明大タイドウレン


明大タイドウレンとの試合に出ることになった

初めは全く出る気がなかったのだが
いざ出ることになってみるとやはり全くやる気がない

アッガイとはまのくん(悩み受付中)の要請で
しかたなく出ることにしたというのがほんとのところだ

そもそもこんなマニアックな試合にでることになったのは
プレセレでアッガイと組むことになったからだ

心配症のアッガイが
本番前に一度試合をしておいたほうがいいといって
泣いて頼むので
出ざるを得なくなったのだ

一度やってみたからといって
本番でうまくいくという保証はないのだが
まあそれで気が済むなら安いものだ

ただでさえやる気がないうえに
試合場所はららぽーと

地の果てだ
あんなところに試合をしに行く気が知れない

集合時間は朝8:30
これは遅刻だろうという時間に家をでる

途中で10マネージャーと09はしばさんと遅刻合流
3人で電車に乗り
はまのくんに電話であやまりつつ着くのを待つ

ところがしばらくして同じ車両のドアから
なにやら見たことのあるモビルスーツが突如として現れた

アッガイだ

アッガイは乗った瞬間ドア付近に立ち
おわびの電話をかけている

アッガイが立っているその場所とぼくらのいる場所は
電車のドアとドアくらいの距離感
ちょっと横をむけば気づく距離だ
しかしアッガイはまるで気づかない

嫌な性格の3人はその様子を見て笑っている
そしてしばらく黙って見ていることにした

しばらく見ていたが全く気づく気配がないので
ここで実験をすることにした
(実験26 緊迫状況におけるアッガイの挙動 参照)

ひろせくんが嫌な性格の3人を代表して
アッガイにはやくこいと電話をかける

電話で聞かなくても聞こえる距離だ
しかしアッガイはすぐとなりで電話にペコペコあやまっている

イスはかなり空いているのに
アッガイは座らずにドアの真ん前に立っている
着いたらすぐさま飛び出すフォームだ

しばらくアッガイ観察をしていたが
かわいそうになってひろせくんが3人の存在をばらすと
よっぽど焦っていたのだろう
アッガイの顔は安堵感でいっぱいになった

ここで安心しても遅刻したということにはかわりがないのだが

実験の結果アッガイはとにかく切羽詰まっていて
周りの状況を把握する能力が
一時的に極度に低下していたことがわかった

ひろせくんはこの実験のレポートを年内に提出すること

そしてアッガイに感謝(おわび)の手紙を年内に提出すること


到着してみると実は同じ電車に10人以上遅刻者がいた

多数決で勝った顔をして堂々とみんなで登場
はまのくん(悩み中)も何も言えない

そしてなんとか無事試合が始まった

ぼくらはダブルスナンバー3らしい
試合までかなり時間があるので
アッガイが持ってきたアッガイで試合の応援をする

きみたけ・ひろせペア
エコリー・ジオングペアの試合など
アッガイの影響が目に見えて結果にあらわれた

そしてついにダブルスナンバー3
さんざん待って
やる気のなさがピークに達したときに試合が入った

始まった瞬間4−0ダウンになった
これは6−0で負けるなと思い
どうせ負けるならもっと打っとこうと思い
やけくそでサーブを打ったら4つ入って1ゲームとれた

無駄なわるあがきをした結果6−2で負けた
10分かかんなかったな

試合後再びアッガイで応援

カメイ・マツサヨペア(マニア向け)の勝利に良くも悪くも貢献

しかしシングルのわとおくんの試合はアッガイの到着が遅れ
タイブレークでわとおくんは敗れてしまった

試合前にわとおくんは
アッガイをぜひ持ってきてくれと言っていたのだが
最近物忘れのひどいお兄さんがすっかり忘れていたのだった

まあこんなものに頼っているようではいけないぞ

そして全部の試合が終わり
全体でスポ愛がたしか勝ったような気がするな

きょうの試合は負けてしまったが
アッガイの攻撃力が意外にあって感心したのだ
うまくいけばガンダムとか倒せるかもな

プレセレが楽しみになってきた
アッガイ任せたぞ
まあ気楽にやろうや



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