東京六大学野球観戦

種々の理由により新歓合宿を欠席することになり
かねてから見にいこうと思っていた東京六大学野球を
明治神宮球場に見にいった

１回戦は慶大−法大
２回戦は早大−明大

僕の注目は２回戦の早大のピッチャー藤井だ

彼は愛媛の今治西の出身で
伊予の怪腕として甲子園で活躍し
選抜ベスト４までいった投手だ

地区大会４連続完封で甲子園に出場し
奪三振の山を築いていた

これは当時見ていた僕には衝撃的だった

”三振のとれる投手”という点では
僕のなかでは松坂よりもそのイメージが強い

しかし彼は選抜の準々決勝で
それまで５連続奪三振中だった９回に肘を痛めて交代した

その後追いつかれるも延長でチームは勝利
しかし次の準決勝彼は投げれずにチームは負けた

それ以来僕的には彼は行方不明になっていたのだが
今頃になって早大のエースとして活躍していることが判明し
さっそく見にいくことにしたのだった

目的は早大−明大戦だったのだが
行ってみると慶大に有名な選手が地味にたくさんいた

選抜準優勝投手の星稜の山本
夏優勝の智弁和歌山の喜多
選抜ベスト４の岡山城東のキャプテン山上

なかでも山上は２安打と活躍し
同じ岡山出身かつ同学年としてうれしい限りであった

結果は法大２−０慶大

次の試合注目の藤井が先発

３回で５奪三振となかなかのすべり出し
球速は最高１４０キロ前半ながら
キレのある変化球で打者をうちとる

２回表にソロホームランで先制した早大は
一時同点に追いつかれるも
その後３点を追加して明大を突き放した

そして４−１早大リードで迎えた９回裏
雨が降ってきて誰もがはやく終わってくれと思っている中
藤井は見事最後の二人を三振にしとめて試合終了

藤井は完投で今季負けなしの４連勝
早大自身も今季開幕７連勝

翌日の第２戦にも勝利して
開幕８連勝で早大は優勝を決めた

４年ぶりに見た藤井はやはりすごかった

彼自身はコンスタントにベロを出したりして
あまり品のある人物ではないが
そのプレーにはファンを引きつける魅力がある

僕はおそらくプロに行くと思っているのだが
ただ大学に入ってけがが多いらしい
投げたシーズンでは結果を出しているらしいのだが
これがどう判断されるかだ

ぜひプロに行ってもらいたいものだ

東京六大学野球といえば
東大も仲間にいれてもらっているんだな

今度東大を応援しに行こうか

次は立大との今季最終戦
現在最下位同士の５位決定戦だ




もどろうか