フレッシュトーナメント


間違えてフレッシュトーナメントにエントリーした

ペアはゴミリー
試合は月曜日の9時15分ラウンド

2人ともいろいろと授業があるので
前日までデフォるつもりだったのだが
突如出ることに決定した

集合場所は豊洲駅
集合時間は適当

さて適当な時間に着くと10かわかみくんがいる
かれも今日10わとうくんと組んで試合に出るらしい

ちょっと遅れてわとうくん到着
しばらく話をしながらゴミリーを待つ
なぜか10の2人もゴミリーを待つ

わとうくん「3回戦までいってそこで負ける予定なんですよ」
さすが10、やる気がある

しばらく待つがゴミリーはこない

そわそわするわとうくん
「たかむらさんこないですね」

ぼく「先に行きなよ、ぼくらたぶんデフォるから」
そして10の2人は先に行くことになった

わとうくん「デフォっても応援に来てくださいよ」
そう言い残して出発した

もう間に合わないと確信したぼくは宿題をやることにした
地べたに座ってのんびりしていると
ゴミリーがついにやってきた

かれはあわてた顔をしていた
どうしていまさらあわてる必要があるのか

ぼく「もうだめだろ」
ゴミリー「おう」

フレッシュトーナメント1回戦敗退の瞬間だった

わとう・かわかみペアの応援に行くはずもなく
ぼくらは2限があるので
あさごはんを豊洲で食べて学校に行く

途中10やまじゅんと世界のくろさわに会ってしまって
事情を話すはめになった

さて2限も終わり、帰ろうとすると
10たろうがやってきた

「ボリスさんデフォったらしいっすね
わとう・かわかみもデフォったらしいっすよ
3分まにあわなかったらしいっす」

「応援に来てくださいよ」
わとうくんの最後の言葉が思いおこされる

2人して急いでいる姿が思い浮かぶ
よく考えたらわとうくんは東大連盟じゃないか

今回はけっこう悪いことしたね
今度からは無理して待つ必要ないぞ

そしてお詫びのメールを一応送っておいたのだが
許してもらえるのだろうか


10の2人はこれに懲りずにまた試合に出てもらいたい

09の2人はこれに懲りたのでもう試合には出たくない



もどろうか