(※1.4c基板のみ。YM2151直下)
解説 はんだ付けが困難なPLL-ICと水晶発振子をモジュール化した便利な一品です。
ICソケットを使って実装したくなりますが、高さがあるとYM2151にぶつかります。
ロープロファイルなICソケットを使っても、ピンをカットする必要がありますので、その場合はあきらめてはんだ付けしてください。

名称3.5mmステレオミニジャック 基板取付用 MJ-8435
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-09060/
使用箇所2151OUT,2608OUT
解説 ステレオミニジャックです。
ミキシング運用前提なら1つだけでも大丈夫です。

名称マイクロSDカードスロット
型番DM3AT-SF-PEJM5
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-02395/
使用箇所基板背面 シルク印刷は形状のみ
解説 ヒロセのマイクロSDカードスロットです。
表面実装な上にピッチが狭く、樹脂部分も多いため、半田付け時の熱にも注意が必要です。
カード挿入検出スイッチは側面にあります。割と金属板がむき出しなので、半田付け作業時ここにフラックスなどがかからないようにしてください。
SDカードの挿入検知ができなくなる場合があります。
カードを挿入しても反応せず、この部分を爪で押さえたりすると検知する場合、ここが接触不良です。

名称キャラクタLCD
型番AQM0802A-FLW-GBW
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-09422/
使用箇所U$3(AQM0802A-FLW-GBW) ※シルク印刷はとぎれとぎれです
解説 非常に高価で脆いバックライト付きI2C接続キャラクタ液晶です。
液晶本体は非常にデリケートです。液晶の端子に少しでも負荷をかけると直ぐ壊れます。
ぱきっとか音が鳴ったらもう壊れています。
この液晶はマイコンの上にかぶせる形で配置されます。この液晶をつけてからマイコンの接触不良が判明した場合、修正の為には液晶の取り外しが必要になります。
液晶は必ず最後に取り付けるようにしてください。
PCに接続して、COMデバイスが認識されるか動作を確認するなど、マイコンが完全に動作することを確認してから取り付けるようにしてください。

なお、この液晶にフラッシュ撮影等の強い光を当てると、ガラス側から制御回路側に強い光が回り込んで誤動作する場合があります。
この状態になったら直ちに基板の電源を落としてください。
液晶はAC駆動することが前提のデバイスなので、制御回路がおかしい状態だとDC駆動してしまう事があり、液晶に回復不可能なダメージが残る可能性があります。

名称DCジャック
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-01604
使用箇所DCJACK
解説 シンガトロン社製のジャックです。
マル信のでもかまいません。(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00077/)
が、ACアダプタを使わずUSB接続だけで電力供給するならば要りません。
あ、接続するACアダプタの電圧は5Vで、センタープラスになります。今時のACアダプタ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01801/)ならOKです。

名称ポリスイッチ
容量500mA
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01355/
使用箇所PF1
解説 500mA品です。

名称USB MiniB
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-02235/
使用箇所CN1(USB MiniB) シルク印刷は外形のみ
解説 安心のスルーホール実装(基板貫通)です。
基板に実装するときには、ぴったりと位置を合わせてちょっと斜めに押し込むような感じで入れる必要があります。
信号端子が、きちんと穴に入っていないと、押し込んだ時に非常に曲がりやすいです。
外装のGND端子だけでなく、5本の端子がきちんとスルーホールに入っているか見ながらゆっくり挿入してください。

名称青LED
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02754/
使用箇所LED
解説 安い青LEDです。20本入り。
ひょっとして不良が多い?

名称丸ピンICソケット シュリンク64ピン
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04602/
使用箇所FM1(YM2608)
解説 64ピンはピン間1.778mmのシュリンク品です。1つ200円もする高価な部品です。
板バネ式は50円と脅威の価格差です。

名称丸ピンICソケット 24ピン
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00032/
使用箇所U1(YM2151)
解説 幅600mil品です。

名称丸ピンICソケット 14ピン
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00028/
使用箇所U4(74HC04),U1(TLC2274),U2(TLC2274)
解説 丸ピンICソケットを利用してください。
安い板バネ式もありますが、正直直ぐ壊れます。ちょっとでも力をかけようものならすぽっと抜けていくのです。
なお、物によっては幅が600milと300milがある場合があるので、注意してください。

名称丸ピンICソケット 16ピン
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00029/
使用箇所Y2(YM3012),DAC1(YM3016)
解説 DAC用のICソケットです。

名称丸ピンIC用ソケット シングル8P
入手場所秋月電子
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01015/
使用箇所NJM4560L
解説 縦配置OPAMPのICソケットです。
8Pで30円なので地味に高いです。40ピンをカットして使うのもありです。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01591/

名称ピンヘッダ
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00167/
または
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00082/
使用箇所USB PWR,PICKIT,MIX
解説 USB側の電源のみでACアダプタを使わない場合は、省略し、ジャンパ線でショートさせてかまいません。
PICKIT3接続用のピンヘッダも用意した方が便利ではあります。
2151と2608の出力をミキシングする場所にも利用します。

名称ジャンパーピン
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-03689/
使用箇所USBPWR,MIX
解説 ACアダプタを使わず、USBから供給する場合はピンヘッダにジャンパピンをセットし、電源を供給してください。
ジャンパが不要な場合は、直接ブリッジしてもかまいません。
2151と2608の出力をミキシングする場合にも利用できます。

名称積層セラミックコンデンサ(MLCC)
容量0.1uF
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00090/
使用箇所C1,C4,C6,C20,C23,C26,C27,C30,C41,C42,C43,C44,C45,C47,C48,C50
※C50はv1.4a基板のみ
解説 どこのご家庭にも常備されている村田のラジアルリード型積層セラミックコンデンサ(MLCC)です。
海外メーカー品と比べて、大きさがかなり均一に作られています。
#データシートにはサイズの範囲が書かれているくらい誤差があるのですが、村田製はほぼ均一サイズです。
Dマークがついてディスコンになったのが非常に悲しいです…
世界的に積層セラミックコンデンサが不足しており、製造能力がすべてチップタイプに振り分けられている為でしょうか。
ちなみにラジアルリード型は片側のみ端子が出ているタイプです。両側から出ているのはアキシャルリード型です。(主に抵抗がアキシャルリードタイプです)

名称積層セラミックコンデンサ(MLCC)
容量10uF
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05103/
使用箇所C19
解説 10uFと大容量なのに積層セラミック。値段も0.1uFの3倍です。30円ですけど。
マイコン内蔵レギュレータ用のコンデンサです。このマイコンはI/Oが3.3Vで、コアは1Vちょいで動作しているようです。

名称オーディオ用無極性電解コンデンサー
容量10uF
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04638/
使用箇所C3,C7,C8,C29,C31,C32
解説 音響用のMUSEコンデンサです。
50V品を使っています。大きいのですが、安定感があります。
無極性の為、どちら向きに取り付けても問題ありません。
YM3012とYM3016の間はかなりスペースが苦しいので、ここだけ25V品(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04624/)を利用したほうがいいかもしれません。

名称オーディオ用無極性電解コンデンサー
容量4.7uF
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04637/
使用箇所C2,C15,C16,C21,C22,C39,C40
解説 音響用の4.7uFです。こちらも50V品を使っています。
25V品は細くて。

名称積層セラミックコンデンサ(MLCC)
容量1.0uF
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04066/
使用箇所C24,C25,C46
解説 液晶内蔵のレギュレータ用のコンデンサです。
0.1uFでもいけそうなんですが、液晶の説明書には1uFと書いてあるのでそのままです。
また、電源のノイズ吸収用にも1つ実装しています。

名称積層セラミックコンデンサ(MLCC)
容量22pF
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04060/
使用箇所C17,C18
解説 マイコン用水晶の発振用コンデンサです。
水晶発振子なので、発振の為の部品です。

名称導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー(OSコン)
容量220uF
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08291/
使用箇所C28
解説 OSコンの220uFバージョンです。別に100uFでも大丈夫だと思いますが、220uFがちょうどいいサイズにしてます。極性があります。

名称積層セラミックコンデンサ(MLCC)
容量68pF
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06878/
使用箇所C49
解説 YM3016Dのリファレンス回路に合ったコンデンサです。どうやらノイズ対策用部品の模様です。

名称積層セラミックコンデンサ(MLCC)/フィルムコンデンサー
容量2700pF
入手場所秋月電子(MLCC)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08119/
RS-Online(フィルムコンデンサー)
https://jp.rs-online.com/web/p/polyester-film-capacitors/6644224/
使用箇所C9,C11,C12,C14
解説 2700pFのコンデンサです。秋月電子ではこの要領のフィルムコンデンサがなく、積層セラミックコンデンサしか選択肢がありません。
積層セラミックコンデンサの場合は5mmピッチなので、足を補正して2.5mmに直してください。
RS-Onlineではフィルムコンデンサ(F2Dシリーズ)も取り扱っています。
写真がちょっと違うのですけれども、データシートに行けばいつものF2Dシリーズです。

名称フィルムコンデンサー
容量2200pF
入手場所秋月電子
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-07686/
使用箇所C10,C13
解説 2200pFのコンデンサです。

名称フィルムコンデンサー
容量1500pF
入手場所秋月電子
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-15044/
使用箇所C33,C36
解説 1500pFのコンデンサです。
ついに秋月で取り扱いが開始されましたので、積層セラミックからフィルムコンデンサに変更しました。

名称フィルムコンデンサー
容量1000pF
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-07673/
使用箇所C34,C35,C37,C38
解説 音響に良いとされているフィルムコンデンサです。
値段も安くて良いのですが、ちょっと高さがあります。

名称炭素皮膜抵抗
抵抗値4.7KΩ
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16472/
使用箇所R1,R11,R12,R13,R14
解説 R1は、DACに使っています。ビット列の選択用のピンです。
10kΩでも問題ないと思いますが、参考にした回路が4.7kΩだったので伝統的にそのまま利用しています。
古いチップなのである程度電流が流れた方がなんだか安心できます。
R11,R12,R13,R14はYM3016のアナログ回路部分に使っています。

名称炭素皮膜抵抗
抵抗値10KΩ
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16103/
使用箇所R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9,R26,R27,R30
解説 マイコン用MCLR用抵抗、I2Cバス用抵抗x2です。
使用している液晶は低消費電力設計なので引き込み可能な電流が極めて小さく、I2Cバスのプルアップ抵抗には10Kが最低でも必要になります。
また、ADPCM用メモリチップのプルダウン用抵抗にも使っています。なくても動く気がしますが、未接続は誤動作の元なので処理しています。

名称金属皮膜抵抗
抵抗値10Ω
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-08515/
使用箇所R20,R31,R32
解説 10Ωですが、金属皮膜の大電流用です。
こちらは5VのUSB電源からDACのアナログ系に流れるところでノイズ低減の為に入れています。
10Ωx1だとなんか電流が不足していた感じだったので、2つにしました。ノイズ低減用なので、気にしなければ別にジャンパでもいいとは思います。
液晶のバックライト制御用FETのゲートへの突入電流制限用にも使っています。マイコン保護用に入れてます。
ここには炭素皮膜品で十分ですが、DACに使っている金属皮膜抵抗の10Ωが流用できますので、すでに持っている場合を除き炭素皮膜を新たに購入する必要はありません。
金属皮膜品 > 炭素皮膜品なので、値段が2倍しますが、金属皮膜を使ってください。

名称金属皮膜抵抗
抵抗値33Ω
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-08517/
使用箇所R10
解説 YM3016D用です。炭素皮膜でいいんですが、1/6Wサイズの大きさで33オームがこれしかなかったので…

名称金属皮膜抵抗
抵抗値47Ω
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-08518/
使用箇所R19
解説 液晶のバックライトLED用の電流制限抵抗です。
1/6Wサイズですが、許容電流が1/4Wな金属皮膜抵抗を利用しています。

名称炭素皮膜抵抗
抵抗値100KΩ
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16104/
使用箇所R24
解説 液晶のバックライト制御用FETのゲート放電用です。

名称炭素皮膜抵抗
抵抗値1KΩ
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16102/
使用箇所R21
解説 SSG音源はある程度電流を流さないと出力が出てきません。
電流を流すための抵抗です。

名称炭素皮膜抵抗
抵抗値680Ω
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16681/
使用箇所R29
解説 LED用の電流制限抵抗です。
まぶしくない明るさにしていますが、明るくしたいならもうちょっと低い抵抗を利用してください。

名称炭素皮膜抵抗
抵抗値8.2KΩ
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16822/
使用箇所R18,R25,R28,R33
解説 OPAMP周りの抵抗群です。LPF等を構成しています。

名称炭素皮膜抵抗
抵抗値3.9KΩ
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16392/
使用箇所R35,R36
解説 YM2151側音源の出力抵抗です。1K〜3.9Kの幅で抵抗値を小さくすることで電流を多くとれます。
3.9Kだとイヤホンによっては音が小さいと感じるかもしれません。ライン出力用がメインです。
音量が小さいと思った場合は、1K程度まで落としたほうがよいでしょう。
USB電源で駆動する場合、3.9kΩから抵抗を小さくするとUSB電源からのノイズに弱くなるようです。

名称炭素皮膜抵抗
抵抗値1K〜2KΩ
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16392/
使用箇所R15,R16,R22,R23
解説 YM2608側音源の出力抵抗です。
YM2151側と比べて音量が小さい為、YM2151側が3.9KΩならば、1K〜2K等で抵抗値を小さくした方がよいです。

名称炭素皮膜抵抗
抵抗値270Ω
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16271/
使用箇所R17
解説 OPAMP周りの抵抗です。

名称半固定抵抗
抵抗値2KΩ
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06061/
使用箇所VR5
解説 SSGのミキシングボリュームに使っています。
これもオリジナル部品を作っていたメーカーがディスコンになったので、セカンドソースメーカーに切り替わっています。
電子ボリュームチップ(2500円)は高いのです。
ちなみに英語名はポテンショメータです。微妙に覚えてない名称で困ります。
旧基板では10kΩ(103)を使っていました。10kΩだと結局ボリュームの小さいほうのみで調整していたので、抵抗値を下げました。

名称タクトスイッチ
入手場所秋月電子
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-03648/
使用箇所RESET,S1,S2,S3
解説 1つ10円(100個詰め合わせだと7円)のタクトスイッチ。
結構耐久性に欠ける気がしてならないのですが、そこまで押さなければたぶん大丈夫。
リセットスイッチは省略してもかまいません。

名称細ピンヘッダ
入手場所秋月電子
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-06631/
使用箇所expantion基板のみ YM3016及びTLC2274直上のピン
解説 丸ピンソケットICに差すための細ピンヘッダです。
4759拡張基板のみで使います。




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